トラビス・ウェイド・ヒューズTravis Wade Hughes1978年5月25日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州出身のプロ野球選手投手)。

トラビス・ヒューズ
Travis Hughes
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カンザス州ニュートン
生年月日 (1978-05-25) 1978年5月25日(45歳)
身長
体重
196 cm
106 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1997年 MLBドラフト19巡目
初出場 MLB / 2004年9月26日
NPB / 2008年3月30日
最終出場 MLB / 2006年8月20日
NPB / 2008年6月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴 編集

メジャー時代 編集

1997年のドラフト19巡目でテキサス・レンジャーズから指名され、契約。2004年9月26日にメジャーデビュー。

2005年ワシントン・ナショナルズへ移籍、2006年ボストン・レッドソックスとマイナー契約。2007年はメジャー登板が無かったものの、レッドソックス傘下3Aのポータケット・レッドソックスでは守護神を務め、57試合に登板して7勝6敗24セーブ・防御率1.91という成績を残した。

2007年12月7日横浜ベイスターズと契約。

横浜時代 編集

読売ジャイアンツへ移籍したマーク・クルーンの穴を埋める守護神候補として期待された。2008年3月30日の対阪神タイガース戦(京セラドーム大阪)で来日初登板を果たすと、1回を無失点に抑えて上々の滑り出しを見せる。4月1日の対東京ヤクルトスワローズ戦(横浜スタジアム)で来日初セーブを記録すると、5月6日の対東京ヤクルトスワローズ戦(横浜スタジアム)で来日初勝利を挙げた。しかし、次第に制球難や連打を浴びて失点する場面が多くなり、守護神を寺原隼人に奪われて活躍の場を失い、同年8月11日ウェーバー公示となった。

メジャー復帰 編集

2009年ヨーク・レボリューションアトランティックリーグ)に入団したが、同年7月10日付でカルガリー・ヴァイパーズゴールデンベースボールリーグ)にトレード移籍した。2011年ブロックトン・ロックスでプレーしたのを最後に引退[1]

プレースタイル 編集

身長196cmの長身から投げ下ろす最速152km/hの速球チェンジアップを決め球とし、高い奪三振率を誇る。他にスライダーやツーシーム気味に落ちるシュートボールを持つ。

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2004 TEX 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 1.1 4 0 2 0 0 4 0 0 2 2 13.50 4.50
2005 WSN 14 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 64 13.0 18 4 8 1 1 8 0 0 8 8 5.54 2.00
2006 8 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 54 11.1 13 2 6 1 3 4 1 0 8 8 6.35 1.68
2008 横浜 21 0 0 0 0 1 1 1 2 .500 100 22.0 23 3 11 1 1 18 0 0 12 12 4.91 1.55
MLB:3年 24 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 128 25.2 35 6 16 2 4 16 1 0 18 18 6.31 1.99
NPB:1年 21 0 0 0 0 1 1 1 2 .500 100 22.0 23 3 11 1 1 18 0 0 12 12 4.91 1.55
  • 2010年度シーズン終了時

記録 編集

NPB
  • 初登板:2008年3月30日、対阪神タイガース3回戦(京セラドーム大阪)、7回裏に4番手で救援登板、1回無失点
  • 初セーブ:2008年4月1日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(横浜スタジアム)、9回表に6番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初奪三振:同上、9回表に川端慎吾から空振り三振
  • 初勝利:2008年5月6日、対東京ヤクルトスワローズ6回戦(横浜スタジアム)、8回表に2番手で救援登板、1回無失点
  • 初ホールド:2008年5月9日、対阪神タイガース7回戦(阪神甲子園球場)、7回裏に2番手で救援登板、1回無失点

背番号 編集

  • 57(2004年)
  • 34(2005年)
  • 37(2006年)
  • 42(2008年)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集