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登板(とうばん)とは、

  • 野球において、選手投手のポジションに就いて試合に出場すること(対義語は降板)。また、その回数を示す記録。

投手が投球するとき、マウンドに埋め込まれている投手板を踏んでいることから、この名称がある。以下では前者について述べる。


目次

試合に出場しても登板が記録されないケース編集

野球の試合においては、選手が投手として実際にプレーしなかった場合、打撃成績としての試合出場は記録されるが投手としての登板とは記録されない。

  • 投手以外のポジション(先発出場のほか、指名打者代打代走、守備のみの出場など)でのみ出場した場合
    • 投手登録の選手で試合と登板が大きく異なる選手の例として、投手として登録されていながら外野手としても出場する、いわゆる「二刀流」の大谷翔平が挙げられる。新人年の2013年は、試合出場77試合のうち、投手として登板したのは13試合(登板数の中には投手として登板し、その後守備に就いた試合も含む)で、他の64試合は野手のみの出場だった。
    • 偵察メンバー[1]として起用された場合もこれに該当し、1976年までは、名目上のポジションの守備成績にも「試合」をカウントしていた。
  • 試合中の投手交代で、新たに登板することになった選手が告げられた直後に、降雨などでコールドゲームが宣告された場合

日本プロ野球編集

通算記録編集

順位 選手名 登板
1 岩瀬仁紀 1002
2 米田哲也 949
3 金田正一 944
4 梶本隆夫 867
5 小山正明 856
6 江夏豊 829
7 五十嵐亮太 777
8 皆川睦雄 759
9 稲尾和久 756
10 鹿取義隆 755
順位 選手名 登板
11 権藤正利 719
12 藤川球児 710
13 大野豊 707
14 石井茂雄 705
15 鈴木啓示 703
16 山本和行 700
17 東尾修 697
18 足立光宏 676
19 小野正一 671
20 佐々木宏一郎 667
  • 記録は2018年シーズン終了時点[6]

シーズン記録編集

順位 選手名 所属球団 登板 記録年 備考
1 久保田智之 阪神タイガース 90 2007年 セ・リーグ記録
2 藤川球児 阪神タイガース 80 2005年
3 久保裕也 読売ジャイアンツ 79 2010年
3 浅尾拓也 中日ドラゴンズ 79 2011年
5 稲尾和久 西鉄ライオンズ 78 1961年 パ・リーグ記録
5 菊地原毅 広島東洋カープ 78 2001年
7 福間納 阪神タイガース 77 1984年
8 木塚敦志 横浜ベイスターズ 76 2007年
8 青木高広 広島東洋カープ 76 2011年
10 稲尾和久 西鉄ライオンズ 75 1959年
10 J.ウィリアムス 阪神タイガース 75 2005年
10 武田久 北海道日本ハムファイターズ 75 2006年
10 S.アッチソン 阪神タイガース 75 2009年
  • 記録は2018年シーズン終了時点[7]

救援登板記録編集

順位 選手名 登板
1 岩瀬仁紀 1001
2 五十嵐亮太 777
3 鹿取義隆 739
4 藤川球児 691
5 山口鉄也 640
  • 記録は2018年シーズン終了時点

新人登板記録編集

順位 選手名 所属球団 登板 記録年
1 益田直也 千葉ロッテマリーンズ 72 2012年
2 林安夫 朝日軍 71 1942年
2 大原慎司 横浜ベイスターズ 71 2011年
4 攝津正 福岡ソフトバンクホークス 70 2009年
5 野口二郎 セネタース 69 1939年
5 堀本律雄 読売ジャイアンツ 69 1960年
5 権藤博 中日ドラゴンズ 69 1961年

メジャーリーグベースボール編集

通算記録編集

  • 記録は2018年シーズン終了時点[8]

シーズン記録編集

順位 選手名 所属球団 登板 記録年 備考
1 マイク・マーシャル ロサンゼルス・ドジャース 106 1974年 ナ・リーグ記録
2 ケント・テカルヴ ピッツバーグ・パイレーツ 94 1979年
2 サロモン・トーレス ピッツバーグ・パイレーツ 94 2006年
4 マイク・マーシャル モントリオール・エクスポズ 92 1973年
4 ペドロ・フェリシアーノ ニューヨーク・メッツ 92 2010年
6 ケント・テカレヴ ピッツバーグ・パイレーツ 91 1978年
7 ウェイン・グレンジャー英語版 シンシナティ・レッズ 90 1969年
7 マイク・マーシャル ミネソタ・ツインズ 90 1979年 ア・リーグ記録
7 ケント・テカレヴ ピッツバーグ・パイレーツ 90 1987年
10 マーク・アイクホーン トロント・ブルージェイズ 89 1987年
10 フリアン・タバレス サンフランシスコ・ジャイアンツ 89 1997年
10 スティーブ・クライン セントルイス・カージナルス 89 2001年
10 ポール・クアントリル ロサンゼルス・ドジャース 89 2003年
10 ジム・ブラウワー サンフランシスコ・ジャイアンツ 89 2004年
  • 記録は2018年シーズン終了時点[9]

脚注編集

  1. ^ 相手の先発投手やその日の調子などを見て、試合開始後に出場選手を決めたい場合に、その選手の代わりにスターティングメンバーに名前を入れる選手。その試合に登板予定の無い投手が使われることが多い。
  2. ^ 呉昇桓 緊急登板もその瞬間豪雨…結局1球も投げず「ハジメテ」 - 2014年8月30日 Sponichi Annex
  3. ^ 【プロ野球セ】すべては大雨のせいだ!呉昇桓リリーフカーで登場も… 2014/08/29 T-S - YouTube プロ野球チャンネル・セ【CentralLeagueMovie】
  4. ^ 2018年6月10日(日)【日本生命セ・パ交流戦】 横浜DeNAベイスターズ vs 北海道日本ハムファイターズ 3回戦 NPB(日本野球機構)試合速報
  5. ^ DeNA筒香が勝ち越し3ラン 今永は今季初勝利 - 2018年6月10日 日本経済新聞
  6. ^ 歴代最高記録 登板【通算記録】 - NPB.jp 日本野球機構(シーズン中は毎日更新)
  7. ^ 歴代最高記録 登板【シーズン記録】 - NPB.jp 日本野球機構
  8. ^ MLB 通算記録 - Baseball-Reference.com
  9. ^ MLB シーズン記録 - Baseball-Reference.com

関連項目編集