鳥取県立布勢総合運動公園陸上競技場
鳥取県立布勢総合運動公園陸上競技場(とっとりけんりつふせそうごううんどうこうえんりくじょうきょうぎじょう)は、鳥取県鳥取市にある陸上競技場兼球技場。1985年に開催された第40回国民体育大会のメインスタジアムとしても使われた他、2004年には陸上の日本選手権、ガイナーレ鳥取の公式戦も開催された(ただしJFL時代。J2昇格以降はJリーグの規格を満たしていないため開催されていない)。
鳥取県立布勢総合運動公園 陸上競技場 ヤマタスポーツパーク陸上競技場 | |
---|---|
入口 全景 | |
施設情報 | |
所在地 |
鳥取県鳥取市布勢146-1 (鳥取県立布勢総合運動公園内) |
位置 | 北緯35度29分59秒 東経134度10分59.8秒 / 北緯35.49972度 東経134.183278度座標: 北緯35度29分59秒 東経134度10分59.8秒 / 北緯35.49972度 東経134.183278度 |
所有者 | 鳥取県 |
運用者 | 鳥取県スポーツ協会 |
旧称 | |
コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場 コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場 (命名権:2008年4月1日 - 2021年3月31日) | |
使用チーム、大会 | |
収容人員 | |
30,000人 |
鳥取市に本社を置くヤマタホールディングス株式会社が布勢総合運動公園の施設命名権(ネーミングライツ)を取得したため、2021年(令和3年)4月1日から愛称がヤマタスポーツパーク陸上競技場となっている。
施設概要
編集- ワールドアスレティックスクラス2公認・日本陸上競技連盟第1種公認 全天候トラック
- トラック400m×9レーン
- 天然芝グラウンド
- 収容人員 メインスタンド:6,750人(座席),芝生スタンド:17,750人 仮設スタンド:5,500人 計:30,000人
- 電光掲示板(右:大型映像装置 左:磁気反転式)
- 補助陸上競技場(400m×10レーン)
開催されている大会
編集布勢スプリント
編集毎年6月には国内の陸上短距離選手を多数迎えて「布勢スプリント兼布勢リレーカーニバル」が開催される。主催者は鳥取陸上競技協会・鳥取県スポーツ協会・日本海テレビジョン放送。日本海テレビでディレード放送されている。
「布勢リレーカーニバル」は小学校、中学校、高等学校、一般の各リレー競技種目からなる大会で、わかとり国体が開催された翌年の1986年から開催。その後、この陸上競技場で開催された日本陸上競技選手権大会(日本選手権)などの大会で日本新記録や大会新記録など数多くの好記録が出されたため、2009年の第24回布勢リレーカーニバルからは国内の陸上短距離選手を迎えてスプリント種目を中心に構成した「スプリント挑戦記録会 in Tottori」も併せて開催されることとなった。2010年の「第25回布勢リレーカーニバル兼2010スプリント挑戦記録会 in Tottori」より「布勢スプリント」の略称も大会ポスターなどで用いられ、2012年からは「布勢スプリント兼布勢リレーカーニバル」という大会名となった。2021年に開催された「布施スプリント」で、山縣亮太が100mの日本記録を更新する9秒95を記録した[1]。
過去開催された大会
編集- 1985年10月20日~10月25日 第40回国民体育大会秋季大会「わかとり国体」
- 2004年6月4日~6日 第88回日本陸上競技選手権大会
- 2007年10月17日~19日 第24回日本ジュニア陸上競技選手権大会
- 2010年8月20日~23日 第37回全日本中学校陸上競技選手権大会
- 2012年8月25日~26日 第47回全国高等専門学校陸上競技選手権大会
- 2024年10月19日 第36回全国健康福祉祭とっとり大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」総合開会式(予定)
脚注
編集- ^ “男子100mで山縣亮太9秒95の日本新記録!!/布勢スプリント”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2021年6月6日). 2021年6月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集先代 鴻池陸上競技場 (奈良市) |
国民体育大会 主競技場 わかとり国体 |
次代 小瀬陸上競技場 (甲府市) |