大橋よしひこ
日本の漫画家
大橋 吉彦(おおはし よしひこ)は、日本の漫画家。主に学習漫画を執筆する。主な連載としては小学館の『小学四年生』や家の光協会の『ちゃぐりん』読者コーナーがある。
おおはし よしひこ | |
---|---|
生誕 |
1961年 東京都 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 学習漫画 |
公式サイト |
uorya0 |
妻は同じく漫画家の富士山みえる[1][2]。ペンネームには大橋よしひこ、おおはしよしひこ、うおりゃー!大橋、宝丸ハルカなどがある。
来歴
編集1961年、東京都にて生まれる。法政大学経営学部に進学して漫画研究会に入会し、在学中に『まんが中学歴史』でデビューする。卒業後も子ども向け学習雑誌や参考書に掲載される漫画を執筆する[3]。
1989年頃から2000年頃まで小学館の『小学四年生』で読者ページを担当した後[3][4]、2010年から家の光協会『ちゃぐりん』の読者ページを担当。読者ページの担当は『ちゃぐりん』が10年ぶりであり、初のデジタルでの作業となった[4]。
私生活
編集吉沢やすみの漫画『ど根性ガエル』のファンであり、ヒロインの吉沢京子が登場してから「グッと面白くなった」と評価し、子ども向けのギャグ漫画で恋愛を大きく取り上げていることが珍しいとコメントした[5]。
著作
編集単行本
編集- 大橋よしひこ名義
- 『ひみつシリーズ』
- 「1年366日のひみつ」(2005年、学習研究社、ISBN 4052023471)
- 『もっと知ろうからだのこと』
- 「筋肉ってすばらしい!」(2006年、インタープレス、ISBN 4902340224)
- 「ブルーライトから目を守ろう!」(2015年、インタープレス、ISBN 9784906723140)
- 『おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜』(2006年、ウィーヴ、ISBN 4789729087)
- 『マンガ県民のヒ・ミ・ツ : 47都道府県の出身マンガ家によるご当地限定のジョーシキ』(2008年、イースト・プレス、ISBN 9784872576986)
- 『小学生のまんが 敬語辞典』(2008年、学研、ISBN 9784053026231)[3][6]
- 『まんが47都道府県研究レポート』(2012年、偕成社、全6巻、ISBN 978-4035438618)[注 1]
- 『まんが47都道府県研究レポート 改訂版』(2018年、偕成社、全6巻、ISBN 978-4-03-544461-9)
- うおりゃー!大橋名義
- 『忍者猿飛佐助 対決!妖魔軍団』(1987年、学習研究社)[7]
- 『DカップCLUB 2』(1989年、桜桃書房、ISBN 4871831973)
- 『ギャグ大全集 : おぼっちゃまくん』(1989年、小学館)[8]
- 『クリスマスギャグパーティー : おぼっちゃまくん』(1989年、小学館)[9]
- 『くにおくんの格闘王への道』(1993年、小学館)[10]
- 『X-MEN』「強制収容島からの脱出の巻・超怪力!ジャガーノートの巻」(1994年、竹書房、ISBN 4884757319)
- 『ドラえもんの20世紀ビッグ人物伝』[11]
- 『まんが超おもしろ!なんでも百科』「まんが笑いと感動!スポーツ(秘)話」(2002年、金の星社、ISBN 4323053452)
- 『ひみつシリーズ』「からだのひみつ」(2013年、学研マーケティング、ISBN 9784054056855)
- 『みんなの暮らしと農業・JA : 夏休みにわくわく探検!』(2015年、家の光協会)[12]
- 月刊PCエンジン 1988年 - 1994年 怪力イラストコーナーやカット絵などを担当
連載
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 全6巻のセットは2013年発売。
出典
編集- ^ @uorya_0hashi (2016年6月4日). "「それゆけ! 徹之進」が今年で10周年なので、記念になんかやろう・・・と思いましたが、なにも思い浮かばないので、ツイッタで復刻版をダラダラ公開します。読んだ事あるひと、ごめん。漫画描いたのは僕の奥さん「富士山みえる」です。". X(旧Twitter)より2021年1月16日閲覧。
- ^ @mieru_fujiyama (2013年3月25日). "@yukichi_kazama いや、家も似たようなもんです。えっと、もしかすると誰なのか忘れているかもしれませんが、うおりゃー大橋の妻をやってる法政漫研の後輩です。(笑)風間さんとは学研の飲み会以来です。". X(旧Twitter)より2021年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “おおはしよしひこ”. 偕成社. 2021年1月16日閲覧。
- ^ a b @uorya_0hashi (2010年3月4日). "「ちゃぐりん」の読者ページ。読者ページ漫画も10年ぶりだが、デジタル化して、はじめての読者ページ製作。デジタル技により、可能な事が多くなり、ベンリなのはいいけど、つい、ディテールに凝りすぎて、異様に時間がかかった。来月はペース考えないとな。". X(旧Twitter)より2021年1月16日閲覧。
- ^ “ど根性ガエル解説漫画 「ど根性カイセツ」 うおりゃー大橋”. レトロマガジン (2018年10月12日). 2021年1月16日閲覧。
- ^ 大橋よしひこ (2008年5月18日). “小学生のまんが敬語辞典 新発売!”. それゆけ!徹之進 まんが復刻版. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “忍者猿飛佐助対決!妖魔軍団”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “ギャグ大全集 : おぼっちゃまくん”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “クリスマスギャグパーティー : おぼっちゃまくん”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “くにおくんの格闘王への道”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “ドラえもんの20世紀ビッグ人物伝”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “みんなの暮らしと農業・JA : 夏休みにわくわく探検!”. 国会図書館. 2021年1月16日閲覧。
外部リンク
編集- 血染めの鉄槌! - ブログ
- うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 (@uorya_0hashi) - X(旧Twitter)