原六朗
1915-2001, 作詞家、作曲家。
原 六朗(はら ろくろう、1915年1月6日 - 2001年11月6日[1])は、日本のソングライター。本名:原 六郎。代表作に美空ひばりの「お祭りマンボ」がある。洒落たモダンな作曲を手がける事で有名であった。
経歴
編集東京府東京市日本橋区日本橋馬喰町(現在の東京都中央区)の商家に生まれる。明治大学中退。在学中より服部良一と親交を結び、彼に入門して内弟子をしながら作詞術・作曲術・サックスの手ほどきを受ける。約6年の兵役生活後、東宝音楽部に籍を置き、ダンスバンドのアルト・サクソフォーン奏者として活動。
多くの歌手の作品を書き、主にポップス調の音楽を手がけ作詞家としても活動。1950-1960年まではコロムビア・レコード、1960年からは当時設立された東芝レコードへと移籍した。モダンな明るい音楽を好み、演歌の作曲を嫌っていたため、東芝移籍後に演歌の注文が多くなると仕事に嫌気が差し、仮病を使い、徐々に一線から身を退いていった。
映画は江利チエミ主演の人気映画「サザエさん」シリーズの映画音楽など、主に娯楽映画を中心に作・編曲していた。また、音楽評論家としても活動。
代表作
編集歌謡曲
編集- 僕の東京(藤山一郎)
- 東京の門(越路吹雪)
- お祭りマンボ(美空ひばり)
- 素適なランデブー(美空ひばり)
- チューチューマンボ(美空ひばり)
- 巴里の夜(二葉あき子)
- 雑木林に月が出た(中村メイコ)
- 美わしのアルゼンチナ(笠置シヅ子)
- めんどりブルース(笠置シヅ子)
- 祇園ブギ(池真理子)
- サビタの花(伊藤久男)
- プリンセス・ワルツ(初代コロムビア・ローズ)
- 山は青春(小坂一也)
- 湖畔の駅に雨がふる(青木光一)
など