青部駅

日本の静岡県榛原郡川根本町青部にある大井川鐵道の駅

青部駅(あおべえき)は、静岡県榛原郡川根本町青部にある、大井川鐵道大井川本線である。

青部駅
駅舎と停車中の電車
あおべ
AOBE
駿河徳山 (2.0 km)
(1.1 km) 崎平
地図
所在地 静岡県榛原郡川根本町青部
北緯35度5分22.41秒 東経138度6分55.66秒 / 北緯35.0895583度 東経138.1154611度 / 35.0895583; 138.1154611座標: 北緯35度5分22.41秒 東経138度6分55.66秒 / 北緯35.0895583度 東経138.1154611度 / 35.0895583; 138.1154611
所属事業者 大井川鐵道
所属路線 大井川本線
キロ程 36.1 km(金谷起点)
駅構造 地上駅
ホーム 単式 1面1線
乗車人員
-統計年度-
5人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
11人/日
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月1日
備考 無人駅
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歴史 編集

  • 1931年昭和6年)
    • 4月12日下泉駅から青部(仮)駅までの運輸営業を開始[1]。駿河徳山駅から青部(仮)駅までのキロ程は1.9[1]。「駿河徳山、青部(仮駅)間は当分貨物(貸切扱)運輸営業のみ」とされた[1]
    • 12月1日:青部(仮)駅から千頭駅までの運輸営業を開始[2]。青部駅を設置し、青部(仮)駅を廃止[2]。駿河徳山駅から青部駅までのキロ程は2.0[2]

駅構造 編集

単式1面1線のホームを持つ地上駅無人駅である。木造駅舎を有する。

駅舎からホームへは、崎平駅側の構内踏切を利用する。

利用状況 編集

  • 2007年度の1日平均乗車人員は19人(静岡県統計年鑑による)

駅周辺 編集

  • 青部吊橋 - 2013年から通行止め。青部集落と大井川発電所を結ぶため架橋された。2013年に河川の不法占用にあたるなどとして撤去されることになったが、地元住民の反対により存続が決まった。ただし、老朽化などの問題から通行止めのままとされた[3]
  • 元青部小学校 - 解体済み。廃校後は和光大学などによりセミナーハウスとして利用された。国道362号青部トンネルの建設に伴い解体された。

その他 編集

隣の駅 編集

大井川鐵道
大井川本線(休止)
駿河徳山駅(休止) - 青部駅(休止) - 崎平駅(休止)

脚注 編集

  1. ^ a b c 地方鉄道運輸開始」『官報』第1293号、内閣印刷局、644頁、1931年4月24日https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957761/10 
  2. ^ a b c 地方鉄道運輸開始」『官報』第1484号、内閣印刷局、263–264頁、1931年12月9日https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957952/6 
  3. ^ 大内悟史「(各駅停話)青部駅 渡れなくてもつり橋残す」『朝日新聞 夕刊 東京本社』、2016年3月7日、11面。2022年12月10日閲覧。

関連項目 編集