トヨタ・TF102

トヨタ自動車のF1マシン

トヨタ・TF102トヨタ2002年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。トヨタが実戦用に開発した最初のマシンである。

トヨタ・TF102
Toyota F1 2002 Museum Sinsheim.jpg
カテゴリー F1
コンストラクター トヨタ
デザイナー グスタフ・ブルナー(チーフデザイナー)
ダゴ・レーラー(シャシー部門)
ノルベルト・クライヤー(エンジン部門)
先代 トヨタ・TF101
後継 トヨタ・TF103
主要諸元
シャシー カーボンファイバー ハニカム コンポジット モノコック
サスペンション(前) プッシュロッド トーションバー
サスペンション(後) プッシュロッド トーションバー
エンジン トヨタ・RVX-02
トランスミッション 6速 セミAT
燃料 エッソ
タイヤ ミシュラン
主要成績
チーム パナソニック トヨタ・レーシング
ドライバー フィンランドの旗 ミカ・サロ
イギリスの旗 アラン・マクニッシュ
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
初戦 2002年オーストラリアグランプリ
出走優勝ポールFラップ
17000
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デザイナーはグスタフ・ブルナーとダゴ・ローラー。ドライバーは前年度にテストを担当したミカ・サロアラン・マクニッシュ

開発編集

トヨタはF1参戦前にTF101でテストを重ねたが、パフォーマンスが不十分であると判断して計画を修正。TF101をデザインしたアンドレ・デ・コルタンツとの契約を解消し、ミナルディから引き抜いたグスタフ・ブルナーに新車の設計を任せた。ブルナーは2001年5月に着任してから急ピッチでTF102を完成させた。

TF102はコンベンショナルな外観で、TF101よりも空力が考慮されていた。ブルナーは2001年11月の発表時に「2001年のテストカーは我々が望んでいた結果を示した。この新型車は最新の技術を反映し、テストカーよりもはるかに競争力を持っている」と語った。

カラーリングはTF101と同じくトヨタのコーポレートカラーである赤と白を基調とするが、白いキャンバスを赤い絵筆でなぞったような抽象的なデザインになった。

パフォーマンス編集

F1デビューイヤーとなる2002年、チーム代表のオベ・アンダーソンはシーズン始めに「学習の年」であるだろうとし、車の性能は十分な信頼性から楽観的に見ていると語った。

デビュー戦のオーストラリアGPではミカ・サロが6位に入り、3戦目のブラジルでもサロが6位に入った。

日本グランプリでは、アラン・マクニッシュが土曜の予選セッション時、130Rにおいてコントロールを失ってコースアウトし、バリアーに激突した。TF102はバリアーを引き裂いて完全に破壊されたが、マクニッシュは大事に至らなかった。この事故でTF102のシャシーの堅牢性が証明された。

シーズンの獲得ポイントは2、コンストラクターズランキングは10位だった。

F1における全成績編集

(key) (太字ポールポジション

シャシー/エンジン
タイヤ
ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ポイント 順位
2002年 TF102
トヨタ V10
M
AUS
 
MAL
 
BRA
 
SMR
 
ESP
 
AUT
 
MON
 
CAN
 
EUR
 
FRA
 
GBR
 
GER
 
HUN
 
BEL
 
ITA
 
USA
 
JPN
 
2 10位
  サロ 6 12 6 Ret 9 8 Ret Ret Ret Ret Ret 9 15 7 11 14 8
  マクニッシュ Ret 7 Ret Ret 8 9 Ret Ret 14 Ret 11 Ret 14 9 Ret 15 DNS

参照編集

外部リンク編集