いわて県民情報交流センター

岩手県盛岡市にある複合施設

いわて県民情報交流センター(いわてけんみんじょうほうこうりゅうセンター)は、2006年4月1日にオープンした盛岡駅西口複合施設である。愛称は、岩手県民からの一般公募により決定したアイーナ(英字表記:aiina)。

いわて県民情報交流センター
外観(2022年5月)
いわて県民情報交流センターの位置(岩手県内)
いわて県民情報交流センター
情報
用途 複合施設
設計者 日本設計曽根幸一環境設計研究所・久慈設計 設計共同企業体
階数 地上8階
エレベーター数 6基(岩手県立図書館内を含む)
駐車台数 なし
着工 2003年3月
竣工 2005年9月
開館開所 2006年5月8日
所在地 020-0045
盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号
座標 北緯39度42分7.1秒 東経141度7分57.8秒 / 北緯39.701972度 東経141.132722度 / 39.701972; 141.132722 (いわて県民情報交流センター)座標: 北緯39度42分7.1秒 東経141度7分57.8秒 / 北緯39.701972度 東経141.132722度 / 39.701972; 141.132722 (いわて県民情報交流センター)
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沿革

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  • 1996年 - 基本構想を決定。
  • 2000年 - 公募型プロポーザル方式により設計者を「日本設計曽根幸一環境設計研究所・久慈設計 設計共同企業体」に選定。
  • 2003年3月 - 着工。
  • 2005年9月 - 竣工。
  • 2005年2月1日 - 当館への移転作業に伴い県立図書館休館(内丸にあった建物は翌2006年2月1日から3月31日までは一部開放)。
  • 2006年4月1日 - 仮オープンで一部開館。
  • 2006年5月8日 - 県立図書館新館、運転免許センター、パスポートセンター開館。これにより、アイーナが全面開館する。
  • 2016年4月1日 - 7階の「アイーナホール」に命名権が導入され、「小田島組☆ほ〜る」の名称となる。

理念

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  • 新しい時代の多様なニーズに対応し、交流と連携を生み出す施設
  • 岩手の情報受発信力を高める施設
  • 21世紀を担う心豊かな「岩手のひと」をはぐくむ施設
  • ゆとりとうるおいのある岩手ならではの生活文化を創造する施設
  • 岩手の新しいシンボルとなる施設

主な施設の概要

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※建物は地上9階・地下1階建て。全面ガラス張りとなっている。 下層階は県立図書館を中心として公共施設が入居し、上層階は会議・研修室が多く配置されている。

  • アイーナホール、ギャラリーアイーナ、イベント広場ほか、会議・研修室(一般:有料貸出施設)
  • 岩手県県民活動交流センター(5・6F)団体活動室1・2・3・4、ミーティングルームほか(登録団体:無料貸出施設)
  • NPO活動交流センター(6F)※県民活動交流センター「総合窓口」(9:00~21:30)
  • 青少年活動交流センター(6F)
  • 男女共同参画センター(6F)
  • 高齢者活動交流プラザ(6F)
  • 子育てサポートセンター(6F)
  • 国際交流センター(5F)
  • 環境学習交流センター(5F)
  • 盛岡運転免許センター
  • 岩手県立大学アイーナキャンパス(会議、生涯学習等、主に外部向け。講義は行われない)
  • 岩手県立図書館(内丸より移転)
    • 岩手県立視聴覚障がい者情報センター
  • 岩手県旅券室(岩手県パスポートセンター)
  • ファミリーマート(建物外からも入店可能。24時間営業)

建物の特長

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  • 太陽光発電システムを採用した省エネ設計となっており、吹き抜けには明かり取り窓もある(これにより電気代を大幅に節約)。
  • 防犯カメラを設置している。
  • 設置されているエレベーターの内3基が全面ガラスで作られたエレベーターとなっている。[1]

その他

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  • アイーナ館内各所に設置されているモニターはパナソニックシャープビクター製品が用いられている(岩手県立図書館内にあるモニター・視聴装置はビクター製で統一)。

休館日

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※施設・テナントにより異なる。当項では全館休館日を掲載。

  • 5月及び10月第4土曜日(停電を伴う電気設備法定点検の為全館休館、停電作業によりサーバーも止まるのでアイーナ公式サイト閲覧やアイーナ宛FAX・Eメール送受信も終日不可)、年末年始(12/29~1/3)。

周辺環境

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バスのりば(1階正面玄関前)

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本数はあまり多くない。その他路線はマリオス前人工地盤上(当館3階出入口にも直結)の「盛岡駅西口」停留所または駅東口の「盛岡駅前」停留所に発着する。また岩手県交通の路線は当停留所を経由しない。

脚注

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  1. ^ ドイツのGBH Design社が製造しダイコー(エレベーター会社、本社東京都)が日本仕様に仕立てた物。しかし開館半年後取付けの施工ミスによる閉じ込めトラブルが後を絶たなくなり、ついに運転休止となった。その後ダイコーが改めて取付けを行い、復旧して運転を再開した。[1]

外部リンク

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