インディアン座
日本からは全域を見る事ができない南天の星座
インディアン座 (インディアンざ、Indus) は、南天の星座の1つ。日本からは星座の全域を見る事はできない。
Indus | |
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属格形 | Indi |
略符 | Ind |
発音 | 英語発音: [ˈɪndəs]、属格 /ˈɪndaɪ/ |
象徴 | the Indian |
概略位置:赤経 | 21 |
概略位置:赤緯 | −55 |
20時20分正中 | 10月7日 |
広さ | 294平方度 (49位) |
主要恒星数 | 3 |
バイエル符号/ フラムスティード番号 を持つ恒星数 | 16 |
系外惑星が確認されている恒星数 | 1 |
3.0等より明るい恒星数 | 0 |
10パーセク以内にある恒星数 | 1 |
最輝星 | α Ind(3.11等) |
最も近い星 | ε Ind;(11.82光年) |
メシエ天体数 | 0 |
流星群 | None[1] |
隣接する星座 |
つる座 きょしちょう座 はちぶんぎ座 くじゃく座 ぼうえんきょう座 いて座(角で接する) けんびきょう座 |
主な天体編集
恒星編集
「インディアン座の恒星の一覧」も参照
星団・星雲・銀河編集
- NGC 7090:渦巻銀河。
由来と歴史編集
インディアン座は新しい星座なので神話がない。
ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが残した観測記録を元にペトルス・プランシウスが1597年に作成した地球儀に残したものが最初である[2]。ヨハン・バイエルが1603年に発刊したウラノメトリアでそれを引用したことにより世に知られるようになった。ケイセルたちは、16世紀末にマダガスカルからスマトラ、ジャワにかけて航海しており、この間に接したアフリカ南部からマダガスカル、東インド諸島の原住民をモデルにしたものと考えられている[2]。
呼称と方言編集
出典編集
- ^ Anonymous (2007年2月3日). “Meteor Showers”. American Meteor Society. 2008年5月7日閲覧。
- ^ a b Ridpath, Ian. “Star Tales - Indus”. Star Tales. 2014年1月28日閲覧。
- ^ 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版) 恒星社厚生閣、2007年2月28日、181-182頁。ISBN 978-4-7699-0825-8。
- ^ 『理科年表 第22冊』東京天文台、丸善、1949年、天 34頁。
- ^ 『理科年表 第32冊』東京天文台、丸善、1958年、天 33頁。
- ^ 原恵 2007, p. 44.