ブレイデン・ビショップ

ブレイデン・アダム・ビショップBraden Adam Bishop, 1993年8月22日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ウッドランド出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。現在は、 フリーエージェント(FA)。

ブレイデン・ビショップ
Braden Bishop
シアトル・マリナーズ時代
(2019年5月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ウッドランド
生年月日 (1993-08-22) 1993年8月22日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2015年 MLBドラフト3巡目
初出場 2019年3月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

弟のハンター・ビショップもプロ野球選手(外野手)である[1]

経歴 編集

プロ入り前 編集

2012年MLBドラフト36巡目(全体1109位)でアトランタ・ブレーブスから指名されたが、この時は入団せずにワシントン大学へ進学した。

プロ入りとマリナーズ時代 編集

2015年MLBドラフト3巡目(全体94位)でシアトル・マリナーズから指名され[2]、プロ入り。契約後、傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。56試合に出場して打率.320、2本塁打、22打点、13盗塁を記録した。

2016年はA級クリントン・ランバーキングス英語版 とA+級ベーカーズフィールド・ブレイズ英語版でプレーし、2球団合計で104試合に出場して打率.273、3本塁打、43打点、8盗塁を記録した。

2017年はA+級モデスト・ナッツ[3]とAA級アーカンソー・トラベラーズでプレーし、119試合に出場して打率.306、3本塁打、43打点、22盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクト英語版ランキングでは、マリナーズの組織内で5位にランクインした[4]。シーズンではAA級アーカンソーでプレーし、84試合に出場して打率.284、8本塁打、33打点、5盗塁を記録した。 オフの11月16日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[5]

2019年はMLB日本開幕戦のロースターに入り、マリナーズの選手の一員として訪日している。3月21日のオークランド・アスレチックス戦(東京ドーム)の8回裏、イチローに代わって守備(中堅手)に就いてメジャーデビュー。この年はMLBで27試合に出場して打率.107、4打点を記録した。

2021年5月13日にDFAとなった[6]

ジャイアンツ傘下時代 編集

2021年5月17日にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[7]。移籍後は傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツへ配属されたが、出場が無いまま5月22日にスコット・カズミアーをアクティブ・ロースター入りさせる関係でDFAとなった[8]。5月26日にマイナー契約となった(そのままAAA級サクラメントに配属)[9]

プレースタイル 編集

平均以上の走力と守備力を備えており、守備範囲の広さとジャンプ力もあるため中堅手として期待されている。打撃では長打力にやや欠け、クリーンナップへのつなぎ役になると見られている[4]

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

















































O
P
S
2019 SEA 27 60 56 3 6 0 0 0 6 4 0 0 1 0 3 0 0 21 0 .107 .153 .107 .260
2020 12 34 30 2 5 2 0 0 7 4 1 0 1 0 2 0 1 10 0 .167 .242 .233 .476
2021 8 5 4 1 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 0 .250 .250 .250 .500
MLB:3年 47 99 90 6 12 2 0 0 14 8 1 0 3 0 5 0 1 33 0 .133 .188 .156 .343
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績 編集



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2019 SEA 4 7 1 0 0 1.000 20 34 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
2020 2 0 0 0 0 ---- 3 4 0 0 0 1.000 8 15 0 0 0 1.000
MLB 6 7 1 0 0 1.000 23 38 0 0 0 1.000 9 15 0 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

背番号 編集

  • 5(2019年 - 2021年)

脚注 編集

  1. ^ Lauren Smith (2019年3月12日). “Braden Bishop is a top hitter for Mariners this spring. And he’s not the only Bishop lighting it up” (英語). The News Tribune. 2020年6月7日閲覧。
  2. ^ “Braden Bishop gets to stay in Seattle, drafted by Mariners” (英語). USA Today. (2015年6月9日). https://www.usatoday.com/story/sports/mlb/2015/06/09/braden-bishop-gets-to-stay-in-seattle-drafted-by-mariners/28766825/ 2018年12月3日閲覧。 
  3. ^ 2017年よりマリナーズ傘下
  4. ^ a b 2018 MLB Prospects Watch – Seattle Mariners Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on December 3, 2018.
  5. ^ Greg Johns (2018年11月16日). “Star prospect Bishop added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2018年12月3日閲覧。
  6. ^ Daniel Kramer (2021年5月14日). “Margevicius to 60-day IL; Trammell optioned” (英語). MLB.com. 2021年5月16日閲覧。
  7. ^ Connor Byrne (2021年5月17日). “Giants Claim Braden Bishop” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月18日閲覧。
  8. ^ Mark Polishuk (2021年5月22日). “Giants Select Scott Kazmir, Designate Braden Bishop” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  9. ^ MLB公式プロフィール参照。2021年5月27日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集