藪内繁己

日本の経済学者

藪内 繁己(やぶうち しげみ、1950年昭和25年) - )は、日本経済学者。専門は、国際経済学愛知大学経済学部教授、名古屋市立大学名誉教授。経済学博士

概要 編集

国際貿易と貿易政策の理論的研究を専門とする経済学者。愛知大学名古屋市立大学で教鞭をとるほか、所属する日本国際経済学会では複数回にわたって理事を務めている。

人物 編集

和歌山県の出身。神戸商科大学(現:兵庫県立大学)を修了したのちは一旦愛知大学法経学部(1989年の学部分離の際は経済学部)に着任するも、1994年より名古屋市立大学経済学部に転出。

名古屋市立大学では大学院重点化により、2002年より大学院経済学研究科所属となる。2004年からは宮原孝夫の後任として研究科長も務めた。経済学部長も兼任[1]。このほか、評議員や附属経済研究所運営委員などを歴任。

2009年に名市大を退職し、愛知大学経済学部へと戻る。名市大からは2011年に名誉教授の称号が授与されている。愛知大学でも大学院経済学研究科教授も兼担。

学外機関の役職としては、日本国際経済学会理事、日本経済学会理事を歴任。

略歴 編集

所属学会 編集

受賞歴 編集

著書 編集

単著 編集

編著 編集

共著 編集

  • 菅沼澄〔編〕)『入門国際経済』(1985年/日本評論社)
  • (藪内繁己、柿元純男)『基礎経済学』(1993年/中央経済社
  • 山田健治若林務〔編〕)『入門国際経済論』(1994年/成文堂
  • (藪内繁己、柿元純男、大川昌幸)『国際経済学の基礎』(1998年/中央経済社)

脚注 編集

  1. ^ 読売新聞2004年1月14日付中部朝刊「名古屋市立大大学院経済学研究科長に藪内教授」

外部リンク 編集