ゆきん子舞(ゆきんこまい)は、日本イネの品種名および銘柄名。新潟県早生の中間型で多肥条件における耐倒伏性が強い良食味品種である[1][2][3]。新潟県における2017年(平成29年)産米の産地品種銘柄(必須銘柄)となっている[4]。粘りが少なくあっさりとした食味で、チャーハン、外食産業向けの業務用米に向く[5]

ゆきん子舞
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 新潟20号(ゆきの精)×山形35号(どまんなか
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 ゆきん子舞
開発 新潟県農業試験場
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概要

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1989年、新潟県農業試験場(新潟県農業総合研究所 作物研究センター)で、新潟20号(ゆきの精)と山形35号(どまんなか)を人工交配[6]1994年、生産力検定および特性検定の実施。2000年、「新潟71号」の系統名。奨励品種の決定調査。2004年、雑種第16代。2006年、高標高地(400m以上)を除く県内全域に普及を図る。

  • 交配系譜
「新潟20号」(ゆきの精
 
「山形35号」(どまんなか
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゆきん子舞(新潟71号)

脚注

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  1. ^ 水稲新品種「ゆきん子舞」の特性と栽培方法”. 全農にいがた (2007年4月10日). 2018年3月9日閲覧。
  2. ^ 水稲早生新品種「ゆきん子舞」”. 新潟県農業総合研究所. 2018年3月9日閲覧。
  3. ^ 30年以降の新潟米生産の方向性(新潟米基本戦略)について”. 2018年3月9日閲覧。
  4. ^ 株式会社日本食糧新聞社編『全国お米のこだわり銘柄事典』株式会社日本食糧新聞社、2018年4月10日、65頁。 
  5. ^ 株式会社日本食糧新聞社編『全国お米のこだわり銘柄事典』株式会社日本食糧新聞社、2018年4月10日、69頁。 
  6. ^ 耐倒伏性が強く、品質が高い水稲早生粳品種「ゆきん子舞」の育成”. 新潟農総研・作物研究センター・育種科. 2018年3月9日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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