飯島興業 (バス事業者)

バス事業者
飯島興業バスから転送)

飯島興業株式会社(いいじまこうぎょう)は、埼玉県吉川市に本社を置くバス事業者である。

飯島興業株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
342-0051
埼玉県吉川市大字川野153-1
設立 1970年
業種 陸運業
法人番号 7030001065454 ウィキデータを編集
事業内容 貸切バス事業
特定バス事業他
代表者 代表取締役社長 飯島あき子
外部リンク http://www.iijima-g.co.jp/[リンク切れ]
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概要 編集

  • 本社 : 埼玉県吉川市大字川野

創業から長らく貸切輸送特定輸送専業であったが、近年のバス事業の規制緩和に伴い乗合バス事業にも参入し、一時期吉川市三郷市越谷市などの公共交通空白地帯の交通を担っていた。後に特定バス事業と乗合バス事業はグローバル交通に引き継がれた。

沿革 編集

  • 1970年(昭和45年) - 母体となる株式会社飯島自動車が創業
  • 1974年(昭和49年) - 特定輸送バス会社として飯島興業株式会社が創業
  • 2005年(平成17年)10月 - 特定運輸バスのうち南越谷駅〜流通団地線をグローバル交通へ移管
  • 2009年(平成21年)4月 - 乗合事業をグローバル交通に移管

主な路線 編集

 
飯島興業バスの車両

送迎を目的とした特定バス路線と、コミュニティバスを中心とした乗合バス路線に大別される。

過去のバス路線 編集

一般路線バス

2009年4月をもってグローバル交通に全て移管された。

  • 三郷線[三01]
  • 流通団地循環線
  • 吉川線
  • 小松川循環線
特定運輸バス
JR東日本武蔵野線南越谷駅を起点とし、越谷市流通団地の周辺を循環するルートで運行されていた特定路線で、協同組合越谷卸センターから組合員の通勤バスとして委託されて運行していた。飯島興業では2005年9月まで担当していた。翌10月から2018年3月までグローバル交通が受託運行し、2018年4月からは大和観光自動車が受託運行している。
東武野田線(東武アーバンパークライン)七里駅から埼玉県南卸売団地協同組合へ組合員を輸送する特定路線。
七里駅ののりばは、現在の「七里駅入口」バス停(国際興業バス)とほぼ同じ位置にあった。現在はグローバル交通が引き継いでいる。
1974年の創業から1985年までの間、運行されていた特定路線。現在の新三郷駅の位置にあった旧国鉄の武蔵野操車場へ職員を輸送していた。当時は10台のバスで24時間ピストン輸送を行うというダイヤが組まれていた。
  • 朝日プラザガーデンシティ線
越谷市内のマンションの送迎バス。現在はグローバル交通が引き継いでいる。

外部リンク 編集

(「FUSO」2003年2月号。飯島興業バスが採用しているナマズのキャラクターについても掲載)