プロゲーマー

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プロゲーマーprofessional gamer)とは、ゲームコンピューターゲーム)をすることにより報酬を受ける人のこと(ゲーマー[1]

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概要編集

プロゲーマーはゲーム会社などがスポンサーとなって生活基盤を保証した上で活動したり、海外の大会への遠征費やパーツ(ビデオカードヘッドセットマウスマウスパッドなど)の提供を受けて活動する者もいる。

プロゲーマーとして得る金銭だけで生活している人もおり、これは特にPCゲームが一般に浸透している韓国に多い。韓国ではプロゲーマーチームの試合を中継するテレビ番組が放送されているほどである。

『Quake』の大会で優勝賞品としてジョン・D・カーマックからフェラーリ・328GTSを贈られた「thresh」が一般メディアで初めて取り上げられたプロゲーマーとする意見がある。

採用されるゲームの種類としてはFPS(ファーストパーソン・シューティング)やRTS(リアルタイム・ストラテジー)が多い。特にFPSの一つである『カウンターストライク』については世界中にプロゲーマーが存在し、Cyberathlete Professional League(CPL)などの世界大会では賞金総額が数十万ドルにのぼる。

アメリカ合衆国編集

League of Legends』などの一部ゲーマーにP-1Aビザが発行された(eスポーツ[2][3]

日本編集

アーケードゲーム系編集

日本ではアーケードゲーム対戦型格闘ゲームが盛んにプレイされており、数名のトッププレイヤーが全国大会の開催やインターネットによって著名になり、プロゲーマーとして活動しているが、ゲームセンターでは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)や、各地の条例青少年保護育成条例など)による法的規制の影響を強く受けるため、賞金や金品をかけた大会の開催がほぼ不可能である。

そのため、彼らは大会賞金ではなくイベントの出演、ゲーム雑誌や攻略本への執筆、攻略ビデオのプレイヤーなどを収入源としたり、別の職業のかたわら、副業として行っていることが多く、地方への就職や転勤・転職を理由として練習時間がとれなくなったり、離職により経済基盤を失うことなどによって活動そのものを辞めてしまうケースも多い。アーケードゲームは基本的にゲームセンターの店舗に行かないとプレイできず、また個人で筐体を所有するのは(金銭面、騒音などの理由で)不可能ないし困難[4]なため、地方に在住のプレイヤーが拠点としていた店舗が閉店ないし縮小するか、または筐体が撤去されるなどの理由で活動停止を余儀なくされることも発生している。

プロゲーマー
World Cyber Games2008ではバーチャファイター5ライブアリーナ部門にて「板橋ザンギエフ」が、プロゲーミングという要素が世間に認知された後、初めて日本人として優勝を達成(プロゲーミング要素が認知される前である2002年に「HALEN」、2005年に「活忍犬」が優勝したことはある)。2009年度には同部門において「ふ〜ど」が優勝し、この部門での強さ、層の厚さを見せる活躍をしている。また、2010年には梅原大吾がアメリカの周辺機器メーカーMad Catzとスポンサー契約を結び、プロゲーマーとしての活動を開始した[5]ときど(谷口一)も、格闘ゲームを中心に「東大卒プロゲーマー」と称して活動している。
また、シューティングゲームにおいては、ハイスコアラー中野龍三が2006年ごろからプロゲーマーを名乗り活動を開始し、専門チャンネルMONDO21の番組『シューティングゲーム攻略軍団参上!』に出演するなどしている。
音楽ゲームにおいては2017年2月12日開催のThe 6th KONAMI Arcade Championshipにてハイスコアラーの「DOLCE.」がコナミとプロゲーマー契約をしたことが発表された。コナミにおいてプロゲーマー契約は初である。[6]

PCゲーム系編集

日本国内のPCゲームでは競技性の低いアドベンチャーゲームが主流であり、そのほとんどがアダルトゲームである。日本国内でプロゲーミング的要素を含んだPCゲームというと、アーケードからの移植作(『ストリートファイターIV』など)を除いた場合、海外から並行輸入もしくはローカライズされた海外制作のソフトに限られている。

2007年頃より取り上げられるようになってきているPCゲーミング系でも、有志やゲーミングデバイスメーカーがスポンサーとなり、少額の現金やデバイスを大会の優勝賞品として賭けられる大会も出てきてはいるが、それらを勝ち上がったトッププレイヤーですら、国際大会になると海外勢の前に予選敗退という事例が相次いでいる。

プロゲーマー
2005年1月10日に「PSYMIN(才民)」が『カウンターストライク』チームの「4dimensioN(4dN)」をスポンサードすることを発表し、日本初のプロゲーマーが誕生した。同時期2005年4月18日に「AggressiveGene(AXG-GAMING)」というチームも大阪Internet Cafe NEXTAGEを拠点とし、8月1日にSoftTrading社からスポンサーを受け『カウンターストライク』チームでは2つ目のプロゲーマーが誕生した。ただし両方のチームは解散してしまっている。
プロチームでは無いが、個人的にプロゲーマーとして活動している人としては、『Halo』で好成績を収め活動を開始した「Teppei "SIGUMA" Terabe」(blogの更新もなく消息不明であった。2015年5月元プロゲーマーとしてニコニコ動画にプレイ動画をアップロードしていることからプロゲーマーとしては活動していない様子)、古くは『Team Fortress Classic』『Team Fortress2』の強豪クラン「Last Dinosaur」で活躍し、その後舞台を『Quake4』に移し、世界大会に自費で出場した「Naonobu "uNleashed^" Tahara」(プレーヤーとしての活動は停止)、元々4dNメンバーであり、『カウンターストライク1.6』で世界を体験後、ゲームを『Warcraft3』に移しても世界大会の切符をつかんだ「oshikazu "ENZA" Senzaki」(2009年2月16日に引退発表)も上げられる。

ビデオゲーム以外のゲーム編集

将棋囲碁麻雀などではビデオゲーム以前からプロ制度があり賞金が出ている。

TCG(トレーディングカードゲーム)にもプロ制度がある。TCGにおいては、『マジック:ザ・ギャザリング』や『ディメンション・ゼロ』(2009年を最後に終了)などに賞金制大会やプロ制度があり、トッププレイヤーにはブースターパックや遠征費が主催者から提供される。TCGのプロ制度は、ゴルフ同様に生活基盤が保証されず、上位入賞による賞金やスポンサーがなければ無収入である。2013年頃からはTCGショップが設立したプロチームが登場し、2015年ではTCGに関係なかった会社『Cygames』がプロチームを設立している。

プロゲーマーの収益モデル編集

ゲームをプレイすることによって金銭を得る方法は多種多様に存在するが、これらは通常プロゲーマーと呼ばれることはほとんどない。

欧米ではゲーム実況と称する「Twitch」などといったゲーム用ライブ配信サイトで広告収入を得て生活している例もある[7]

参考文献編集

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集