集英社新書
集英社新書(しゅうえいしゃしんしょ、SHUEISHA SHINSHO)は、株式会社集英社が発行している新書レーベル。1999年12月に刊行開始。第1号は、五木寛之著『知の休日』。装幀は原研哉。カバーには水の上を船で行く人のイラストが描かれ、"A pilot of wisdom"という言葉が入っている[1][2]。
2014年11月、装丁がリニューアルされた。色はシャンパンゴールドが用いられ、タイトルのフォントはゴシック体になった[3]。創刊以来、表紙(表表紙)に入るタイトルは基本的に縦書きであったが、リニューアルに伴い、横書きで入る例も出てきた[4]。
朽木ゆり子著『フェルメール 全点踏破の旅』、尾田栄一郎・内田樹共著『ONE PIECE STRONG WORDS【上・下】』、金子達仁・小林紀晴共著『美女の一瞬』などの集英社新書ヴィジュアル版(第1号は田中優子・石山貴美子共著『江戸を歩く』)や、椎名誠著『風景は記憶の順にできていく』などの集英社新書ノンフィクションもある。
おもな書籍 編集
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- 五木寛之『知の休日 退屈な時間をどう遊ぶか』1999年
- 樋口裕一『ホンモノの文章力』2000年、『ホンモノの思考力』2003年
- 筑紫哲也『ニュースキャスター』2002年
- 橋本治『上司は思いつきでものを言う』2004年
- ラース・スヴェンセン著、鳥取絹子訳『退屈の小さな哲学』2005年
- 太田光、中沢新一『憲法九条を世界遺産に』2006年
- 堀切和雅『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい』2006年
- 姜尚中『悩む力』2008年
- 荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』2011年、『荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟』2013年
- 堤未果『沈みゆく大国 アメリカ』2014年
- 丹道夫『「富士そば」は、なぜアルバイトにもボーナスを出すのか』2017年