アンクル (音楽プロジェクト)

アンクル: UNKLE)は、イギリスDJプロデューサーであるジェームス・ラヴェルによる音楽プロジェクト。

UNKLE
サマセット・ハウスでのライブ(2008年)
基本情報
別名 U.N.K.L.E.
UNKLE Sounds
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル トリップ・ホップ
エレクトロニカ
オルタナティヴ・ロック
ビッグ・ビート
活動期間 1994年 -
レーベル Mo' Wax
Global Underground
Surrender-All
TRAFFIC
Pヴァイン
公式サイト unkle.com
メンバー ジェームス・ラヴェル
パブロ・クレメンツ
旧メンバー ティム・ゴールドワーシー
K.U.D.O
中西俊夫
DJシャドウ
リチャード・ファイル

メンバー

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  • ジェームス・ラヴェル(: James Lavelle
    レコード屋で働いた後[1]、19歳でレーベル「Mo' Wax(モ・ワックス)」を設立。同レーベルからDJシャドウ、DJ KRUSHブラッカリシャス英語版などを輩出[2]
  • パブロ・クレメンツ(: Pablo Clements
    2007年に加入。加入前より、バンド「Psychonauts」のメンバーとしてMo' Waxに在籍。

旧メンバー

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  • ティム・ゴールドワーシー(: Tim Goldsworthy
    結成時から参加。1999年にジェームス・マーフィーと共にプロデューサーチームThe DFAを結成し、レーベルDFAレコーズを設立。
  • K.U.D.O
    結成時から参加。1980年代にバンド「MELON」でプリンス工藤名義でDJとして活動し、1988年に中西らと共にクラブミュージック専門レーベル「MAJOR FORCE」を設立[3]。1992年には中西らと共にロンドンに移住[1]
  • 中西俊夫
    結成時から参加。1970年代中盤からプラスチックス、MELONなどで活動。1992年にK.U.D.Oらと共にロンドンに移住し、レコード屋の店員でありMAJOR FORCEのファンであったラヴェルと出会う。その後Mo' Wax傘下レーベルMajor Force Westを開始させる[1]
  • DJシャドウ: DJ Shadow
    自身のソロ活動と並行して1998年に参加。
  • リチャード・ファイル(: Rich File
    2003年に加入し、2008年に脱退。後にバンドWe Fell to Earthを結成。

概略

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  • 1994年にラヴェル、K.U.D.O、ゴールドワーシーらによって結成し[4]、『The Time Has Come E.P.』をMo' Waxから発売し、デビュー[5][6]
  • 1998年、K.U.D.Oに替わりDJシャドウが加入し、ファースト・アルバム『サイエンス・フィクション』を発売[4]。2001年のフジロックフェスティバルにUNKLE sounds名義で出演[7]
  • 2003年、『ネヴァー・ネヴァー・ランド』を発売。また、『サイエンス・フィクション』にも制作で参加していたリチャード・ファイルが正式加入[8]
  • 2007年、ラヴェルが新たにレーベル「Surrender All.」を立ち上げ、同レーベルの第1弾リリースとして『ウォー・ストーリーズ』を発売[8]。同年のサマーソニックに出演[9]
  • 2010年、アルバム『ホエア・ディド・ザ・ナイト・フォール』を発売。2012年3月25日に初開催された日本の音楽フェスティバルStarFes.に出演[10]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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発売日 タイトル 収録曲 レーベル
 :1998年9月29日
 :1998年8月21日
Psyence Fiction
サイエンス・フィクション
Mo' Wax
トイズファクトリー
 :2003年9月22日
 :2003年9月20日
Never, Never, Land
ネヴァー・ネヴァー・ランド
Mo' Wax
アイランド・レコード
 :2007年1月20日
 :2007年6月20日
War Stories
ウォー・ストーリーズ
Surrender All
TRAFFIC
 :2010年5月10日
 :2010年5月5日
Where Did the Night Fall
ホエア・ディド・ザ・ナイト・フォール
Surrender All
Pヴァイン

シングル

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  • 「エイプ・シャル・ネヴァー・キル・エイプ・スーパー・リミキシーズ」(1997年)
    U.N.K.L.E. フィーチャリング・ニーゴ・アンド・スクラッチ・パーヴァート(: U.N.K.L.E. featuring Nigo and Scratch Perverts)名義
  • 「ロック・オン」(1997年)
  • 「LAST ORGY 3 SPECIAL REMIXES」(1997年)
    U.N.K.L.E.FEATURING TAKAGI KAN名義
  • 「Rabbit in Your Headlights」(1998年)
  • 「BE THERE」(1999年)

コンピレーション・アルバム

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  • 『モア・ストーリーズ・セレクテッド・アンクル・ワークス』(2008年)
    『ウォー・ストーリーズ』のリミックス、未発表音源などを収録。
  • 『エンド・タイトルズ…ストーリーズ・フォー・フィルム』(2008年)
    『ウォー・ストーリーズ』完成後の2年間で録音された音源で構成されたコレクション・アルバム

参加作品

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  • アート・オブ・ウォー』(2000年)
    イアン・ブラウン - Dolphins Were Monkeys (UNKLE Remix)」、「The Knock (Indopepsychics Remix)」、「Mr.Children - ニシエヒガシエ West (Remixed By UNKLE)」で参加。
  • GOAL!オリジナル・サウンドトラック』(2006年)
    「Leap Of Faith」を収録。
  • マーク・スノウ - 『Xファイル:真実を求めて オリジナルサウンドトラック』(2008年)
    「X-ファイルのテーマ」、「ブロークン」に参加。
  • エグジット・カーム - 『エグジット・カーム』(2010年)
    プロデューサーとして参加。
  • エクリプス / トワイライト・サーガ オリジナル・サウンドトラック』(2010年)
    「ウィズ・ユー・イン・マイ・ヘッド (フィーチャリング・ザ・ブラック・エンジェルズ) 」に参加。
  • 『ハウス★ディズニー エレクトロ・パレード』(2010年)
    ディズニー映画の有名曲をハウスアレンジでカバーしたコンピレーション・アルバム。「アンクル・リコンストラクション(Mr. インクレディブル・リミックス)」で参加[11]
  • 『MAISON GILFY』(2010年)
    女性向けファッションブランド「GILFY」によるコンピレーション・アルバム。「On A Wire feat. ELLE. J」で参加[12]
  • リック・スミス - 『トランス/オリジナル・サウンドトラック』(2013年)
    「ホールド・マイ・ハンド」で参加。

出典

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  1. ^ a b c 第8回 ─ 中西俊夫のニューウェイヴな世界 後半”. タワーレコード (2005年8月11日). 2015年7月14日閲覧。
  2. ^ Meltdown is 'something joyous' says curator James Lavelle” (英語). Kev Geoghegan 英国放送協会 (2014年6月13日). 2015年7月12日閲覧。
  3. ^ Unkle”. タワーレコード (2003年9月11日). 2015年7月10日閲覧。
  4. ^ a b UNKLE”. CDJournal 音楽出版社. 2015年7月10日閲覧。
  5. ^ UNKLE | TRAFFIC
  6. ^ U.N.K.L.E | iLOUD
  7. ^ ヒストリー フジロックフェスティバル '15”. フジロックフェスティバル スマッシュ. 2015年7月10日閲覧。
  8. ^ a b Unkle:プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. BARKS. 2015年7月10日閲覧。
  9. ^ 第5回 ─ 〈SUMMER SONIC 07〉各アクトの詳細をレポート!(2)”. タワーレコード (2007年8月30日). 2015年7月10日閲覧。
  10. ^ お台場フェス「StarFes.」にUNKLE、電気グルーヴら出演”. ナタリー (ニュースサイト) (2012年1月10日). 2015年7月10日閲覧。
  11. ^ MEG、琉球、DEX、UNKLEら音源提供のディズニーカバー集”. ナタリー (ニュースサイト) (2010年3月2日). 2015年7月10日閲覧。
  12. ^ 女子ブランドコンピに80kidz、DEX、MiChi、CSS、UNKLE”. ナタリー (ニュースサイト) (2010年9月9日). 2015年7月10日閲覧。

外部リンク

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