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概要編集

1961年ザ・ピーナッツの歌唱で公開されて以来、文化放送のSB枠内や天気予報交通情報のBGMなど、番組中に多用されてきた他、同社の電話保留音などにも使用されている。

当時アメリカ合衆国ロサンゼルスの人気AMラジオ局 KFWBのある番組がジングルや即興で作った歌と音楽で構成されており、1960年頃にプロデューサー金子貞男は彼の担当番組に出演していたアメリカ人からその録音テープを聞かせられ、それに感銘を受けてステーションソングの作成を企画。作曲は、金子の友人でCMソングを数多く手掛けていたいずみたくに依頼。いずみの推薦で作詞は野坂昭如、歌唱はザ・ピーナッツに決定し、1961年6月6日に録音された[1]

2015年12月7日ワイドFM放送開始と共に、ステーションソング・ジングルとしての使命を終える。その代わりとして、浅川真洋が作詞・作曲し[3][4]、声優・歌手の山村響(hibiku)の歌唱による新ステーションサウンド[5]を新たに製作、使用している[6]。ただし、局としては今後もQRソングを残していく方向で、同月15日の定例記者会見でも、三木明博社長が同月9日に死去した野坂昭如について触れた上で「文化放送の財産」「QRソングはなくすつもりはない」と述べている[7]

2016年3月31日に放送された、「文化放送開局記念特番『Song For You 〜歌のおくりもの〜 』」にて、浅川がゲスト出演して「QRソング 65周年記念スペシャルREMIX!!」を製作して、番組内で披露している。

作詞・作曲者編集

いずみは、QRソングの制作を機にOBCソングラジオ大阪)や東海ラジオ放送社歌東海ラジオ)など、他局のステーションソングをいくつか手掛けている。

歌詞編集

著作権の関係で、ここでは掲載せず、特徴のみを記述する。

  • 社名である「文化放送」や同局のコールサインである「JOQR」。その下2桁である「QR」、同局のAMでの周波数(後述)などがルフランで登場する他、同局が放送しているラジオ番組のジャンル(ラジオドラマ・ニュース・歌番組)も盛り込んでいる。
  • AM周波数部分の歌詞は1978年(昭和53年)11月23日ITU(国際電気通信連合)の取り決めにより、同局の周波数が1130kHzから9kHz間隔の1134kHzに変更されたのに伴って、「1・1・3・0」(いちいちさんぜろ)から「1・1・3・4」(いちいちさんよん)に変更された。
  • 同局が放送しているラジオ番組のジャンルに触れているくだりでは「ドラマ」の語が登場することから、ラジオドラマが多く制作・放送されていた時代に作られたことが窺われる。そのため西村知美が歌唱したバージョン(加山雄三が編曲・演奏)では、ラジオドラマが無くなった当時の番組編成事情から、この部分が「ワイド」に差し替えられたが、その後のいわゆるアニラジ番組[8]等の増加で、ラジオドラマが復活を果たしたこともあり、原歌詞に戻されている。また西村バージョンは、この頃のステーションキャッチフレーズであった「1134、イイザンス」に因んだ、韻を踏んだ歌詞の差し替えもされていた。
  • 文化放送の部分を「文化包丁」と言い換えたバージョンもあった。
  • また、同局発行の番組表(切手同封で入手可能)に、歌詞が掲載されたことがある。
  • 結果的に野坂昭如がCMソングライターをやめるきっかけとなった作品である。(5秒で文化放送とJOQRを歌詞に入れるように要求されたため)

放送開始・終了時における使用編集

  • 1998年4月 - 2015年12月7日は、月曜日早朝の放送開始と、日曜深夜(月曜未明)の放送終了時にQRソングを流しており、放送開始時はアナウンスの前、放送終了時はアナウンスの後に放送されていた状況について記述する。
  • 放送終了時には「ショートVer.」「インストゥルメンタル・アコースティックVer.」「賛美歌Ver.」が、放送開始時には「賛美歌Ver.」「インストゥルメンタル・ロックVer.」「フルVer.」がそれぞれ連続して流れた。なお、放送休止中の試験電波(主に四谷予備送信所からの試験電波)でも、「インストゥルメンタル・オリジナルVer.」と、「インストゥルメンタル・ロックVer.」を、交互でフルで流していた。
    • ちなみに「ショートVer.」「フルVer.」については、「古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!」で誕生したユニット・Skr@tchが歌うものが使われていた。ちなみに編曲したのは、かつてこの曲を歌った尾崎亜美である。
  • 1998年4月 - 2005年3月は、天気予報のBGMとして「インストゥルメンタル・アコースティックVer.」が、交通情報のBGMとして「インストゥルメンタル・ロックVer.」がそれぞれ流れていた。1999年3月までは、放送終了に入る前のアナウンスの前に放送していた。
  • 1998年3月頃まで放送終了時に流れていた曲は、ドビュッシー月の光』であった。

歌ったことがあるアーティスト編集

※編曲は別。
※ほとんどが資料に乏しいため、一部未確認の可能性もあり。
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代

脚注編集

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  1. ^ a b 金子貞男「QRソング〜日本初のステーション・ソング誕生〜」『昔 ここにラジオがあった〜四谷村物語〜』QRラジオマン・グループ編、東洋書店、2006年 ISBN 4-88595-649-8
  2. ^ JASRAC作品登録より。ただし作曲者自筆の楽譜には「QRの唄」と記載されている。[1]
  3. ^ masahiroasakawaakajett.aの投稿(1019565484762754) - Facebook
  4. ^ 吉田照美 飛べ!サルバドール 第716回 12月29日
  5. ^ JASRAC作品登録上の曲名は「文化放送メロディアスバージョン2015」。
  6. ^ hibiku_yamamuraのツイート(674772978869993472)
  7. ^ “文化放送社長、野坂昭如さん QRソングは財産「なくすつもりはない」”. 報知新聞. (2015年12月15日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20151215-OHT1T50196.html 2016年10月13日閲覧。 
  8. ^ 当時、特に文化放送における初期のアニラジは派生元となったアニメ等作品のスピンオフのラジオドラマを挿入しているのが主流だった。

関連情報編集