NHK-BS
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NHK-BSとは、日本放送協会(NHK)によって運営されているテレビ放送を主にした日本国内向け放送衛星による衛星放送(BS放送)チャンネルの総称である。デジタル放送の論理チャンネル枠は、テレビ放送が「10x」、データ放送が「70x」。リモコンキーIDは「1」「2」「3」(順に101・102・103ch)が割り当てられている[1]。
2011年(平成23年)3月31日までは、以下の3波体勢で放送されていた。
- NHK衛星第1テレビジョン(旧BS1) - デジタル101ch/アナログBS-7ch(1989年(平成元年)6月1日から)。
- NHK衛星第2テレビジョン(BS2) - デジタル102ch/アナログBS-11ch(1989年(平成元年)6月1日から)。
- NHKデジタル衛星ハイビジョン(BShi) - デジタル103・104・105ch[2]。旧NHK-BS(デジタル)の代表サービス(2000年(平成12年)12月1日から)。
- データ放送 - デジタル700・701・707・708ch。
2011年(平成23年)4月1日から2018年(平成30年)11月30日までは以下の2波体勢で放送されていた。
- NHK BS1(新BS1) - 「NHK衛星第1」の名称変更。デジタル101・102ch[3]。新NHK-BSの代表サービス。
- NHK BSプレミアム(BSP) - 「NHK衛星第2」及び「NHKデジタル衛星ハイビジョン」を統合しリニューアル。デジタル103・104ch[3]。
- データ放送 - 700ch・701ch・707ch。
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NHK BS1のロゴ(2020-2023)
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NHK BSプレミアムのロゴ(2020-2023)
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NHK BSプレミアムの旧ロゴ(2011-2020)
2018年(平成30年)12月1日以降は上記2波に加え、以下の新4K8K衛星放送2波を追加した4波体勢で放送されている。
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NHK BS4Kのロゴ(2020-2023)
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NHK BS4Kの初代旧ロゴ(2018-2020)
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NHK BS8Kの初代旧ロゴ(2018-2020)
2021年(令和3年)1月13日、2021年度から3か年の経営計画が発表され、2023年(令和5年)度を目途にBS1・BSプレミアムの2波を1波へ整理・削減する方向で検討を進めている[4]。その具体的内容は2023年4月に発表され、2024年(令和6年)3月末をめどにBSプレミアムが停波するのに先駆けて、2023年12月に再編を実施し、以下の画質別の3つのチャンネルに再編させる予定[5][6]。
- NHK BS8K - 8K画質:フラッグシップチャンネル(変わらず)
- NHK BSプレミアム4K - 4K画質:新メインチャンネル。BSプレミアム・BS4Kを下地として統合
- NHK BS - 2K画質:エントリーチャンネル。BS1を下地とするも一部BSプレミアムの領域を扱う
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NHK BSの新ロゴ(2023-)
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NHK BSプレミアム4Kの新ロゴ(2023-)
なお、全般的な放送概要については日本における衛星放送の項目を参照。
脚注 編集
- ^ BS11及びTwellVの開局前は、「11」に700ch、「12」に701chが登録されている機種もあった。
- ^ 2007年(平成19年)9月30日まではアナログBS-9chでも放送されていた。アナログBS-9chは、BShi放送開始以前はハイビジョン実用化試験放送に割り当てられていた。
- ^ a b 2011年(平成23年)7月24日まで、新BS1はアナログBS-7ch、BSPはアナログBS-11chでも放送されていた。
- ^ “NHK、BSは2023年度/ラジオは2025年度にチャンネル数削減へ”. phileweb (2021年1月14日). 2021年1月17日閲覧。
- ^ “NHK経営計画の修正(案)について”. 日本放送協会. p. 5 (2022年10月11日). 2022年10月13日閲覧。
- ^ “NHK『新BS』松本潤がメインパーソナリティー”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
関連項目 編集
- ハイビジョン試験放送(NHK BShi本放送開始の前にBS-9chアナログで放送されていたチャンネル)
- NHKワールド(日本国外向け)