らくらく号

岐阜県関市の岐阜県博物館にあるスロープカー

らくらく号(らくらくごう)は、岐阜県関市岐阜県博物館百年公園内)にあるスロープカー愛称モノレールの一種だが、法律上の鉄道ではない。

岐阜県博物館のスロープカー「らくらく号」

概要 編集

岐阜県博物館の玄関の手前には、傾斜約25度、長さ90mの急坂があり、高齢者身体障害者にとっては大きな障害となっていた。そのため、スロープカーを設置し、高齢者や身体障害者にも安全に来館できるようにした。

スロープカー・斜面走行モノレール専業メーカーの株式会社嘉穂製作所(本社:福岡県飯塚市大分567番地)が製作した。「スロープカー」は同社の登録商標である。

沿革 編集

  • 2002年平成14年)3月:開業。
  • 2003年(平成15年)2月6日:愛称が「らくらく号」に決定する。

路線データ 編集

  • 全長 : 87m
  • 高低差 : 13m
  • 最急勾配 : 24度
  • 定員 : 8人
  • 運転時分 : 約1分

運転方法 編集

利用者のボタン操作により自動的に作動し、目的地で停止するようになっており、運転士はいない。

  1. 乗る際は呼び出しボタンを押し、らくらく号が来るのを待つ。
  2. 到着すると自動的に扉が開く。乗車したら閉ボタンで扉を閉める。
  3. 車内のスタートボタンを押し、出発する。
  4. 到着すると、自動で扉が開き、降車する。

関連項目 編集

外部リンク 編集