三重北医療センターいなべ総合病院

日本の三重県いなべ市にある医療機関
いなべ総合病院から転送)

三重北医療センターいなべ総合病院(みえきたいりょうせんたーいなべそうごうびょういん)は、三重県いなべ市にある医療機関。三重県厚生農業協同組合連合会(JA三重厚生連)が運営する病院である[1]

三重北医療センターいなべ総合病院
情報
正式名称 三重県厚生農業協同組合連合会三重北医療センターいなべ総合病院
英語名称 INABE GENERAL HOSPITAL
前身 三重県厚生連員弁厚生病院
三重県厚生連いなべ総合病院
標榜診療科 内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、脳神経内科、血液内科、内分泌・糖尿病内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、産婦人科、眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、リウマチ科、肛門外科、リハビリテ−ション科
許可病床数 220床
一般病床:220床
開設者 三重県厚生農業協同組合連合会
(JA三重厚生連)
管理者 相田直隆(院長)
開設年月日 1953年10月[1]
所在地
511-0428
三重県いなべ市北勢町阿下喜771
位置 北緯35度8分47.4秒 東経136度30分51.2秒 / 北緯35.146500度 東経136.514222度 / 35.146500; 136.514222座標: 北緯35度8分47.4秒 東経136度30分51.2秒 / 北緯35.146500度 東経136.514222度 / 35.146500; 136.514222
二次医療圏 北勢
PJ 医療機関
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概要 編集

JA(農業協同組合)グループを構成する組織体である三重県厚生農業協同組合連合会(JA三重厚生連)が県内で運営する7病院のひとつ。いなべ市では唯一の総合病院である[1]

2018年平成30年)にいなべ市はふるさと納税を活用して内科医を確保する方針を示した[1]。具体的には、ふるさと納税で3000万円を目標に募り、三重県近隣の大学医学部に寄付講座を開設し、代わりに内科医をいなべ総合病院に派遣してもらう計画である[1]。民間の医療機関の医師確保にふるさと納税を利用するのは本事例が初となる[1]

2019年(平成31年)4月にいなべ市、名古屋市立大学病院、三重北医療センター いなべ総合病院の三者で連携協定を締結し、2019年(令和元年)6月18日に寄附講座「地域医療連携推進学」が開設された。

名古屋市立大学 漢方医学センターのセンター長がいなべ総合病院の寄附講座教授となり、漢方外来を開設。西洋医学と東洋医学の融合による専門的な治療を受ける事ができる。

2019年(令和元年)9月に、最新鋭の内視鏡下手術支援ロボット・ダヴィンチXiを導入し、10月より”ロボット・低侵襲手術センター”が開設された。

これは、三重県桑員地区で初の導入となった。

2020年(令和2年)1月より、泌尿器科分野にてロボット手術が開始され、消化器外科分野においてもロボット手術の導入が検討されている。

2020年(令和2年)8月に、泌尿器科において前立腺ロボット手術の施設基準をクリアし、認定病院に指定される。同時に女性泌尿器科を開設し、婦人科と共に共同診療にあたっている。

2021年(令和3年)1月に、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医・日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医が名古屋市立大学より派遣され、三重北 脊椎センターを開設。 

                数少ない椎間板酵素注入療法の認定施設となっている。

2021年(令和3年)、いなべ市の新型コロナウイルスワクチン集団接種会場となり、1日500名程度の接種が行われている。

沿革

  • 1953年昭和28年)10月 - 三重県厚生連員弁厚生病院として開院。
  • 2002年平成14年)9月 - 現在地に移転。
  • 2014年平成26年)4月 - 三重県がん診療連携推進病院の指定。
  • 2017年平成29年)4月 - 三重北医療センターいなべ総合病院に名称変更。

診療科目 編集

医療機関の指定等 編集

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 高島碧「ふるさと納税で医師を いなべ市 民間病院に制度活用」中日新聞2018年2月15日付朝刊、三重版12ページ

関連項目 編集

外部リンク 編集