トーク (アルバム)
イエスのアルバム
『トーク』(Talk)は、イエスのスタジオ・アルバム。メンバーはジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、トレヴァー・ラビン、トニー・ケイ、アラン・ホワイト。「ウォールズ」にはスーパートランプのロジャー・ホジソンがボーカルとして参加している。
『トーク』 | ||||
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イエス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1993年頃 | |||
ジャンル | ポップ・ロック、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクトリー・ミュージック | |||
プロデュース | トレヴァー・ラビン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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イエス アルバム 年表 | ||||
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経緯 編集
『結晶』のリリース後に行われた大規模な公演ツアーの後、ビル・ブルーフォードが脱退を表明した。イエスは1992年にビクトリー・ミュージック(日本での系列はビクターエンタテインメント)と契約、1993年春には新作アルバムをリリースすると発表した。ビクトリー・ミュージックが、ロンリー・ハート時代の、いわゆる「90125」メンバーに、リック・ウェイクマンを加えてアルバムを製作してほしいとの要望があって、イエス脱退の意思がないにもかかわらずスティーヴ・ハウは招集されなかった。さらに、日程上の都合からリック・ウェイクマンも収録に参加できず、結局は「90125」時代のメンバーで制作することとなった。こうして出来た本作は、ジョン・アンダーソンの意思を反映させつつ、トレヴァー・ラビン主体の内容となっている。そのため、旧来の熱心なイエスリスナーには敬遠され、チャートアクションは著しくなかった。また、トークツアーも作品の不評のためにチケット売上が70パーセントに止まる。後半予定されていたヨーロッパツアーもキャンセルされ、メンバーを落胆させた。
なお、このアルバムのイエスのロゴは、ロジャー・ディーンによるデザインのものが使われず、ピーター・マックスによるデザインのロゴが使われている。
次作の構想においてジョン・アンダーソンとの確執が深刻となったトレヴァー・ラビンは、イエスでの仕事を終えたと感じて、トーク・ツアー終了後に脱退した。
エピソード 編集
収録曲 編集
- コーリング - "The Calling" (トレヴァー・ラビン、ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア)
- アイ・アム・ウェイティング - "I Am Waiting" (ラビン、アンダーソン)
- リアル・ラヴ - "Real Love" (ラビン、スクワイア、アンダーソン)
- ステイト・オブ・プレイ - "State of Play" (ラビン、アンダーソン)
- ウォールズ - "Walls" (ラビン、ロジャー・ホジソン、アンダーソン)
- ホェア・ウィル・ユー・ビー - "Where Will You Be" (ラビン、アンダーソン)
- エンドレス・ドリーム: a)サイレント・スプリング〜b)トーク〜c)エンドレス・ドリーム - "Endless Dream" a. "Silent Spring" b. "Talk" c. "Endless Dream" (ラビン、アンダーソン)
- コーリング(スペシャル・ヴァージョン) - "The Calling (Extended Version)" (ラビン、アンダーソン、スクワイア) ※ボーナストラック
参加メンバー 編集
脚注 編集
- ^ ORICON STYLE
- ^ ChartArchive - Yes
- ^ Yes - Talk - hitparade.ch
- ^ swedishcharts.com - Yes - Talk
- ^ Yes | AllMusic - Awards - Billboard Albums
- ^ musicline.de
- ^ dutchcharts.nl - Yes - Talk