青森市営野球場(あおもりしえいやきゅうじょう)は、青森県青森市の中心市街地から東の合浦公園内にある野球場。愛称 合浦公園スタジアム(がっぽこうえん-)。施設は青森市が所有し、オカモト・角弘・青森放送・東洋建物共同企業体が指定管理者として運営管理を行っている。2020年よりダイシンベースボールスタジアムの命名権を取得。

青森市営野球場
(合浦公園スタジアム)
Gappo Park Baseball Stadium

青森市営野球場

地図
施設データ
所在地 青森県青森市合浦二丁目14-54(合浦公園内)
座標 北緯40度49分42.75秒 東経140度46分39.30秒 / 北緯40.8285417度 東経140.7775833度 / 40.8285417; 140.7775833座標: 北緯40度49分42.75秒 東経140度46分39.30秒 / 北緯40.8285417度 東経140.7775833度 / 40.8285417; 140.7775833
開場 1950年2000年改修)
所有者 青森市
管理・運用者 スポーツネット青森(指定管理者
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 照明塔:6基
使用チーム • 開催試合
全国高等学校野球選手権青森大会
収容人員
10,010人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:13,700.37m2
両翼:98 m
中堅:121 m

歴史 編集

青森市内には1933年、青森市新田(フェリー埠頭付近、当時の資料では沖館となっている)に建てられた青森野球場があった。その地には後に「青森野球場跡の碑」が設置された。戦後、市内合浦にあった旧青森県立青森中学校(現青森県立青森高等学校)が移転したのに伴い、その跡地に市営球場が新設される事となり、1950年に完成した。以後、高校野球などアマチュア野球の公式戦が行われており、プロ野球公式戦も開催されている。

老朽化が進んでいたが2000年に全面改修され、スコアボードが電光化されるなどし、6月16日に供用を再開。同時に一般公募により愛称「合浦公園スタジアム」が付与された。

改修以降は、青森県営野球場に代わって、全国高等学校野球選手権青森大会の開会式・閉会式と準々決勝以降の主要試合が行われるメイン会場となっていた。しかし2017年からの準々決勝以降の試合及び閉会式は、プロ野球1軍戦が開催できるよう改修された弘前市運動公園野球場(はるか夢球場)で行われるようになっている。

事象 編集

関係文献 編集

巨人軍5000勝の記憶読売新聞社ベースボールマガジン社、2007年。ISBN 9784583100296。p.22〜(「石ころがゴロゴロしている」と回想されている。なお、球場名が「青森県営」と表記されているが、青森県営野球場1967年に同市安田で開場したものであるため、誤りである。

施設概要 編集

  • グラウンド面積:13,700.37m2
  • 両翼:98m、中堅:121m
  • 内野:クレー舗装、外野:天然芝
  • 収容人員:10,010人(内野ベンチ席:2,945人、外野芝生席:7,065人)
  • スコアボード:LED式
  • 照明設備:6基(改修時に新設)

プロ野球開催実績 編集

ファーム

交通 編集

  • 青森駅前4番のりばから青森市営バス「東部営業所」行などで「合浦公園前」下車後徒歩約3分
    • 市営バスの他、弘南バスの一部系統も同バス停を経由している。

脚注 編集

  1. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、124頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  2. ^ 甲子園の土でプレーを 青銀野球部がCF”. 陸奥新報社 (2020年6月17日). 2020年6月17日閲覧。
  3. ^ 青森)「甲子園と同じ土でプレー」 CFの目標達成”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2020年7月3日). 2020年7月4日閲覧。
  4. ^ 聖地の黒土使用「青森の甲子園」で夏始まる/青森”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2020年7月19日). 2020年7月14日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集