パパ/ずれてるゥ!』(原題: Taking Off)は、1971年アメリカ映画ミロス・フォアマンの米国移住後の監督第一作である。

パパ/ずれてるゥ!
Taking Off
監督 ミロス・フォアマン
脚本 ミロス・フォアマン
ジョン・グエア
ジャン=クロード・カリエール
ジョン・クライン
製作 アルフレッド・W・クラウン
出演者 リン・カーリン
バック・ヘンリー
撮影 ミロスラフ・オンドリチェク
編集 ジョン・カーター
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1971年3月28日
日本の旗 1972年1月29日
上映時間 93分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した。

あらすじ 編集

歌手になりたいジーニーはオーディション会場に行くため家族に無断で外出し、母親リンを心配させた。 妻から娘を探すよう頼まれたラリーはバーで酔っ払い、戻ってきたジーニーに暴力を振るったため、彼女は再び家出。 困り果てた夫妻は「家出少年少女の親の会」に参加し、他の参加者とともに若者の気持ちを知るべくマリファナを試した。 マリファナでおかしくなった二人が他の親とともにストリップ・ポーカーへ興じているところへ、ジーニーが家に帰ってきてしまい、大変なことになる。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
テレビ東京
リン・タイン リン・カーリン英語版 北浜晴子
ラリー・タイン バック・ヘンリー 嶋俊介
ジーニー・タイン リニア・ヒーコック 山田栄子
マーゴット ジョージア・エンジェル英語版
トニー トニー・ハーヴェイ
アン・ロックストン オードラ・リンドレイ英語版
ベン・ロックストン ポール・ベネディクト
ヴィンセント ヴィンセント・スキャヴェリ [1]
ノーマン アレン・ガーフィールド
ボボ・ベイツ キャシー・ベイツ
オーディションの歌手 カーリー・サイモン
オーディションの歌手 ジェシカ・ハーパー
本人 アイク&ティナ・ターナー [2]

その他声の出演:寺島幹夫石森達幸鳳芳野高橋ひろ子片岡富枝

その他 編集

  • オーディションの場面で中心的に歌われる楽曲は、ザ・モンタナズが1970年に発表した "Let's Get a Little Sentimental"。なお同曲をエディ・シーゴーと共作したマイク・リーンダーは、上記「シーズ・リーヴィング・ホーム」のオーケストレーションをジョージ・マーティンの代わりに担当している。

脚注 編集

  1. ^ 本作品が映画デビュー作となった。
  2. ^ 本人役としてナイトクラブの場面で出演。
  3. ^ パパ/ずれてるゥ! 映画(ビデオ) エイガ(ビデオ) KING RECORDS OFFICIAL SITE”. キングレコード. 2014年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
  4. ^ 日本版DVD『パパ/ずれてるゥ!』(キングレコード、2011年2月)のパッケージより。

外部リンク 編集