結城 豊弘(ゆうき とよひろ、1962年6月8日[1] - )は、フリーのテレビプロデューサー。フリーアナウンサーとしてはオールラウンド所属。政治・経済評論家。合同会社ANOSA代表・CEO。

ゆうき とよひろ
結城 豊弘
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 鳥取県境港市
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1962-06-08) 1962年6月8日(62歳)
最終学歴 駒澤大学法学部法律学科
所属事務所 オールラウンド
職歴 読売テレビ(1986年 - 2021年)アナウンサー→ 報道局兼制作局部長待遇チーフプロデューサー
活動期間 1986年 - 2001年(アナウンサーとして)
ジャンル スポーツ番組
報道番組
公式サイト https://www.allrd.co.jp/belongs/view/236
担当番組・活動
出演経歴2時のワイドショー
週刊トラトラタイガース
ザ・ワイド
カニジルラジオ

2022年3月までは読売テレビ所属。アナウンサー[1]、ディレクター、営業部次長、報道局兼制作局部長待遇チーフプロデューサーなどを歴任した。

来歴

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鳥取県境港市出身。駒澤大学法学部法律学科卒業後の1986年に、アナウンサーとして入社。「2時のワイドショー」「週刊トラトラタイガース」などを担当。1995年、アナウンサーから東京制作部に異動し「ザ・ワイド」の担当となる。同番組では「神戸連続児童殺傷事件」(1997年)や「和歌山毒物カレー事件」(1998年)を取材した他、政治経済デスクとして「石原慎太郎東京都知事誕生」(1999年)や「田中康夫長野県知事誕生」(2000年)「小泉政治」(2001年)などを担当した。

ザ・ワイド」のディレクター、プロデューサー、チーフプロデューサーを経て、その後讀賣テレビ営業部部次長。2006年10月、ytvと千趣会の共同出資のテレビ通販会社・センテンス(呼称・ビートップス)のエグゼクティブプロデューサーに就任。会社立ち上げを讀賣テレビサイドのスタッフとして行い、通販情報番組「こうたろ」、「ビートップスでお買物」を制作・演出。

その後、2007年10月から2012年6月までと2013年7月6日から2015年7月4日までは「ウェークアップ!ぷらす」チーフプロデューサー→2015年7月11日からは企画統括。2012年7月5日から1年間、「情報ライブ ミヤネ屋」統括プロデューサーを担当していた[2][3]

2019年、同局に在籍したまま出身地の鳥取での活動を本格化。鳥取大学医学部附属病院の特別顧問[4]および同病院の広報誌「カニジル」のスーパーバイザーに就任。2020年からは境港市観光協会会長に就任。鳥取県東京事務所戦略アドバイザー[5][6][7]

2022年3月末で定年を前に読売テレビを退職し、フリーのアナウンサー・テレビプロデューサー及び政治・経済評論家となる。また、テレビ番組の企画、制作、取材、プロデュース等を手がける合同会社ANOSAを設立。東京、大阪の2拠点でテレビ番組の制作などを手がける。また読売テレビ在籍中の2020年より出生地である境港市観光協会長[8]に就任している。

人物

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  • 大のMacintoshファンとしても知られ、雑誌「Mac Fan」誌での執筆や、1997年に大阪ドームで開催された「Mac Fan Expo in Kansai 97」や「iWeek」等、関西でのMacファンイベントの企画等も手がけた。現在もMacの現場や雑誌、イベントに足を運び、開発関係者にアドバイスを精力的に行っている。
  • 交友関係は演劇、政治家、財界、IT・Mac関係者、映画・テレビ・新聞関係者と広く、映画『学校の怪談3』や『ゴジラvsデストロイア[1]に出演。
  • 日本で唯一の特撮映画の映画祭として知られる「兵庫県・伊丹グリーン映画祭」の二代目司会を務め、関係のあった「夕張冒険ファンタスティック映画祭」にも参加。芝居では「演劇集団キャラメルボックス」のプロデュース公演をサポートし、テレビ番組で取り上げるなど東京の劇団の紹介、関西の小劇場演劇の盛り上げに寄与した。また、アナウンサー時代には「アナウンサー物語」、「OSAKA感劇祭」など芝居や番組もプロデュースした。この他、東京制作局時代には石田衣良プロデュースドラマ「37℃」の企画にも参画。
  • 芝居好きが高じ、交遊関係のある脚本家で演出家マキノノゾミ、女優のキムラ緑子のリクエストで「劇団M.O.P.」の舞台「オールディーズバットゴールディーズ」に出演。実況アナウンサーと銀行に乗り込むディスクジョッキー役を演じた。
  • 「ウェークアップ!ぷらす」のチーフプロデューサーとしては、2007年12月29日生放送の「横須賀基地、補給艦ときわからの生中継」、2008年4月26日「長野聖火リレー生中継」(番組最高視聴率を記録15.3%)の演出を行っている。

出演番組

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過去

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テレビ

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ラジオ

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制作番組

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著書

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脚注

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  1. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「6月7日 / 6月8日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、154頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  2. ^ 尾崎行雄記念財団. “招聘講師 2017年7月12日”. 2020年8月26日閲覧。
  3. ^ 明治大学. “鳥取県連携講座 2017年12月6日”. 2020年8月26日閲覧。
  4. ^ 朝日新聞. “鳥大病院が新広報誌「カニジル」を創刊 2019年5月23日”. 2020年8月26日閲覧。
  5. ^ 伯耆国「大山開山1300年祭」実行委員会. “「大山開山1300年にワクワク・大山の魅力を再発見」”. 2020年8月26日閲覧。
  6. ^ 国際福祉医療経営者支援協会. “テレビプロデューサーから見た日本の医療福祉業界 結城豊弘(讀賣テレビ放送株式会社チーフプロデューサー)”. 2020年8月26日閲覧。
  7. ^ 島根フィルムコミッションネットワーク事務局. “しまね映画塾特別講座「地方と映画」2019年8月27日”. 2020年8月26日閲覧。
  8. ^ 2021年・結城豊弘・境港市観光協会長 年頭所感
  9. ^ 2019年のみ
  10. ^ 2015年4月から2021年5月まではチーフプロデューサー
  11. ^ 第2-4回はアドバイザー→第5回は報道アドバイザー

外部リンク

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