EDAW(イドゥー)は、AECOMのランドスケープ・アーキテクチュア部門の前身のランドスケープコンサルタント。

ガレット・エクボと義弟エドワード・ウィリアムス[要曖昧さ回避]らが、1939年にパートナーとして立ち上げた造園設計事務所が始まり。 その後、何人かのパートナーが入れ替わり、4人のパートナーエクボ・ディーン・オースティン・アンド・ウィリアムズ(Eckbo, Dean, Austin and Williams)となる。エクボとウィリアムズのほかはフランシス・ディーンとドン・オースティンで、これらパートナーの苗字の頭文字を合わせたのが名の由来。1965年からの名称。1974年にエクボは退職。

おもな実績 編集

本拠のアメリカ合衆国国内だけでも、ディズニーから国防総省、ユニバーサル、国立公園まで、数多い。

アジアだけでも、サディヤット島マスタープラン、金鶏湖や中国上海海南島住宅など多数。

日本では東京ミッドタウンキャナルシティー博多、パークプレイス大分公園通り、名古屋栄公園、HOTEL GRAND TIARA 春日井高砂殿(株式会社愛知冠婚葬祭互助会、愛知県春日井市)、さらに横須賀アイランドプラン(神奈川県横須賀市、東京コンストラクション有限会社)徳之島リゾート(鹿児島県徳之島、三井)SURF90・相模湾アーバンリゾートフェスティバル国際コンペティション選出(神奈川県、日本経済新聞電通)木曽駒高原SINWAリゾート(長野県、SITEアーキテクツ)、九州SEIHIゾート(大林組東京ドーム)仙台リゾート・プリシア竹原リゾート(ミサワリゾート)九州SADOWARAリゾート(ミサワホーム)、アジア太平洋貿易センター(大阪市、ATCコーポレーション、日建設計)、AJISUゴルフリゾート(山口県、ウベ・インダストリーズと電通)、中部国際空港修景緩和調査(名古屋市、総研株式会社)、東急不動産千葉エコシティマスタープラン、富士ガリバーアイランド(静岡県、フジ・マナーパーク)、名古屋市グランド・ティアラ、TAKAYAパークタウン・スタディ(広島県竹原市、KAHOU土建)、ひらかたパーク(大阪府枚方市、京阪電鉄)、伊豆レクリエーション・スタディ(エコノミックス・リサーチアソシエイツ)、関西国際空港環境マスタープラン(大阪府、竹中工務店とKIACコーポレーション)、唐津市役所庁舎環境デザイン(佐賀県)、東京湾木更津アイランド(旧首都高速道路公団)、西部下町都市デザイン案(神戸市、大林組)、ローンスターカントリークラブ(山梨県都留市、ミサワリゾート)、神戸製鋼OHKUBOマスタープラン(神戸市、マイカル・エンジニアリング)、などがある。

参考文献 編集

  • EDAW : エコロジカル・ランドスケープ(都田徹責任編集、Process : architecture, 第120号、プロセスアーキテクチュア, 1994)
  • 新建築 2007年5月号
  • BIO-City 24号 特集「生命潮流」としてのランドスケープ
  • Asia Beyond Growth: Urbanization in the World's Fastest-changing Continent(AECOM (著), EDAW (編集) Thames & Hudson Ltd., 2010, ISBN 0500288607)
  • LANDSCAPE DESIGN (ランドスケープ デザイン)no.63 マルモ出版