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電子基準点(94型)
電子基準点(02型)No.99R004

電子基準点(でんしきじゅんてん)とは測量における基準点、観測点の一つである。

国土地理院は精度の高い測量網、地殻変動を監視するシステムとしてGNSS連続観測システム(GEONET:GNSS Earth Observation Network System)を構築した。電子基準点は、その観測点(GNSS連続観測点)である。

「電子基準点データ提供サービス」によって観測データが「基準点成果等閲覧サービス」によって成果値が提供されるなど、国土地理院のサービスによって様々な観測データ・結果を照会できる。

目次

概要編集

  • 2015年現在、日本全国におよそ1,300地点存在する。
  • 高さはおよそ5mの金属製。とくに夏季などは金属標の南を向いた側でのみ僅かながら熱膨張が生じるとされ、それを回避するための覆いを順次整備している。なお金属標が水準点の標石などと比べ高所にあるのはGPS信号の受信を容易にしつつマルチパスの影響を除去すること、および受信機への悪戯の防止のためである。
  • GPS衛星ガリレオGLONASS準天頂衛星システムの各衛星からの電波を受信する。
  • 24時間連続観測を実施し、観測データは離島・高山地域など一部を除いて国土地理院GEONET中央局へリアルタイム送信される[1]
  • 地殻変動による位置変動の解析可能精度は1cm以下[2]
  • 基礎部に測量標(電子基準点付属金属標)が埋設してある。順次この金属標に対し水準測量がかけられ、一部は二等水準点として成果が公表されている。

参考画像編集

脚注編集

  1. ^ 電子基準点リアルタイムデータの利用”. 国土地理院. 2019年3月24日閲覧。
  2. ^ 宮原伐折羅ほか (2009年12月28日). “GPS 連続観測システム(GEONET)の解析戦略(第4版)から見た地殻変動について (PDF)”. 国土地理院時報第118集. 国土地理院. pp. 31-36. 2019年3月24日閲覧。

参考文献編集

  • 『GPSハンドブック』杉本末雄・柴崎亮介 編、朝倉書店(原著2010年9月25日)。ISBN 978-4-254-20137-6

関連項目編集

外部リンク編集