城内実
|
|
|
|---|---|
| 生年月日 | 1965年4月19日(47歳) |
| 出身地 | 東京都新宿区 |
| 出身校 | 東京大学教養学部 |
| 学位・資格 | 教養学士 |
| 前職 | 国家公務員(外務省) |
| 所属委員会 |
法務委員会 文部科学委員会 |
| 世襲 | 無 |
| 選出選挙区 | 静岡7区 |
| 当選回数 | 2回 |
| 所属党派 | (無所属→) (自由民主党→) (無所属) 自由民主党 |
| 会館部屋番号 | 衆議院第2議員会館441号室 |
| ウェブサイト | 城内 実(きうちみのる)オフィシャルサイト |
城内 実(きうち みのる、1965年(昭和40年)4月19日 - )は、日本の政治家、外交官。衆議院議員(2期)、星槎大学客員教授[1]。
来歴
東京都新宿区生まれ(本籍地は父・城内康光の出身地である静岡県浜松市)。城内実の出生時、父の康光は広島県警察捜査二課長を務めており、広島抗争を担当していたため家族に被害が及ばないよう、康光を除き城内家は東京都新宿区に居住していた[2][3]。その後は3歳まで広島市で、4歳から東京都、西ドイツ、神戸市、横浜市で育つ[3]。開成高等学校、東京大学教養学部国際関係論分科を卒業。大学卒業後、外務省に入省[3]。アジア局北東アジア課課員(韓国担当)時代には、大学入試センター試験の外国語試験に韓国語を新たに加えるよう、文部科学省に働きかけた[4]。
2003年11月、第43回衆議院議員総選挙に父親の出身地である静岡県第7区から無所属で出馬。当時、静岡県第7区は保守新党の熊谷弘党首の選出選挙区であり、表向きの与党系候補は熊谷であったが、城内は自由民主党静岡県連から支援を受け、熊谷や民主党の樋口美智子らを破り初当選を果たした。尚、熊谷は比例復活もならず落選し、保守新党は選挙後自民党に吸収された。
2005年の郵政国会では、安倍晋三自由民主党幹事長代理の再三の説得にも応じず、郵政民営化法案の採決では小泉純一郎首相(当時)の出身派閥である清和政策研究会に所属する国会議員のうち、唯一反対票を投じる。そのため、直後の第44回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得られず無所属で出馬するが、自民党公認の片山さつきに748票差で敗れ、落選した。選挙後、離党勧告を受けたため自民党を離党。拓殖大学客員教授を務める。
2009年8月、第45回衆議院議員総選挙に静岡県第7区から再び出馬し、前回敗れた片山や民主党新人の斉木武志を大差で下し、国政復帰を果たした。なお選挙前、平沼赳夫元経済産業大臣を中心に平沼グループを立ち上げ、選挙でも平沼の支援を受けた。
2009年9月15日、平沼赳夫、小泉龍司と共に「国益と国民の生活を守る会」を結成した[5]。2010年4月10日に結党した、平沼を代表とする政党「たちあがれ日本」には、地元後援会の調整を理由に参加せず、小泉龍司と共に「国益と国民の生活を守る会」に残留(同会会長は小泉が引き継いだ)[6]。同年9月12日、自民党静岡県第7選挙区支部が復党要請を行う方針を固めた[7]。2011年7月、自民党に復党する方向で調整を進めることを自民党との間で合意し、時期と手順を党側に一任。同年12月、「国益と国民の生活を守る会」は解散し、小泉龍司と共に自由民主党・無所属の会に合流。2012年5月18日、自由民主党党紀委員会により城内の復党が承認され、約7年ぶりに自民党に復党した。
政策・主張
- 神の存在を信じており、唯物論者ではない。しかし、「いかなる宗教団体にも所属していない」と表明している[8]。
- 反米保守論者であり、保護主義者、西郷隆盛・頭山満を「スケールの大きい国士」として尊敬している[9]。
- 自らの立場を「真正保守主義」「革新的な保守主義者」であるとして[10]、「最近の規制緩和路線、市場原理主義、株式至上主義の行き着くところはアメリカ型の格差社会である。格差が広がりつつあることは、現場の声を聞けば明らかである」[11]と小泉・竹中構造改革路線を批判し、月刊『現代』(2006年7月号)で平沼赳夫、関岡英之との鼎談「アメリカ崇拝政治を排し、保守を再生せよ」と語っている[12]。そのため、反米という点で城内と思想を同じくする一部の左派・リベラル派とされる論者からも評価されている。
- 第177回国会にて、日本政府の財政破綻リスクに関する質問主意書を2011年2月3日に提出[13]した。
- 2008年6月の最高裁判所判決を受けて同年12月に改正された国籍法について、「合法的な人身売買・児童売春が可能となり、本来日本国籍をもつべきでない者にも容易に国籍が付与される」と批判した[14]。後日、この文章に反発した他のブログを紹介し、反論・揶揄する文章を載せている[15]。
- 地球温暖化については、二酸化炭素の排出との因果関係は存在しないとして、懐疑的な立場を表明している[16]。
エピソード
選挙ポスター騒動
第45回衆議院議員総選挙を控えた2009年7月に城内は、自身の選挙区内で眞鍋かをりの写真を載せたポスターを掲載。これに対して眞鍋が「無断で使用された」と主張。城内は「事前に承諾を得た」と主張した。
城内は真鍋のポスターを選挙区内に掲載し、また眞鍋から「心願成就まで禁酒されているそうですが、早く祝杯を挙げられる日が来ることを祈っています」との応援メッセージも届いたと発表した。しかし、ポスターに使用された眞鍋の写真について、眞鍋自身の主張によると、かつて城内と対談した際に撮影されたもので、「何故その写真がポスターになってしまっているのかわからず困惑しています」[17]とのコメントを公表した。
また、眞鍋はこの件において特定の政党・政治家を応援することはありえないとした[17]。城内の選挙対策事務所側は眞鍋の所属事務所に許諾を得たと主張しているが[18]、所属事務所側は「全く聞いていないので、コメントできない」[18]と述べた。なお、ポスターには眞鍋が演説会に出席すると書かれているが、選挙対策事務所は眞鍋に出席要請をしていないことを認めた[18]。
また、眞鍋自身は否定しているが、特定政治家の支援者をテレビに出演させることは問題があると判断し、フジテレビジョンは自社の番組において眞鍋の出演を見送る事を決定した[18]。なお、城内のブログは炎上状態となっているとの報道がなされた[19]。城内は抗議を受けた後も「ポスターを撤去するつもりはない」としていた。
その後、城内と眞鍋との対談を仲立ちしたイベント会社オフィスプロペラ木村正明社長(城内の後援会幹部)が事情を説明、同年6月から城内の後援会と同社との間で城内と眞鍋の2人を起用したポスターの制作の話が持ち上がり、同社が眞鍋の所属事務所から写真の掲載許可を取った上でポスターが作られたが、眞鍋側には正確な意図が伝わっていなかったと謝罪した。また城内側も眞鍋のテレビ出演の見合わせを受け、芸能活動に支障を来すことは本意でないとして、ポスターの撤去と対談の動画の削除を行った[20][21]。これを受け眞鍋の所属事務所アヴィラは公式サイトにおいて、オフィスプロペラ側に対しポスター・インターネット上での眞鍋の写真掲載許可は出しておらず、またオフィスプロペラにポスター使用のために眞鍋の写真を貸与した事実は無いという公式な見解を示した[22]。
その後8月下旬、アヴィラの事実上のオーナー・牧野昌哉が脱税容疑で逮捕された際、牧野が事前にポスター掲載を了承していたものの、そのことが眞鍋に伝達されていなかったとする関係者のコメントが報道された[23]。
出演番組
- 報道ワイド日本(CS放送・日本文化チャンネル桜 月一回金曜日担当キャスター)
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ)不定期
所属団体・議員連盟
脚注
- ^ http://www.seisa.ac.jp/teacher/index.html
- ^ 『◇ コ ラ ム ◇ 私の半生(その一)« 城内実のとことん信念ブログ』、2008年2月28日
- ^ a b c プロフィール « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト
- ^ 『在日外国人の地方参政権問題 « 城内実のとことん信念ブログ』、2010年1月13日。
- ^ 平沼氏ら3人が衆院新会派を結成nikkansports.com(共同)2009年9月15日
- ^ 毎日新聞2010年4月11日配信記事
- ^ “自民支部、浜松の城内実議員に復党要請へ” (日本語). 読売新聞. (2010年9月14日) 2010年9月15日閲覧。
- ^ ◇ コ ラ ム ◇ 大地震発生 « 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト
- ^ 『西郷隆盛 « 城内実のとことん信念ブログ』、2006年8月9日。
- ^ 『真正保守主義とは « 城内実のとことん信念ブログ』、2006年4月20日。
- ^ 『ハゲタカ・ファンド « 城内実のとことん信念ブログ』、2006年4月30日。
- ^ 『月刊「現代」の鼎談 « 城内実のとことん信念ブログ』、2006年6月20日。
- ^ “財政破綻リスクに関する質問主意書”. 衆議院 (2011年2月3日). 2012年3月29日閲覧。
- ^ 『◎ 政 治 ◎ 「国籍法」の改悪に反対する! « 城内実のとことん信念ブログ』、2008年11月11日。
- ^ 『◎ 政 治 ◎ 「国籍法」改悪と日本の精神構造 « 城内実のとことん信念ブログ』、2008年11月21日。
- ^ ◇ コ ラ ム ◇ お茶摘み(写真付) « 城内実のとことん信念ブログ
- ^ a b 『眞鍋かをり、城内実氏の選挙援軍報道に困惑 - MSN産経ニュース』産経デジタル、2009年7月29日。
- ^ a b c d 『眞鍋かをりさん激怒「応援してない!」のに選挙ポスター掲載:社会:スポーツ報知』報知新聞社、2009年7月30日。
- ^ 『城内実氏が眞鍋かをり写真の“勝手使用”に反論「無断使用ではない」。』ナリナリドットコム、2009年7月29日。
- ^ 「えっ」と思った…眞鍋&城内ポスター撤去で決着,夕刊フジ,2009年7月31日
- ^ 眞鍋かをり写真使用は無断じゃなかった,デイリースポーツ,2009年8月1日
- ^ 眞鍋かをりのポスター掲載許可に関して,アヴィラ,2009年8月1日
- ^ 逆上・眞鍋かをり 牧野容疑者を訴える!?,リアルスポーツ,2009年8月26日