パレスチナの大統領

パレスチナの大統領(パレスチナのだいとうりょう、アラビア語: رئيس دولة فلسطين‎)は、パレスチナ国元首大統領)である。

パレスチナの旗 パレスチナ国
大統領
رئيس دولة فلسطين
Coat of arms of Palestine (alternative).svg
国章
Mahmoud abbas.jpg
現職者:
マフムード・アッバース
(第2代)
担当官庁 パレスチナ自治政府
任命者 直接投票
初代 ヤーセル・アラファート
創設 1989年4月2日
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日本語の報道では、大統領ではなく、(パレスチナ)自治政府議長と呼称されることがある[1]が、パレスチナ自治政府自体はオスロ合意に基づき1994年に発足した組織であり、その議長は1988年に独立宣言したパレスチナ国の大統領とは厳密には異なる。

概要編集

沿革編集

1988年11月15日、パレスチナ解放機構(PLO)はパレスチナ国(SoP)樹立を宣言し、PLO議長であるヤセル・アラファトが「パレスチナ国大統領」に就任した。国連はPLOを「パレスチナ国民の代表機関」として認め、 PLOはパレスチナ国民評議会と臨時政府(パレスチナ解放機構執行委員会)を設立した。

1993年8月のオスロ合意により翌1994年自治政府(PA)と立法評議会が設立され、アラファトは自治政府大統領に就任した[2]

1996年に大統領選挙が行われ、国家(SoP)と自治政府(PA)の大統領職が事実上統一された。

大統領の一覧編集

大統領 所属政党 在任期間 備考 首相
01 1   ヤーセル・アラファート
ياسر عرفات
ファタハ 1989年4月2日
- 2004年11月11日
任期満了前に死去 (不在)
マフムード・アッバース
2003年5月19日 - 2003年9月6日
アフマド・クレイ
2003年10月7日 - 2004年11月11日
0-   ラウヒ・ファットゥー英語版
روحي فتوح
ファタハ 2004年11月11日
- 2005年5月8日
アフマド・クレイ
2004年11月11日 - 2005年5月8日
0-   マフムード・アッバース
محمود عباس
ファタハ 2005年5月8日
- 2008年11月23日
アフマド・クレイ
2005年5月8日 - 2005年12月18日
ナビール・シャアス
2005年12月18日 - 2005年12月24日
アフマド・クレイ
2005年12月24日 - 2006年3月29日
イスマーイール・ハニーヤ[3]
2006年3月29日 - 2007年6月15日[4]
サラーム・ファイヤード[5]
2007年6月15日 - 2008年11月23日
02 2 2008年11月23日
- (現職)
サラーム・ファイヤード[5]
2008年11月23日 - 2013年6月6日
ラーミー・ハムダッラー[6]
2013年6月6日 - (現職)

脚注編集

  1. ^ “パレスチナ自治政府議長、PLO議長を辞任へ”. wsj.com (ウォール・ストリート・ジャーナル). (2015年8月24日). http://jp.wsj.com/articles/SB12096842380967064583604581189461882058574 2015年11月15日閲覧。 
  2. ^ 外務省: パレスチナ概況
  3. ^ 2007年6月15日からはガザ政府首相。
  4. ^ ハマースはハニーヤの首相解任を容認しておらず、統一暫定政権が樹立される2014年6月2日まで、ガザ地区で引き続き統治を行なった。
  5. ^ a b 統治区域はヨルダン川西岸地区
  6. ^ 2014年6月2日まで統治区域はヨルダン川西岸地区。それ以降はガザ地区も含む。

関連項目編集

外部リンク編集