1962年のロードレース世界選手権

1962年の
FIMロードレース世界選手権
前年: 1961 翌年: 1963


1962年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第14回大会である。5月にモンジュイック・サーキットで開催されたスペインGPで開幕し、ブエノスアイレスの最終戦アルゼンチンGPまで、全11戦で争われた。

1962年のロードレース世界選手権

シーズン概要

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50ccクラスが新たに加わり、この年からロードレース世界選手権は全5クラスで争われることになった。50ccクラスは元々ヨーロッパ選手権として開催されており、西ドイツイタリアスペインといった国々のモペッドメーカーの活躍で人気のあったクラスだった[1]。また、この年のグランプリは前年と同じ全11戦で争われたがスウェーデンGPはカレンダーから外され、代わりにフィンランドGPが新たに加わった。ただし11戦全てのグランプリでレースが行われたのは125ccクラスのみである。

前年、圧倒的な強さで小排気量クラスを制したホンダはこの年から350ccクラスと50ccクラスにもチャレンジを開始し、350ccクラスでは参戦初年度にして125ccや250ccクラスと同様の成功を収めることに成功した。一方、新設された50ccクラスではホンダに加えて西ドイツのモペッドメーカーであるクライドラー、そして日本のスズキという3メーカーの争いとなり、ホンダの4ストロークはクライドラーやスズキの2ストロークの後塵を拝することになった。前年、前々年と他のマシンと一緒に走るのが精一杯だったスズキは前年に東ドイツから西ドイツへの亡命を果たした元MZのエースライダー、エルンスト・デグナーと契約し、デグナーによってもたらされたノウハウによってスズキのマシンはシーズンオフの間に一気に一線級の速さを獲得したのである[2]。また、クライドラーのマシンは50ccという小さなエンジンの出力を無駄なく使い切るために手と足を使った12段変速という他に類を見ないギアボックスを持っていた[3]。あくまでも4ストロークに拘るホンダは軽量・高出力の2ストローク勢に対抗するためにシーズン中には2気筒の50ccエンジンの開発に着手し、これ以降より高回転・高出力を目指して多気筒化とギアボックスの多段化への道を進むことになる[4]。なお、前年グランプリデビューを飾ったヤマハは、日本国内での新型モデルの商業的な失敗を理由にこの年のグランプリ参戦を見合わせている[5]

ライダーにとってはこの年は陰惨なシーズンでもあった。幸先の良いスタートを切った高橋国光マン島の125ccクラスでクラッシュし、治療に1年を要する程の重傷を負った[6]。そしてその後の350ccクラスのレースでは、前年の125ccクラスチャンピオンのトム・フィリスが事故で死亡した。前年の500ccクラスチャンピオンでフィリスの友人でもあったゲイリー・ホッキングはフィリスの死に強いショックを受けてマン島の後に2輪レースから引退したが、この年の12月に南アフリカのダーバンで4輪のF1マシンでの練習走行中に事故死した[7]。ホンダのジム・レッドマンもホッキングと同様にチームメイトだったフィリスの事故のショックから引退を考えたが、ボブ・マッキンタイヤからの強い慰留を受けて思い留まった。しかしそのマッキンタイヤ自身は250ccクラスでランキング2位につけながら、8月にイギリスで行われたノンタイトルレースでのアクシデントで命を落とした[8]

500ccクラス

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プライベーターとしての参戦ながら、ゲイリー・ホッキングマイク・ヘイルウッドが乗るMVアグスタは前年から出場した全てのレースで勝利を収めており、この年の開幕戦となったマン島でもディフェンディングチャンピオンのホッキングが優勝した。しかしホッキングは、直前の350ccクラスのレースで親友でもあったトム・フィリスが自分とのトップ争いの最中の事故で死亡したことにひどくショックを受け、レースが終わったその足でMVアグスタ本社に出向いてアグスタ伯爵にロードレースからの引退を伝えた[7]。ホッキングの引退によって同じ4気筒に乗る者がいなくなったヘイルウッドは敵なしとなり、第2戦のダッチTTからイタリアGPまで5連勝で500ccクラスでは1度目となるタイトルを決めた[9]。この時のヘイルウッドの22歳という年齢は、1983年フレディ・スペンサーが20歳でタイトルを獲るまで500ccクラスチャンピオンの最年少記録だった[10]

この年2位に連続入賞してヘイルウッドに続いたのはマチレスG50を駆るアラン・シェパードだったが、シェパードがGP初優勝を挙げたフィンランドGPにはヘイルウッドは出場していなかった。また、最終戦のアルゼンチンも前年と同じく有力なライダーが出場せず、優勝したベネディクト・カルダレーラをはじめとして地元のライダーが揃ってポイントを獲得したが、レース内容は4位のライダーがトップから5周遅れになるというものだった[10]

350ccクラス

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レッドマンのホンダRC171

350ccクラスにホンダが初めて投入したマシンは、前年250ccクラスのタイトルを獲った4気筒マシンRC162のボアを拡大して排気量284.5ccとしたマシンRC170だった。前年、いくつかのサーキットでRC162が記録したタイムが350ccのチャンピオンマシンであるMVアグスタにも匹敵するものだったという事実がホンダの勝算だった。開幕戦のマン島ではMVアグスタのマイク・ヘイルウッドゲイリー・ホッキングに1・2フィニッシュを許した上にエースライダーのトム・フィリスを事故で失うという、ホンダにとっては惨憺たる結果に終わったが、続く第2戦のオランダではジム・レッドマンがヘイルウッドに30秒の大差をつけてホンダにクラス初優勝をもたらした。そして第3戦アルスターGP、ホンダが排気量を339.5ccまで拡大した上に各部に改良を加えたRC171を投入するとヘイルウッドのMVアグスタや前年ランキング2位に躍進したフランタ・スタストニィヤワは太刀打ちすることができず、レッドマンが第5戦のイタリアまで4連勝を飾って250ccクラスとのダブルタイトルを決めた[11][12]

250ccクラス

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前年型からほんど変更のないマシンで250ccクラスを戦ったホンダだが、前年同様にRC162は圧倒的な速さを見せ、出場した9戦全てのレースで勝利した。開幕戦からの2戦はジム・レッドマンが勝利し、特に第2戦のフランスはホンダの3人が1/2秒差でフィニッシュし、しかも4位以下の全てのライダーを周回遅れにするというホンダの圧勝だった。マン島TTではデレク・ミンターがグランプリ唯一の勝利を記録したが、彼はホンダのファクトリー契約ではなくマシンはイギリスの輸入代理店を通じて手に入れたものだった。その後はレッドマンとボブ・マッキンタイヤが勝利を分け合ったが、マッキンタイヤはドイツGPの後にイギリスのノンタイトルレースで命を落としてしまった。結局6勝を挙げたレッドマンがシーズンを制し、マッキンタイヤは死後ランキング2位を手に入れることになった[10][13]

第8戦東ドイツGPではニコライ・セヴォストヤノフが5位に入り、ロシア人として初めてグランプリでポイントを獲得した。セヴォストヤノフはこの後の350ccクラスでも6位に入賞している。また、ホンダが出場しなかった最終戦アルゼンチンGPモト・グッツィに乗るアーサー・ウィラーが優勝したが、これがグランプリにおけるモト・グッツィの最後の勝利になると同時に、46歳というグランプリ優勝の最年長記録だった[10]

125ccクラス

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タベリが駆ったホンダRC145

ホンダが投入した、前年型の2RC144から大きく改良されたRC145が125ccクラスを完全に支配した。ホンダが出場しなかった最終戦を除く10戦全てで1・2フィニッシュを飾り、さらにその内の6戦では表彰台を独占したのである。開幕戦のスペインから2連勝した高橋国光は第3戦マン島の1周目のクラッシュで戦列を離れたが、マン島では代わってルイジ・タベリが優勝した上に5位までをホンダのライダーが占めた。タベリはそのまま連勝を続けて第7戦アルスターGPで5勝目を挙げて初タイトルを決め、続く東ドイツでも勝利して連勝を6まで延ばした[10][14]

前年の2気筒マシンが全く良いところがなく終わったスズキはこの年は2ストローク単気筒のRT62を走らせたが、ヒュー・アンダーソンがホンダ勢が欠場した最終戦のアルゼンチンでクラス初勝利を挙げるのがやっとで、翌年は再び2気筒マシンを投入することになる[15]

50ccクラス

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元々ヨーロッパ選手権でモペッドメーカーが活躍していたクラスということもあり、世界選手権として初めてのレースとなった開幕戦のスペインではヨーロッパ選手権時代から常勝[16]だったクライドラーハンス=ゲオルグ・アンシャイトが優勝し、2位にはホセ・ブスケデルビが入ってスペインのメーカーとして初めてグランプリでポイントを獲得した[10]。第2戦フランスでもクライドラーのヤン・ヒューベルツが勝利したが、第3戦のマン島では一転してスズキ2ストロークホンダ4ストロークという日本勢同士の争いとなった。そしてレースでは2ストロークのスペシャリストであるエルンスト・デグナーが乗るスズキが、「壊れやすい2ストロークは長く複雑で過酷なマウンテンコースには不利」という定説を覆し、120kmを超える平均速度でグランプリ初優勝を飾った[16]ロータリーディスクバルブを採用し8段ギアボックスを持つスズキのRM62はその後も安定した速さを発揮し、デグナーはドイツGPまで4連勝でポイント争いをリードした[15]。アンシャイトもコンスタントに表彰台に上り続け、イタリアGPでは2勝目を挙げて総ポイント数ではデグナーを上回ったが、「成績の良い6戦分のポイントを有効とする」という有効ポイント制によってタイトルはデグナーとスズキのものとなった[17]

ホンダはルイジ・タベリが第9戦のフィンランドGPでやっとクラス初勝利を挙げたが、単気筒のRC111では2ストローク勢に対抗できないとしてシーズン半ばには4ストローク2気筒マシンの開発に着手していた。しかしこの2気筒マシンRC112はこの年のグランプリには間に合わず、完成したばかりの鈴鹿サーキット杮落しとして11月に開催されたノンタイトルの日本GPがデビューレースとなった[4]。この日本GPにはデグナーも出場してポールポジションを取ったものの立体交差手前の右コーナーで転倒し、「デグナーカーブ」として名前を残すことになった[18]

グランプリ

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Rd. 決勝日 GP サーキット 50ccクラス優勝 125ccクラス優勝 250ccクラス優勝 350ccクラス優勝 500ccクラス優勝
1 5月6日   スペインGP モンジュイック   H.G.アンシャイト   高橋国光   J.レッドマン No Race No Race
2 5月13日   フランスGP クレルモン=フェラン   J.ヒューベルツ   高橋国光   J.レッドマン No Race No Race
3 6月8日   マン島TT マン島   E.デグナー   L.タベリ   D.ミンター   M.ヘイルウッド   G.ホッキング
4 6月30日   ダッチTT アッセン   E.デグナー   L.タベリ   J.レッドマン   J.レッドマン   M.ヘイルウッド
5 7月8日   ベルギーGP スパ   E.デグナー   L.タベリ   B.マッキンタイヤ No Race   M.ヘイルウッド
6 7月15日   ドイツGP ソリチュード   E.デグナー   L.タベリ   J.レッドマン No Race No Race
7 8月11日   アルスターGP ダンドロッド No Race   L.タベリ   T.ロブ   J.レッドマン   M.ヘイルウッド
8 8月19日   東ドイツGP ザクセンリンク   J.ヒューベルツ   L.タベリ   J.レッドマン   J.レッドマン   M.ヘイルウッド
9 9月9日   イタリアGP モンツァ   H.G.アンシャイト   田中禎助   J.レッドマン   J.レッドマン   M.ヘイルウッド
10 9月23日   フィンランドGP タンペレ   L.タベリ   J.レッドマン No Race   T.ロブ   A.シェパード
11 10月14日   アルゼンチンGP ブエノスアイレス   H.アンダーソン   H.アンダーソン   A.ウィラー No Race   B.カルダレーラ

ポイントランキング

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ポイントシステム

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ポイントシステム
順位 1 2 3 4 5 6
ポイント 8 6 4 3 2 1
  • 500ccクラスは上位入賞した5戦分、350ccクラスは上位入賞した4戦分、250・125・50ccクラスは上位入賞した6戦分のポイントが有効とされた。

ライダーズ・ランキング

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500ccクラス

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順位 ライダー マシン IOM
 
NED
 
BEL
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   マイク・ヘイルウッド MVアグスタ - 1 1 1 1 1 - - 40 5
2   アラン・シェパード マチレス - 4 2 2 2 - 1 - 29 1
3   フィル・リード ノートン - 3 - 3 - 4 - - 11 0
4   バート・シュナイダー ノートン 4 5 - - 3 6 - - 10 0
5   ゲイリー・ホッキング MVアグスタ 1 - - - - - - - 8 1
5   ベネディクト・カルダレーラ マチレス - - - - - - - 1 8 1
7   フランタ・スタストニィ ヤワ - - - - 4 - 3 - 7 0
8   トニー・ゴッドフリー ノートン - 6 3 5 - - - - 7 0
9   パディ・ドライバー ノートン - - 4 - 5 5 - - 7 0
10   エリス・ボイス ノートン 2 - - - - - - - 6 0
10   デレク・ミンター ノートン - 2 - - - - - - 6 0
10   レモ・ベンチューリ MVアグスタ - - - - - 2 - - 6 0
10   エッソ・グンナーソン ノートン - - - - - - 2 - 6 0
10   ファン・カルロス・サラティーノ ノートン - - - - - - - 2 6 0
15   フレッド・スティーブンス ノートン 3 - 6 - - - - - 5 0
16   シルビオ・グラセッティ ビアンキ - - - - - 3 - - 4 0
16   エドゥアルド・サラティーノ ノートン - - - - - - - 3 4 0
18   ロン・ラングストン ノートン - - - 4 - - - - 3 0
18   アンシ・レスコ マチレス - - - - - - 4 - 3 0
18   パブロ・ガンベリーニ マチレス - - - - - - - 4 3 0
21   ロイ・イングラム ノートン 5 - - - - - - - 2 0
21   ジャック・フィンドレイ ノートン - - 5 - - - - - 2 0
21   ハロルド・カールソン ノートン - - - - - - 5 - 2 0
21   アムレト・ポメザーノ ノートン - - - - - - - 5 2 0
25   ローランド・フォール マチレス - - - - 6 - 6 - 2 0
26   ブライアン・セッチェル ノートン 6 - - - - - - - 1 0
26   レイ・スペンス ノートン - - - 6 - - - - 1 0
26   マヌエル・ソレル ノートン - - - - - - - 6 1 0

350ccクラス

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順位 ライダー マシン IOM
 
NED
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ジム・レッドマン ホンダ - 1 1 1 1 2 32 38 4
2   トミー・ロブ ホンダ - - 3 3 2 1 22 1
3   マイク・ヘイルウッド MVアグスタ 1 2 - 2 - - 20 1
4   フランタ・スタストニィ ヤワ 3 4 2 - 4 - 16 0
5   シルビオ・グラセッティ ビアンキ - 3 - - 3 - 8 0
6   アラン・シェパード AJS - - 4 - - - 7 0
MZ - - - - - 3
7   グスタフ・ハヴェル ヤワ - - 5 4 5 - 7 0
8   ゲイリー・ホッキング MVアグスタ 2 - - - - - 6 0
9   マイク・ダフ AJS 5 - 6 5 - - 5 0
10   ロイ・イングラム ノートン 4 - - - - - 3 0
10   エッソ・グンナーソン ノートン - - - - - 4 3 0
12   デレク・ミンター ノートン - 5 - - - - 2 0
12   タネリ・レポ AJS - - - - - 5 2 0
14   ヒュー・アンダーソン AJS 6 - - - - - 1 0
14   フィル・リード ノートン - 6 - - - - 1 0
14   ニコライ・セヴォストヤノフ C360 - - - 6 - - 1 0
14   アーサー・ウィラー モト・グッツィ - - - - 6 - 1 0
14   北野元 ホンダ - - - - - 6 1 0

250ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
ARG
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ジム・レッドマン ホンダ 1 1 2 1 2 1 2 1 1 - 48 66 6
2   ボブ・マッキンタイヤ ホンダ 2 2 - 2 1 2 - - - - 32 1
3   アーサー・ウィラー モト・グッツィ - - 4 6 5 5 4 - - 1 19 1
4   トム・フィリス ホンダ 3 3 3 - - - - - - - 12 0
5   タルクィニオ・プロヴィーニ モト・モリーニ - - - 3 - - - - 2 - 10 0
6   デレク・ミンター ホンダ - - 1 - - - - - - - 8 1
6   トミー・ロブ ホンダ - - - - - - 1 - - - 8 1
8   ルイジ・タベリ ホンダ - - - - 3 - 3 - - - 8 0
9   アルベルト・パガーニ アエルマッキ 5 - 5 - - - - - - - 8 0
ホンダ - - - - - - - - 3 -
10   ダン・ショーリー ブルタコ 4 4 6 - - - - 6 - - 8 0
11   マイク・ヘイルウッド MZ - - - - - - - 2 - - 6 0
11   ウンベルト・マセッティ モト・モリーニ - - - - - - - - - 2 6 0
13   ギュンター・ビア アドラー - - - - 4 - - - - - 6 0
ホンダ - - - - - 4 - - - -
13   北野元 ホンダ - - - - - - - 4 4 - 6 0
15   田中禎助 ホンダ - - - - - 3 - - - - 4 0
15   ヴェルナー・ムシオル MZ - - - - - - - 3 - - 4 0
15   ルドルフ・カイザー NSU - - - - - - - - - 3 4 0
18   キャス・スワルト ホンダ - - - 4 - - - - - - 3 0
18   ホルヘ・テレンゴ ドゥカティ - - - - - - - - - 4 3 0
20   ジャン=ピエール・ベルトワーズ モト・モリーニ - 5 - - - - - - - - 2 0
20   フランク・ペリス スズキ - - - 5 - - - - - - 2 0
20   キャンベル・ドナフィー ドゥカティ - - - - - - 5 - - - 2 0
20   ニコライ・セヴォストヤノフ S250 - - - - - - - 5 - - 2 0
20   ジルベルト・ミラーニ アエルマッキ - - - - - - - - 5 - 2 0
20   カルロ・マルファン パリラ - - - - - - - - - 5 2 0
26   マルセル・トゥーサン ベネリ 6 - - - - - - - - - 1 0
26   ベンジャミン・サヴォア モンディアル - 6 - - - - - - - - 1 0
26   ピエール・バーフォーゲン アエルマッキ - - - - 6 - - - - - 1 0
26   ミハエル・シュナイダー NSU - - - - - 6 - - - - 1 0
26   スチュアート・グラハム アエルマッキ - - - - - - 6 - - - 1 0
26   パオロ・カンパネリ ベネリ - - - - - - - - 6 - 1 0
26   エンリコ・ディートリッヒ アエルマッキ - - - - - - - - - 6 1 0

125ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ルイジ・タベリ ホンダ 3 4 1 1 1 1 1 1 2 2 - 48 67 6
2   ジム・レッドマン ホンダ 2 2 5 2 2 - 3 2 4 1 - 38 47 1
3   トミー・ロブ ホンダ - 3 2 3 - 2 2 4 3 - - 30 33 0
4   高橋国光 ホンダ 1 1 - - - - - - - - - 16 2
5   マイク・ヘイルウッド EMC 4 - - 5 4 3 - - - - - 12 0
6   田中禎助 ホンダ - - - - - - 4 - 1 - - 11 1
7   ヒュー・アンダーソン スズキ - - - - - 6 5 - - - 1 11 1
8   ホルヘ・キスリング ブルタコ - 6 - - - - - - - - - 7 0
DKW - - - - - - - - - - 2
9   ハンス・フィッシャー MZ - - - - - - - 3 - 4 - 7 0
10   パディ・ドライバー EMC - - - - 3 - 6 - 6 - - 6 0
11   エルンスト・デグナー スズキ - 5 - 4 - - - - - - - 5 0
12   レックス・エイブリィ EMC 5 - 6 - 5 - - - - - - 5 0
13   トム・フィリス ホンダ - - 3 - - - - - - - - 4 0
13   アラン・シェパード MZ - - - - - - - - - 3 - 4 0
13   伊藤光夫 スズキ - - - - - - - - - - 3 4 0
16   デレク・ミンター ホンダ - - 4 - - - - - - - - 3 0
16   ボブ・マッキンタイヤ ホンダ - - - - - 4 - - - - - 3 0
16   ランブール・モレイラ ブルタコ - - - - - - - - - - 4 3 0
19   ジョニー・グレース ブルタコ - - - - - 5 - - - - - 2 0
19   クラウス・エンダーライン MZ - - - - - - - 5 - - - 2 0
19   アルベルト・パガーニ ホンダ - - - - - - - - 5 - - 2 0
19   フランク・ペリス スズキ - - - - - - - - - 5 - 2 0
19   マルシリオ・チズィーニ ブルタコ - - - - - - - - - - 5 2 0
24   フランチェスコ・ヴィラ モンディアル 6 - - - - - - - - - - 1 0
24   スタニスラフ・マリーナ CZ - - - 6 - - - - - - - 1 0
24   ジュゼッペ・ヴィセンチ ドゥカティ - - - - 6 - - - - - - 1 0
24   ヴェルナー・ムシオル MZ - - - - - - - 6 - - - 1 0
24   ユッカ・ペタヤ MZ - - - - - - - - - 6 - 1 0
24   ペドロ・ローゼンタール トーハツ - - - - - - - - - - 6 1 0

50ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   エルンスト・デグナー スズキ - - 1 1 1 1 - - 4 2 41 4
2   ハンス=ゲオルグ・アンシャイト クライドラー 1 - 4 3 2 2 - 1 3 3 36 43 2
3   ルイジ・タベリ ホンダ 3 3 2 - 3 4 4 6 1 - 29 33 1
4   ヤン・ヒューベルツ クライドラー - 1 - 2 6 - 1 3 - 5 29 2
5   伊藤光夫 スズキ - 6 5 5 - 3 2 2 - 4 23 24 0
6   トミー・ロブ ホンダ 5 4 3 - - - 5 - 2 - 17 0
7   ヒュー・アンダーソン スズキ - - - - - - 3 4 6 1 16 1
8   鈴木誠一 スズキ - 5 - 4 4 5 - - - - 10 0
9   高橋国光 ホンダ 6 2 - - - - - - - - 7 0
10   ホセ・ブスケ デルビ 2 - - - - - - - - - 6 0
11   ウォルフガング・ゲドリッチ クライドラー 4 - - 6 5 - - - - - 6 0
12   森下勲 スズキ - - - - - - - 5 - - 2 0
12   田中禎助 ホンダ - - - - - - - - 5 - 2 0
14   市野三千雄 スズキ - - 6 - - 6 - - - - 2 0
15   ダン・ショーリー クライドラー - - - - - - 6 - - - 1 0
15   ギュンター・ビア クライドラー - - - - - - - - - 6 1 0

マニュファクチャラーズ・ランキング

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500ccクラス

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順位 マニュファクチャラー IOM
 
NED
 
BEL
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント
有効 合計
1 MVアグスタ 1 1 1 1 1 1 - - 40 48
2 マチレス - 4 2 - 2 - 1 1 31
3 ノートン 2 2 3 3 3 4 2 2 28 39
4 ヤワ - - - - 4 - 3 - 7
5 ビアンキ - - - - - 3 - - 4

350ccクラス

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順位 マニュファクチャラー IOM
 
NED
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ポイント
有効 合計
1 ホンダ - 1 1 1 1 1 32 40
2 MVアグスタ 1 2 - 2 - - 20
3 ヤワ 3 4 2 4 4 - 16 19
4 ビアンキ - 3 - - 3 - 8
5 ノートン 4 5 - - - 4 8
6 AJS 5 - 4 5 - - 7
7 MZ - - - - - 3 4
8 モト・グッツィ - - - - 6 - 1
8 C360 - - - 6 - - 1

250ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
ARG
 
ポイント
有効 合計
1 ホンダ 1 1 1 1 1 1 1 1 1 - 48 72
2 モト・グッツィ - - 4 6 5 5 4 - - 1 19
3 モト・モリーニ - 5 - 3 - - - - 2 2 18
4 アエルマッキ 5 - 5 - 6 - 6 - 5 6 9
5 ブルタコ 4 4 6 - - - - 6 - - 8
6 MZ - - - - - - - 2 - - 6
7 NSU - - - - - 6 - - - 3 5
8 ドゥカティ - - - - - - 5 - - 4 5
9 アドラー - - - - 4 - - - - - 3
10 スズキ - - - 5 - - - - - - 2
10 S250 - - - - - - - 5 - - 2
10 パリラ - - - - - - - - - 5 2
13 ベネリ 6 - - - - - - - 6 - 2
14 FBモンディアル - 6 - - - - - - - - 1

125ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
ULS
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント
有効 合計
1 ホンダ 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 - 48 80
2 スズキ - 5 - 4 - 6 5 - - 5 1 18
3 EMC 4 - 6 5 3 3 6 - 6 - - 15 16
4 MZ - - - - - - - 3 - 3 - 8
5 DKW - - - - - - - - - - 2 6
6 ブルタコ - 6 - - - 5 - - - - 4 6
7 FBモンディアル 6 - - - - - - - - - - 1
7 CZ - - - 6 - - - - - - - 1
7 ドゥカティ - - - - 6 - - - - - - 1
7 トーハツ - - - - - - - - - - 6 1

50ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
GER
 
DDR
 
ITA
 
FIN
 
ARG
 
ポイント
有効 合計
1 スズキ - 5 1 1 1 1 2 2 4 1 46 57
2 クライドラー 1 1 4 2 2 2 1 1 3 3 44 61
3 ホンダ 3 2 2 - 3 4 4 6 1 - 31 35
4 デルビ 2 - - - - - - - - - 6

脚注

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  1. ^ 大久保力『百年のマン島』(2008年、三栄書房)ISBN 978-4-7796-0407-2(p.384 - p.385)
  2. ^ 『二輪グランプリ60年史』(p.65)
  3. ^ 『百年のマン島』(p.389)
  4. ^ a b 『Honda Motorcycle Racing Legend vol.3』(2009年、八重洲出版)ISBN 978-4-86144-143-1(p.50 - p.53)
  5. ^ 『YAMAHA RACING GLORY』(2009年、八重洲出版)ISBN 978-4-86144-133-2(p.42)
  6. ^ 『百年のマン島』(p.397)
  7. ^ a b 『The 500cc World Champion』(p.46)
  8. ^ 『百年のマン島』(p.399)
  9. ^ 500cc World Standing 1962 - The Official MotoGP Website
  10. ^ a b c d e f 『二輪グランプリ60年史』(p.62 - p.63)
  11. ^ 『Honda Motorcycle Racing Legend vol.3』(p.121)
  12. ^ 350cc World Standing 1962 - The Official MotoGP Website
  13. ^ 250cc World Standing 1962 - The Official MotoGP Website
  14. ^ 125cc World Standing 1962 - The Official MotoGP Website
  15. ^ a b 『浅間から世界GPへの道』(2008年、八重洲出版)ISBN 978-4-86144-115-8(p.122)
  16. ^ a b 『百年のマン島』(p.389 - p.391)
  17. ^ 50cc World Standing 1962 - The Official MotoGP Website
  18. ^ 大久保力『サーキット燦々』(2005年、三栄書房)ISBN 4-87904-878-X(p.194)

参考文献

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  • ジュリアン・ライダー / マーティン・レインズ『二輪グランプリ60年史』(2010年、スタジオ・タック・クリエイティブ)ISBN 978-4-88393-395-2
  • ケビン・キャメロン『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(2010年、ウィック・ビジュアル・ビューロウ)ISBN 978-4-900843-57-8
  • マイケル・スコット『The 500cc World Champion』(2007年、ウィック・ビジュアル・ビューロウ)ISBN 978-4-900843-53-0