川村哲郎
日本の翻訳家
川村 哲郎(かわむら てつろう、1930年 - )は、日本の翻訳家、筆名、中上守。東京生まれ。東江一紀は川村の弟子[1]。
日本SF作家クラブの創設メンバーの一人。だが、2016年現在のSF作家クラブの名簿には、「会員」とも「物故者」とも記載されていない。
訳書
編集川村哲郎名義
編集特記なき場合は、訳は川村哲郎
- 『未来のプロフィル』(Profiles of the Future、アーサー・C・クラーク 著、福島正実と共訳、早川書房、ハヤカワ・ノンフィクション) 1966
- のちハヤカワ文庫SF
- 『ラルフ124C41+』(ヒューゴー・ガーンズバック、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1966
- 『2660年のロマンス』(ヒューゴー・ガーンズバック、中山正美絵、集英社、ジュニア版世界のSF17) 1970
- 『影が行く』(ジョン・W・キャンベル、矢野徹と共訳、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1967
- 『燃える女 : エイプリル・ダンサー2』(The Blazing Affair、マイクル・アヴァロン、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1967
- 『宇宙播種計画』(The Seedling Stars、ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1967
- 『ロボット宇宙船』(The Mating Cry、A・E・ヴァン・ヴォークト、久保書店、Q-TブックスSF) 1968
- 『宇宙からの侵入者 : インベーダー2』(Enemys From Beyond、キース・ローマー、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1968
- 『超人間製造者』(Dragon's Island、ジャック・ウィリアムスン、久保書店、Q-TブックスSF) 1968
- 『黄金スパイ : キルマスター7』(Rhodesia、ニック・カーター、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1970
- 『時間の果て』(Edge of Time、デーヴィッド・グリンネル、久保書店、Q-Tブックス) 1974
中上守名義
編集特記なき場合は、訳は中山守
- 『時間かんし員』(The house of many worlds、サム・マーウィン・ジュニア、原田維夫絵、岩崎書店、SF世界の名作14) 1967
- 『銀河帝国衰亡史 : ファウンデーション創設』(アイザック・アシモフ、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1968
- 『宇宙大作戦 No.1』(ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1969
- 『宇宙の天使たち』(The Star Dwellers、ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1969
- 『冬眠200年』(When the Sleeper Awakes、ハーバート・ジョージ・ウェルズ、武部本一郎絵、偕成社、SF名作シリーズ21) 1969
- 『隠生代』(Cryptozoic!、ブライアン・W.オールディス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1970
- 『海が消えた時』(The Tide Went Out、チャールズ・エリック・メイン、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1970
- 『ハイジャック : キルマスター9』(Time Clock of Death、ニック・カーター、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1971
- 『宇宙の勝利者』(Space Winners、ゴードン・R・ディクスン、武部本一郎絵、岩崎書店、SF少年文庫13) 1971
- 『宇宙の勝利者』(ゴードン・R・ディクスン、岩崎書店、SFロマン文庫) 1986
- 『宇宙の勝利者』(ゴードン・R・ディクスン、岩崎書店、SF名作コレクション15) 2006
- 『星条旗に唾をかけろ!』(Siege、エドウィン・コーリィ、角川書店、海外ベストセラー・シリーズ10) 1971
- 『真犯人を追え』(ウィリアム・アイリッシュ、小林与志絵、集英社、ジュニア版世界の推理8) 1972
- 『フォックスクロフトの神々』(The god of Fozcroft、デーヴィッド・レヴィ、角川書店、角川文庫) 1972
- 『ミステリィ・クイズ』(オースティン・リプレイ、日本文芸社) 1973
- 『宇宙の漂流者』(The Survivors、トム・ゴドウィン、岩崎書店、SF少年文庫23) 1973
- 『宇宙の漂流者』(トム・ゴドウィン、岩崎書店、SFロマン文庫) 1986
- 『宇宙のサバイバル戦争』(トム・ゴドウィン、岩崎書店、SF名作コレクション6) 2005
- 『ヒロシマ八時十六分』上・下(エドウィン・ランハム、角川書店、角川文庫) 1973
- 『悪魔のベクトル』(Vector、ヘンリイ・サットン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1973
- 『時間と空間の冒険 第2』(レイモンド・J・ヒーリイ / J・フランシス・マッコーマス共編、中上守他訳、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1973
- 『宇宙の海賊島』(A・バートラム・チャンドラー、久保書店、Q-TブックスSF) 1974
- 『魔性の女』(ローレンス・トレント、明文社、世界・ポルノベストセラー) 1974
- 『10万光年の迷路』(Collision Course、ロバート・シルヴァーバーグ、久保書店、Q-TブックスSF) 1975
- 『空気の檻』(ペル・ワストベルイ、立風書房) 1975
- 『タイタンの反乱』(Trouble on Titan、アラン・E・ナース、角川書店、角川文庫SFジュブナイル) 1976
- 『謎の冷凍人間 - 宇宙船スーパー・ノヴァ号の冒険2』(Super Nova and the Frozen Man、アンガス・マクヴィカー、角川書店、角川文庫SFジュブナイル) 1976
- 『未来世界 - デロスワールドの謎』(J・R・ホール、番町書房、イフ・ノベルズ) 1977
- 『見えざる破壊者 : 宇宙大作戦』(ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1977
- 『野望の血』(The Tangent Objective、ロレンス・サンダース、集英社、Playboy books) 1978
- 『太陽破壊者』(エドモンド・ハミルトン他、編訳、日本文芸社) 1978
- 『プロテクター』(Protector、ラリー・ニーヴン、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1979
- 『時間帝国の崩壊』(The Fall of Chronopolis、バリントン・J・ベイリー、久保書店、SFノベルス) 1980
- 『ヘレンの欲望』(フランシス・レンゲル、富士見書房、富士見ロマン文庫) 1980
- 『銀河帝国の創造』(The Wizard of Linn、A・E・ヴァン・ヴォークト、久保書店、SFノベルズ) 1980
- 『第二の流血』(The Tangent Factor、ロレンス・サンダーズ、集英社、Playboy books) 1980
- 『カリギュラ[要曖昧さ回避]』(ウィリアム・ハワード、富士見書房、富士見ロマン文庫) 1980
- 『最後に笑った女』(The Blood Tie、デヴィッド・チャンドラー、立風書房) 1982
- 『ザ・ニンジャ』(The Ninja、エリック・ヴァン・ラストベーダー、講談社) 1982
- 『シャーロック=ホームズ全集 2』(アーサー・コナン・ドイル、偕成社) 1982
- 『魔性の殺人 - 第一の大罪』上・下(The First Deadly Sin、ローレンス・サンダーズ、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 1982
- 『オペレーション10』(Operation 10、ハーディマン・スコット、光文社) 1984
- 『シャーロック=ホームズ全集 10』(アーサー・コナン・ドイル、偕成社) 1984
- 『ストーニー・マン・ドクトリン これがスーパー・ヒーローの全貌だ』(ドン・ペンドルトン、佐藤和彦共訳、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社、Gold eagle books、マック・ボランスペシャル) 1984
- 『恋は馬車に乗って』(Enemy in Camp、ジャネット・デイリー、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社、ハーレクイン・ロマンス) 1984
- 『恋は馬車に乗って』(ジャネット・デイリー、ハーレクイン、ハーレクイン・クラシックスC221) 1992
- 『FBIの殺人』(Murder at the FBI、マーガレット・トルーマン、サンケイ出版、サンケイ文庫、海外ノベルス・シリーズ) 1986
- 『魚が腐る時』(When Fish Begin to Smell、マシュー・ヒールド・クーパー、サンケイ出版、サンケイ文庫、海外ノベルス・シリーズ) 1987
- 『エコー・ベクター』(The Echo Vector、ジェームズ・カーン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1989
- 『銃を持つ男』上・下(Man with a Gun、ロバート・デイリー 、徳間書店、徳間文庫) 1992