株式会社フジ医療器(フジいりょうき、: FUJI MEDICAL INSTRUMENTS MFG. CO.,LTD.)は、大阪府大阪市中央区に本社を置く、マッサージチェアなど健康・美容機器の製造、販売、輸出入を行う企業である。

株式会社フジ医療器
FUJI MEDICAL INSTRUMENTS MFG. CO.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
540-0011
大阪府大阪市中央区農人橋1丁目1番22号
大江ビル14階
設立 1965年
業種 電気機器
法人番号 2120001039767 ウィキデータを編集
事業内容 健康・美容機器の製造販売など。
代表者 代表取締役会長兼社長 呉 旭亞(Alex Wu)
資本金 3,000万円
発行済株式総数 300,000株
売上高 182億6600万円
(2019年3月期)[1]
営業利益 10億7400万円
(2019年3月期)[1]
純利益 6億1300万円
(2019年3月期)[1]
純資産 41億7800万円
(2019年3月31日現在)[1]
総資産 91億4200万円
(2019年3月31日現在)[1]
従業員数 795名(2023年12月現在)
主要株主 ジョンソンヘルステックグループ 100%
外部リンク https://www.fujiiryoki.co.jp/
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概要 編集

1954年に創業者の藤本信夫が、車のハンドルや野球の軟式用のボール、自転車のチェーンを活用するなどしてマッサージチェアを完成させたことが原点である。加えて販売力が普及拡大の原動力である。二代目藤本信一郎が独自の販売組織を作り上げ、単なる卸売りではなく人付き販売をすることで効果・効能、操作方法を使用者に理解してもらい確実に売り上げを伸ばした。この販売方法は株式会社日本トリムやファミリーイナダ株式会社に大きな影響を与えている[2]

マッサージチェアのほかに、アルカリイオン整水器、フィットネス機器、治療機器、補聴器、オゾン水生成器などを取扱っている。

沿革 編集

  • 1954年
    • 大阪市阿倍野区阪南町でフジ製作所として創業、健康機器を手掛ける。
    • 第一号機である木製あんま機を開発。
  • 1960年 業界初の四つマリ式マッサージ機を開発。
  • 1965年
    • 社名を株式会社フジ医療器として、法人組織に改組。
    • 大阪市住吉区杉本町に本社・工場を移転。
    • フジマッサージ機のもみ技“たたき”が米国特許をとり、米国専売権を獲得。
  • 2005年 ISO 13485:2003の認証取得。
  • 2008年 本社を現住所に移転。
  • 2009年 大阪府南河内郡太子町に大阪工場新社屋完成、移転。
  • 2010年 マッサージチェア KEN OKUYAMAモデル[3] KN-10/KN-15がグッドデザイン賞受賞。
  • 2014年 アサヒホールディングスの100%子会社であるジャパンウェイストがフジ医療器の株式80.9%を取得し、アサヒホールディングスのグループ会社となる。
  • 2020年 アサヒライフ&ヘルスが保有する株式60%を、台湾台中市に本社があるジョンソンヘルステックへ譲渡[1]
  • 2021年 九州事業所開設
  • 2022年 ジョンソンヘルステック(本社:台湾)がアサヒホールディングスの保有する当社の40%の株式を取得し、100%子会社となる。

拠点 編集

  • 本社: 大阪市中央区農人橋1丁目1番22号大江ビル14階
  • 大阪工場: 大阪府南河内郡太子町太子2372-95
  • 九州事業所(製造開発拠点): 福岡県田川郡福智町伊方4680
  • 東京ショールーム: 東京都品川区西五反田3丁目7-10 アーバンネット五反田NNビル1階 (東京本部内)
  • 東京ソラマチ店: 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード5階

脚註 編集

外部リンク 編集