14丁目/8番街駅

ニューヨーク市地下鉄の駅
14丁目-8番街駅から転送)

14丁目/8番街駅(14ちょうめ/8ばんがいえき、英語: 14th Street/Eighth Avenue)はニューヨーク市地下鉄の複合駅で、IND8番街線BMTカナーシー線が駅舎を共有している。マンハッタン8番街-14丁目交差点付近の地下にあり、以下の運行系統が乗り入れている。

14丁目/8番街駅
14 Street/8 Avenue
ニューヨーク市地下鉄乗換駅
通りに面したエントランス
駅情報
住所 Eighth Avenue & West 14th Street
New York, NY 10011
マンハッタン
地区 ウェスト・ビレッジ英語版チェルシー
座標 北緯40度44分23秒 西経74度00分09秒 / 北緯40.739779度 西経74.002533度 / 40.739779; -74.002533座標: 北緯40度44分23秒 西経74度00分09秒 / 北緯40.739779度 西経74.002533度 / 40.739779; -74.002533
ディビジョン BディビジョンBMT/IND
路線 IND8番街線
BMTカナーシー線
運行系統    A Stops all times (終日)
   C Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   E Stops all times (終日)
   L Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M12, M14A, M14D, M20
構造 地下駅
駅階数 2
その他の情報
開業日 1932年9月10日 (91年前) (1932-09-10)[1]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
利用状況
乗客数 (2014)複合駅全体で14,340,856[2]増加 3.1%
順位 19位(421駅中)
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車

エントランスは8番街と14丁目、15丁目、16丁目の各交差点の角にある[3]。21世紀初めに改修工事が行われ、複合駅全体としてADA対応になった。14丁目側に車椅子対応エントランスがある。

14丁目/8番街駅に展示された芸術作品が2点ある。1点目は1989年に展示されたロス・ルイス(Ross Lewis)作の Parallel Motion で、これは中国書道の運筆でメザニンを歩く人物を描いたものであった。1995年にはメザニンから撤去され、現在はバッテリー・パーク・シティ.にあるパブリック・スクール89のロビーに展示されている。2点目はトム・オッターネス(Tom Otterness)作の Life Underground  で、2001年から展示されている。これは下水道のワニを含む滑稽なブロンズ製の彫像で、駅のあちこちに点在している。

メザニンにはMTA/ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティの訓練施設も設けられている。

駅構造 編集

G 地上階 出入口
B1 上層コンコース 改札、駅員詰所、メトロカード券売機
B2
8番街線ホーム
北行緩行線   深夜帯:207丁目駅行き23丁目駅
  168丁目駅行き(23丁目駅)
  ジャマイカ・センター駅行き(23丁目駅)
島式ホーム、到着番線に対応したドアが開く  
北行急行線   深夜帯以外:207丁目駅行き34丁目-ペン・ステーション駅
南行急行線   深夜帯以外:レファーツ・ブールバード駅ファー・ロッカウェイ駅行き西4丁目-ワシントン・スクエア駅
  夕ラッシュ:ロッカウェイ・パーク駅行き(西4丁目-ワシントン・スクエア駅)
島式ホーム、到着番線に対応したドアが開く  
南行緩行線   深夜帯:ファー・ロッカウェイ駅行き(西4丁目-ワシントン・スクエア駅)
  ユークリッド・アベニュー駅行き(西4丁目-ワシントン・スクエア駅)
  ワールド・トレード・センター駅行き(西4丁目-ワシントン・スクエア駅)
B3 下層コンコース 上層コンコース -   ホーム間スロープ
B4
カナーシー線ホーム
2番線   カナーシー-ロッカウェイ・パークウェイ駅行き6番街駅
島式ホーム、到着番線に対応したドアが開く  
1番線   カナーシー-ロッカウェイ・パークウェイ駅行き(6番街駅)

IND8番街線 編集

14丁目駅
14 Street
     
ニューヨーク市地下鉄
 
8番街線南行ホーム
駅情報
ディビジョン BディビジョンIND
路線 IND8番街線
運行系統    A   (終日)
   C   (深夜帯以外)
   E   (終日)
ホーム数 島式ホーム 2面
対面乗り換え
線路数 4線
その他の情報
開業日 1932年9月10日 (91年前) (1932-09-10) [1]
バリアフリー設備  
次の停車駅
北側の隣駅 23丁目駅 (各駅停車): A   C   E  
34丁目-ペン・ステーション駅 (急行): A  
南側の隣駅 西4丁目-ワシントン・スクエア駅: A   C   E  


北側の隣駅   34丁目-ペン・ステーション駅: A   C   E  
南側の隣駅   西4丁目-ワシントン・スクエア駅: A   C   E  
停車案内表
マーク 説明
  深夜を除く終日停車
  終日停車
  深夜のみ停車
配線図
 
 
 
 
 
 
 
     
     
         
           
         
         
     
     
 
 
 
 
 
 
 

IND8番街線14丁目駅(14ちょうめえき、英語: 14th Street)は島式ホーム2面4線を有する急行停車駅である。1932年9月10日に8番街の真下を通るIND8番街線の急行停車駅として開業した[1]。当駅は8番街線において8番街下にある最南端の駅で、駅の南で線路は東に曲がってグリニッチ・アベニューを経由し6番街に向かっている。

タイルは白地にオレンジのかかった黄色のラインとなっており、ラインの上下は茶色である。

改札は3か所あり、北端の改札は無人で、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社のビルと、16丁目-8番街交差点北東に出る。中央鵜の改札は15丁目-8番街交差点北側に出る[3]

南端に終日営業の改札がある。東にBMTカナーシー線ホームへの連絡通路があり、14丁目-8番街交差点の北東・南東・南西に階段が、同交差点北西にエレベーターが接続している[3]

BMTカナーシー線 編集

8番街駅
8 Avenue
 
ニューヨーク市地下鉄
 
カナーシー線ホーム
駅情報
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTカナーシー線
運行系統    L   (終日)
ホーム数 島式ホーム 1面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1931年5月30日 (92年前) (1931-05-30)
バリアフリー設備  
次の停車駅
北側の隣駅 (終点): L  
南側の隣駅 6番街駅: L  


北側の隣駅   (終点): L  
南側の隣駅   ユニオン・スクエア駅: L  
停車案内表
マーク 説明
  終日停車
配線図
 
   
   
   
   
   
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 

BMTカナーシー線8番街駅(8ばんがいえき、英語: Eighth Avenue)は島式ホーム1面2線の駅である[4]。BMTカナーシー線の西端(路線案内上は北端)駅である。線路は駅西側の車止めで終わり、6番街駅側に転轍機と1線の引上線がある。

8番街駅はカナーシー線で最後となる1931年5月30日に開業し、7年前に開業した6番街駅に代わる西端駅となった[5]

開業当初の壁タイルはINDの駅に似た青系のものだったが、1999年に実施された改築でカナーシー線内の他駅で見られる壁タイルに置き換わった[4]。現在の当駅のタイルは赤と黄土色を基調としたものである[4]

周辺施設 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c “List of the 28 Stations On the New 8th Av. Line”. New York Times. (1932年9月10日). http://timesmachine.nytimes.com/timesmachine/1932/09/10/issue.html 2015年12月24日閲覧。 
  2. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2015年4月28日閲覧。
  3. ^ a b c https://new.mta.info/sites/default/files/2018-04/14_St_%28A%29%28C%29%28E%29_web.pdf
  4. ^ a b c Eighth Avenue NYCSubway Retrieved 2008-09-02
  5. ^ Mayor drives train in new subway link New York Times Retrieved 2008-09-02

外部リンク 編集