山口由美

日本の旅行随筆家

山口 由美(やまぐち ゆみ、1962年9月15日[1] - )は、日本旅行随筆家ノンフィクション作家

来歴

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父は箱根富士屋ホテル総支配人を務めた実業家商学者山口祐司[2]。曾祖父は箱根富士屋ホテル創業者山口仙之助[3]。大叔父は箱根富士屋ホテル元代表取締役社長の山口正造[4]

神奈川県足柄下郡箱根町生まれ。函嶺白百合学園幼稚園小学校中学校[5]慶應義塾女子高等学校[6]を経て、慶應義塾大学法学部法律学科[7]を卒業。

フジテレビ系列の会社で海外旅行ホテルの業界誌紙のフリーランス記者を経て文筆家。2012年『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』で小学館ノンフィクション大賞受賞。日本・パプアニューギニア協会会員[8]

著書

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  • 『箱根富士屋ホテル物語』トラベルジャーナル 1994 のち新潮OH!文庫、千早書房
  • 帝国ホテルライト館の謎 天才建築家と日本人たち』集英社新書 2000
  • 『箱根人の箱根案内』新潮社 2000 のち千早書房
  • 『ホテルクラシック 三十五のストーリーで綴る日本のホテル史』商店建築社 別冊商店建築SKブックス 2000
  • 『世にもマニアな世界旅行』新潮社 2004
  • 『赤道直下の宝箱旅するパプアニューギニア』辻丸純一写真 千早書房 2006
  • 『旅する理由』千早書房 2007
  • フィジーの魔法』飯田裕子共著 千早書房 2007
  • 『ホテルと日本人 35の物語でたどる、ニッポンのホテル・ヒストリー』千早書房 2008
  • 『消えた宿泊名簿 ホテルが語る戦争の記憶』新潮社 2009 「クラシックホテルが語る昭和史」文庫
  • 『旅の窓から ワイルドとラグジュアリー』千早書房 2010
  • 『長崎グラバー邸父子二代』集英社新書 2010
  • 『百年の品格クラシックホテルの歩き方』新潮社 2011
  • 『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』文藝春秋 2013
  • 『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日』小学館 2013
  • 『世界でいちばん石器時代に近い国パプアニューギニア』幻冬舎新書 2014

脚注

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  1. ^ ユージン・スミス―水俣に捧げた写真家の1100日”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年2月15日閲覧。
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年
  3. ^ 富士屋ホテル”. 2022年2月2日閲覧。
  4. ^ 山口由美(ノンフィクション作家)西の帝国ホテル|随想|連載・特集||神戸新聞NEXT” (Japanese). www.kobe-np.co.jp (2022年1月11日). 2022年9月3日閲覧。
  5. ^ 旅する作家・山口由美 プロフィール”. www.yumiyamaguchi.com. 2022年2月1日閲覧。
  6. ^ 山口 由美”. www.facebook.com. 2022年2月1日閲覧。
  7. ^ 山口由美 | 潮出版社”. www.usio.co.jp. 2022年2月1日閲覧。
  8. ^ 『世界でいちばん石器時代に近い国パプアニューギニア』著書紹介

外部リンク

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