そよら成田ニュータウン

そよら成田ニュータウン(そよらなりたニュータウン)は千葉県成田市赤坂でイオンリテールの運営により開業予定の大型商業施設(ショッピングセンター)である。

そよら成田ニュータウン
Soyora NARITA NEWTOWN
店舗概要
所在地 286-8521
千葉県成田市赤坂2丁目1-10(本館)
千葉県成田市赤坂2丁目1-13(アネックス館)
座標 北緯35度46分41.9秒 東経140度17分26.4秒 / 北緯35.778306度 東経140.290667度 / 35.778306; 140.290667 (そよら成田ニュータウン)座標: 北緯35度46分41.9秒 東経140度17分26.4秒 / 北緯35.778306度 東経140.290667度 / 35.778306; 140.290667 (そよら成田ニュータウン)
開業日 2024年夏(予定)
施設管理者 イオンリテール株式会社
敷地面積 (本館)16,775 m2
(アネックス館)5,676 m2[1]
商業施設面積 (本館)22,339 m2
(アネックス館)11,284 m2[1]
中核店舗 イオンスタイル成田ニュータウン
店舗数 約80店舗(予定)
前身 ボンベルタ成田
外部リンク 公式サイト
そよら
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本記事ではかつて同所で営業していたボンベルタ成田(ボンベルタなりた)についても説明する。

概要 編集

成田ニュータウンに所在するイオングループの大型商業施設である。

当初は株式会社ボンベルタ運営による百貨店「ボンベルタ成田」として営業していたが、2024年にイオンリテール株式会社が運営する都市型ショッピングセンター「そよら成田ニュータウン」として業態転換される。

ボンベルタ成田時代 編集

ボンベルタ成田
Bon Belta Narita
 
ボンベルタ成田
店舗概要
所在地 286-8521
千葉県成田市赤坂2丁目1-10(本館)
千葉県成田市赤坂2丁目1-13(アネックス館)
開業日 1992年3月19日
閉業日 2024年2月29日
正式名称 成田パークショッピングセンター(アネックス)[2]
施設所有者 財団法人千葉県まちづくり公社(本館)
株式会社ボンベルタ(アネックス館)
施設管理者 株式会社ボンベルタ
敷地面積 (本館)16,775 m2
(アネックス館)5,676 m2
商業施設面積 (本館)22,339 m2
(アネックス館)11,284 m2
中核店舗 ボンベルタ成田
マルエツ成田ニュータウン店
店舗数 77
営業時間 本館10:00 - 20:00
マルエツ9:00 - 21:00
駐車台数 1,051台
後身 そよら成田ニュータウン(予定)
外部リンク 公式サイト
Bon Belta
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株式会社ボンベルタ運営による百貨店型ショッピングセンターとして1992年3月に開業した。「ボンベルタ(Bon Belta)」はフランス語で「良い」を意味する「bon」とイタリア語で「美しい」を意味する「belta」を組み合わせた合成語である。日本ショッピングセンター協会に加盟していたが、日本百貨店協会には非加盟であった。

本館、アネックス館(A棟とB棟に分かれており、A棟は旧でんき館、B棟は旧くらし館にあたる)、立体駐車場棟で構成されていた。

本館には食品フロアとして開業当初から閉店まで一貫してマルエツ(当時はダイエーグループ)が営業していた他、ボウリング場や各種専門店も入居しており、屋上には駐車場とフットサルコートを完備。アネックス館にはイオンバイクをはじめ、各種教室を中心に専門店、更に成田市の公共施設である「男女共同参画センター」や「赤坂ふれあいセンター」も入居していた。

「ボンベルタ」ブランドを冠する店舗はかつて複数存在していたものの(詳細はボンベルタ百貨店を参照)、他の店舗は閉店あるいは業態転換[注 1]されたため、当店が最後の残存店舗となった。また、中合福島店(福島県福島市、ダイエーグループ傘下)が2020年8月31日に閉店してからはイオングループ全体でも唯一の百貨店店舗となっていた。

2024年3月に運営会社のボンベルタがイオンリテールと合併するのを機に大規模改装を行い、同年夏頃に都市型ショッピングセンター「そよら」としてリニューアルオープンする事を2023年11月末に発表した[4][1]。ボンベルタ成田としては運営会社合併直前の2024年2月末に営業を終了した。

これに伴い、「ボンベルタ」の屋号を持つ店舗は消滅し、イオングループにおける百貨店店舗も全て消滅することになった。

そよら成田ニュータウン時代 編集

2024年夏にイオンリテールが展開する都市型ショッピングセンター「そよら」としてリニューアルオープンされる。「そよら」としては千葉県初出店となる他、百貨店を改装して出店する事から店舗面積が最大規模となっている[4]

ボンベルタ内に入居していたマルエツに代わる核店舗として、イオンリテールが運営するSSM「イオンスタイル成田ニュータウン」が出店する[4]。この他、約80店舗の専門店やクリニックなども出店する[5]

沿革 編集

ボンベルタ成田時代 編集

  • 1990年平成2年)6月29日 株式会社ボンベルタ設立。
  • 1992年(平成4年)3月19日 ボンベルタ成田オープン。
  • 1999年(平成11年)10月21日 別館完成。でんき館(後のアネックスA棟)に石丸電気成田ビッグワン開店。くらし館には家具売り場が入居。
  • 2009年(平成21年)5月24日 石丸電気成田ビッグワン閉店。
  • 2012年(平成24年)
    • 2月20日 改装のため一時閉店。1階のマルエツと4階の美容室(ペパームーン)は改装中も引き続き営業。
    • 3月16日 アネックス館の一部(A館1階・B館2階)がリニューアルオープン。
    • 4月3日 本館1階のマルエツが改装のため一時閉店。
    • 5月2日 第1期オープンとして、1階-3階フロア(1階のマルエツを含む、1階と3階は一部フロアのみ)と5階のボウリング場をリニューアル。各店舗でWAONの利用が可能となり、同時にイオンリテールから会員カード機能を付加したWAONカード「BonBeltaWAON」の発行を開始。
    • 5月16日 3階にスポーツオーソリティがオープン。
    • 6月7日 1階にデリカショップがオープン。
    • 6月29日 全館リニューアルオープン。
  • 2013年(平成25年)3月 3階に子供服売場がオープン。
  • 2018年(平成30年)
    • 7月 改装に伴い、マルエツ以外を一時閉店。
    • 9月28日 グランド(リニューアル)オープン。
  • 2023年令和5年)
    • 9月1日 イオンリテール株式会社と株式会社ボンベルタが翌年3月1日付けで合併し、ボンベルタ成田をリニューアルする事を発表[6]
    • 11月30日 - リニューアル後の施設名称が「そよら成田ニュータウン」となり、翌年夏にオープンする事を発表[4][1]
  • 2024年(令和6年)
    • 2月29日 ボンベルタ成田が閉店。これにより、ボンベルタ店舗が消滅。本館内の一部店舗とアネックス館は改装中も引き続き営業を継続する。
    • 3月1日 イオンリテール株式会社と合併し、株式会社ボンベルタ解散。

そよら成田ニュータウン時代 編集

  • 2024年(令和6年)
    • 夏頃 「そよら成田ニュータウン」として、リニューアルオープンする予定[4][1]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ボンベルタ橘宮崎県宮崎市)が該当。2007年にイオングループを離脱しても従前の名称で営業していたが、2020年11月にディスカウントストアMEGAドン・キホーテ宮崎橘通店」を核店舗とするショッピングセンター「宮崎ナナイロ」に改称・業態転換された[3]

出典 編集

  1. ^ a b c d e まちづくり計画を見据え、「ボンベルタ成田」を大規模リニューアル 2024年夏「そよら成田ニュータウン」誕生』(プレスリリース)イオンリテール、ボンベルタ、2023年11月30日https://www.aeonretail.jp/pdf/231130R_1.pdf2024年3月22日閲覧 
  2. ^ 千葉県 報告案件一覧表” (PDF). 2011年11月29日閲覧。
  3. ^ 11月「宮崎ナナイロ」に「MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店」改装開業”. 商人舎 流通スーパーニュース. PPIHnews. 月刊商人舎 (2020年8月18日). 2024年3月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e 加藤綾 (2023年11月30日). “イオン「そよら成田ニュータウン」24年夏オープン”. Impress Watch. 2024年3月22日閲覧。
  5. ^ 大型商業施設「そよら成田」来夏オープン 「ボンベルタ成田」をリニューアル 空港機能強化視野 訪日客向け文化体験も”. 千葉日報 (2023年12月12日). 2024年3月22日閲覧。
  6. ^ “成田の新たなまちづくりに合わせて、生まれ変わります 「ボンベルタ成田」リニューアルプロジェクトを始動”. イオンリテール、ボンベルタ. (2023年9月1日). https://www.aeonretail.jp/pdf/230901R_4.pdf 2024年3月22日閲覧。 

外部リンク 編集