コンサドールズ

日本のチアリーディングチーム
北海道コンサドーレ札幌 > コンサドールズ

コンサドールズ(Consadolls)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルダンスドリルチーム。

コンサドールズ
コンサドールズのロゴ
正式名称 コンサドールズ
愛称 ドールズ
競技種目 チアリーディング
創設 1997年
本拠地
大和ハウス プレミストドーム
ウェブサイト 公式サイト

概要

編集

コンサドールズはトップ・サテライトの他に、サッカー同様にユース(中高生)・ジュニア(小中学生)・キッズ(園児)を設けて育成も行っている。トップとサテライトは『勝利の女神』として全てのホームゲームでダンスパフォーマンスを披露する他、クラブの広報宣伝活動や地域貢献活動として、道内の様々なイベントにも参加出演する[1]。地域貢献活動はドールズとドーレくんと選手で結成する『サンタ隊』として、養護施設訪問や病院訪問(小児科)など参加をする。ユース・ジュニア・キッズはホームゲームでイベントやビッグゲームの開催の際はトップと一緒にダンスパフォーマンスを披露する。

毎年、1回だけオーディションが開催され、トップとサテライトもこのオーディションに参加する。ドールズは年齢制限(25歳まで)を設けていたが[2]、2019年のオーディション募集から年齢制限が撤廃された[3]。書類選考で通過した者のみが次のオーディションに参加ができる。オーディションではダンス(基礎、基本動作)、1分間のオリジナルダンス(選曲自由)、応援コール、集団面接が行われる[4]

ファイターズガールとの交流

編集

2011年ファイターズガール(北海道日本ハムファイターズのチアリーディング)と9月7日と21日に交流したことがある。7日はファイターズのホームでファイターズガールと共にコンサドールズが出演。21日にはコンサドーレ札幌のホームでコンサドールズと共にファイターズガールが出演した[5]

月下美人

編集

2007年から毎年行われる一般公募で集められた60歳以上の女性で結成する『月下美人』がドールズシニアとして簡単なダンスパフォーマンスでコンサドーレ札幌のホームゲームに一日限定で出演する[6]。月下美人講座では、ホームゲームでダンスパフォーマンスを披露することとは関係なく、ダンスを楽しむための講座があり、プロデューサーやドールズメンバーが丁寧に指導をしてくれる[7]。なお、主催はコンサドーレ北海道スポーツクラブが担当[8]

歴史

編集

金子桂子が主宰のスタジオNEOに所属する国内外で実績を持つ『NEOロケッツ』が母体となり[9]、日本サッカー史上初のオフィシャルダンスドリルチームとして1997年に誕生。始動当初はスタジオNEOの生徒が中心に結成していた[10]。同年5月15日JFL第5節大塚FC戦(札幌厚別)でデビューし[1]、1998年4月15日には仙台スタジアム(浦和戦)で道外デビューした[11]

年表

編集
  • 1997年 - コンサドールズ結成、ホームゲームデビュー[12]
  • 1998年 - Jリーグオールスターに出演[12][13]、ユースチームが出演[14]
  • 1999年 - ジュニアチームが始動[12]
  • 2001年 - 札幌ドームのオープニングセレモニーに出演[12]
  • 2003年 - Jリーグオールスターに2回目の出演[12]
  • 2007年 - 結成10周年、サンタ隊が結成[12]。月下美人が一日限定出演
  • 2011年 - 北海道日本ハムファイターズのファイターズガールと交流
  • 2012年 - 結成15周年[12]、10月20日のJ1リーグ鹿島戦(札幌厚別)で歴代ドールズOGが記念パフォーマンス披露
  • 2017年 - 結成20周年、10月29日のJ1リーグ鹿島戦(札幌ドーム)で歴代ドールズOGが記念パフォーマンス披露
  • 2019年 - コスチュームの胸、袖、背中にスポンサー「Hard Rock」を表記

主な登場場面

編集
 
キックオフ50分前にダンスパフォーマンスするコンサドールズ(2014年4月29日)
  • キックオフ50分前
ダンスパフォーマンスを披露
  • 選手紹介
  • 選手入場前(キックオフ10分前)
  • ハーフタイム中
ダンスパフォーマンスを披露
  • ゴール後
  • 試合終了後(勝利の場合のみ)
ラインダンスを披露

ダンスパフォーマンス テーマ曲

編集

キックオフ50分前にダンスパフォーマンスを披露している使用テーマ曲。

スタッフ

編集
プロデューサー
  • 金子桂子
ディレクター
  • 千葉侑奈
コーチ
  • 瀧口風子

メンバー

編集
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
1999年
1998年
1997年

エピソード

編集
  • 歌手のYU-Aは2002年に当時最年少の16歳でドールズユースに選ばれた。
  • 西桜子の実兄はサッカー選手の西大伍
  • NMB48の堀詩音はドールズジュニアからドールズユースに2010年まで所属していた[27][28]
  • 千葉夏美の実姉は元北海道文化放送アナウンサーの千葉朱里
  • 2024年のFUJIFILM SUPER CUP内のJリーグチア大集合に久保木真理と信太梨里碧が参加。

脚注

編集
  1. ^ a b コンサドールズ”. 北海道コンサドーレ札幌. 2014年4月11日閲覧。
  2. ^ 道新スポーツ『月刊コンサドーレ 2011年10月号』、22頁。 
  3. ^ オフィシャルダンスドリルチーム コンサドールズ2019 オーディション及び体験レッスン開催のお知らせ (2018年11月7日) 北海道コンサドーレ札幌 2018年12月6日閲覧。
  4. ^ 道新スポーツ『月刊コンサドーレ 2014年2月号』、27頁。 
  5. ^ コンサドーレ札幌×北海道日本ハムファイターズ合同企画 「ドーレくん」「コンサドールズ」×「B☆B」「ファイターズガール」 マスコット&ダンスチーム交流コラボレーションイベント”. 北海道コンサドーレ札幌. 2014年4月25日閲覧。
  6. ^ ドールズシニア☆“月下美人”大募集!!”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  7. ^ コンサドールズ「月下美人」講座開講のお知らせ”. 北海道コンサドーレ札幌. 2014年4月25日閲覧。
  8. ^ コンサドールズ 『月下美人』
  9. ^ コンサドーレ札幌『コンサドーレ札幌オフィシャルガイドブック2003』、86頁。 
  10. ^ イエロページ『コンサドーレマガジン 1998年3月号』、29頁。 
  11. ^ イエロページ『コンサドーレマガジン 1998年5月号』、45頁。 
  12. ^ a b c d e f g 道新スポーツ『月刊コンサドーレ 2013年1月号』、31頁。 
  13. ^ イエローページ『コンサドーレマガジン 1998年10月号』、3頁。 
  14. ^ イエロページ『コンサドーレマガジン 1998年11月号』、45頁。 
  15. ^ 2007ドールズ!!”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  16. ^ ホームゲーム日記☆ホーム開幕戦!”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  17. ^ 2009年☆50分前ダンスは。。。”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  18. ^ ホームゲーム日記 《3/13ホーム開幕戦》”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  19. ^ 2011年 ドールズダンス 動画です!”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  20. ^ JUMP!2012<動画です>”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  21. ^ 2013年ダンス「black cat」動画”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  22. ^ 2014ダンスです☆”. ドールズブログ. 2014年4月25日閲覧。
  23. ^ コンサドールズ2015DANCE!!”. ドールズブログ. 2015年3月14日閲覧。
  24. ^ 2016年☆新50分前ダンス 2016年3月6日記事”. ドールズブログ. 2016年3月9日閲覧。
  25. ^ コンサドールズ2017テーマ曲決定のお知らせ 2017年3月6日 北海道コンサドーレ札幌 2017年3月18日閲覧。
  26. ^ ホーム開幕戦まで残り4日・・・☆★(2018年3月6日記事) 北海道コンサドーレ札幌 2018年4月10日閲覧。
  27. ^ 2009ドールズユースよりご挨拶(2010年1月27日付) 旧ドールズブログ 2018年5月14日閲覧。
  28. ^ コンサドーレ札幌『コンサドーレ札幌オフィシャルガイドブック2010』、71頁。 

関連項目

編集

外部リンク

編集