チャカラカ

南アフリカの野菜の煮物

チャカラカ(Chakalaka)は、南アフリカ共和国で作られる野菜レリッシュである[1]。通常はスパイシーな味付けで、パンウガリサンプシチューカレー等とともに供される。ヨハネスブルクの街かその近くの金鉱で生まれたといわれている。そこでは、勤務を終えたモザンビーク人の鉱夫が缶詰の農産物(トマト)を唐辛子と一緒にポルトガル風のスパイシーな味付けで調理して、ウガリに添えるレリッシュを作った。一般的な材料としては、例えばベイクドビーンズの缶詰、トマト缶、タマネギニンニク、カレーペースト等があるが[2]、チャカラカには、地域や家庭によって多くのバリエーションがあり、豆やキャベツバターナッツを加えることもある[3]

チャカラカ
Chakalaka with stew
シチューに添えられたチャカラカ
Chakalaka
チャカラカに使われる野菜

しばしばブラーイバーベキュー)の際や日曜日のランチに食べられる。通常、冷やすか常温で提供する。

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ Rubin, N.; Temkin, N. (2005). Chic Jozi: The Jo'burg Pocketbook. Penguin Random House South Africa. p. 84. ISBN 978-1-86872-942-5. https://books.google.com/books?id=J7YxVqlexHEC&pg=PA84 2017年11月3日閲覧。 
  2. ^ Tunza Eco-generation Eco-generation”. tunza.eco-generation.org. 2020年5月24日閲覧。
  3. ^ The Hirshon South African Chakalaka Sauce” (英語). ✮ The Food Dictator ✮ (2017年2月26日). 2020年5月30日閲覧。