うだつの上がる町並み

うだつの上がる町並み(うだつのあがるまちなみ)は、岐阜県美濃市美濃町重要伝統的建造物群保存地区江戸時代に領主・金森長近によって造られた歴史的景観が現存されている。江戸期を通じて美濃和紙を中心とした商業が盛んで、裕福でないと上げられなかった「うだつ」(防火壁)の上がる家が並ぶ。

「うだつ」と「秋葉様」
旧今井家住宅の中庭。水琴窟と茶室がある。2017年2月8日撮影

うだつの上がる建物編集

  • 旧今井家・美濃史料館 - 江戸中期の市内最大規模の商家。最も古いうだつ軒飾りの形式を持つ。復元された水琴窟がある。市指定文化財
  • 小坂家住宅 - 安永初期の造り酒屋。屋根全面に「起り(むくり)」をもつ美しい景観が特徴。国指定重要文化財
  • 町並みギャラリー・山田家住宅 - 享保6年開業の町医者。陶器製の防火水槽がある。現在は和紙ちぎり絵などのギャラリー
  • 松久達三家 - 今井家より少し発展した軒飾り
  • 加藤家 - 18世紀中期のものと思われるうだつ飾り
  • 平田家 - 明治初年の大火後に建てられた家。江戸時代より立派なうだつ飾り
  • 大石家、梅村家、鈴木家、西尾家、古田家、松久家、渡辺家、旧武藤家、小坂家、古川家、岡専旅館、時代軒 - うだつが上がっている

観光、土産編集

  • 美濃和紙あかりアート館 - 美濃和紙のあかりアート作品を展示。1階に無料の休憩所
  • 美濃市観光協会「番屋」 - 番屋風の建物。美濃和紙や地元特産品などを販売するコーナーがある
  • 町並みの各所に美濃和紙、和菓子、手作り工芸品、着付け、生活骨董品、提灯などの店がある

アクセス編集

その他編集

  • 路上喫煙禁止区域
  • 毎年4月には町並み一帯で美濃まつりが開かれる
  • 毎年5月には旧今井家の前がツアー・オブ・ジャパン美濃ステージのスタート地点となる
  • 毎年10月には美濃和紙あかりアート展が開かれる
  • 地元の愛好家らがクラシックカーで町並みを通り抜けるイベントを行っている[3]
  • ゆるキャラ「うだつくん」は1989年に誕生。1994年の市制40周年記念マラソンに合わせて着ぐるみが制作されたが、一度披露されたきり[4]で倉庫で眠っていた。2008年、地方紙の着ぐるみキャラクター特集への掲載依頼のため14年ぶりに再登場。2009ゆるキャラアワード準グランプリ獲得。現在は完全復帰し美濃市のPRを行っている[5]

近隣の施設編集

注釈編集

  1. ^ 岐阜美濃線 - 岐阜バス
  2. ^ 高速名古屋線 - 岐阜バス
  3. ^ “「うだつの上がる町並み」 往年の名車が駆ける 岐阜”. 朝日新聞. (2013年3月25日). http://www.asahi.com/national/update/0324/NGY201303240030.html 2013年8月17日閲覧。 
  4. ^ “特集「がんばりゃぁ ぎふキャラ」うだつくん(美濃市)”. 岐阜新聞. (2008年12月1日). http://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/2008/gifuchara/gifuchara1201.shtml 2013年8月17日閲覧。 
  5. ^ 美濃市ゆるキャラ「うだつくん」 - 美濃市観光協会

外部リンク編集

参考画像編集