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ザ・ホリーズ: The Hollies)は、イギリスロックバンド

ザ・ホリーズ
The Hollies
The Hollies (1965).png
1965年
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド マンチェスター
ジャンル ロック
フォークロック
サイケデリック・ロック
活動期間 1962年 - 現在
レーベル イギリスの旗パーロフォン
アメリカ合衆国の旗エピック
共同作業者 CSN&Y
公式サイト HOLLIES Official Website
メンバー メンバーを参照
旧メンバー メンバーを参照
バディ・ホリー

目次

バンド名の由来編集

ホリーズというバンド名は、メンバーが好きだったバディ・ホリー(Buddy Holly)に由来するという説と、命名時期がクリスマスシーズンでヒイラギ(holly)に由来するという説、またその2つを掛け合わせたという説がある。

来歴編集

ホリーズ誕生からデビューへ編集

ホリーズの始まりは、アラン・クラークとグラハム・ナッシュの2人が5歳の時にマンチェスター市内の小学校の同級生として出会ったことが契機となっている。2人は親友となり、ギターを弾きながら歌うコーラス・デュオを結成。エヴァリー・ブラザーズの影響をうけた「リッキー・アンド・デイン(ヤング)」というこのデュオは活動の場を広げ、エリック・ヘイドックがベーシストとして在籍していたバンドとの共演を経て、2人はヘイドックと意気投合し新バンドの結成を思い立つ。そしてドラムのドン・ラスボーン、リードギターのヴィック・ファレルを加え、1962年に「ドミネイターズ・オブ・リズム」というバンドが結成された。

同年12月、マンチェスターの名門ライブハウス、オアシス・クラブに出演した際、楽屋で『バンド名の紹介はどうする?』とクラブの人間に問われたメンバーは、『そうだなぁ。今夜はホリーズと紹介しておいてくれ』と答える。ホリーズ誕生の瞬間である。当時の英国北部は、加熱するビートルズ人気を受けてデビューを目指すバンドが多かった。ファレルは安定した生活を捨ててプロになる事に難色を示し、バンドを脱退してしまう。ギタリスト不在となったホリーズの急場を凌ごうとチーサムが目を付けたのは、マンチェスター近郊で活躍していたアマチュアバンド「ザ・ドルフィンズ」のギタリストで16歳のトニー・ヒックスだった。

1963年1月、ホリーズの演奏を観に訪れたロン・リチャーズは彼らの才能と可能性を確信し、すぐさまEMIのオーディションに呼び彼らは合格した。ホリーズは、EMIパーロフォンからのデビューが決定する。1963年4月に、ホリーズのプロとして初のレコーディングが、アビイ・ロードにあるEMIスタジオで行われる。ホリーズはその後、数多くの曲をこのアビー・ロード・スタジオで録音することとなる。そして翌5月にシングル「(Ain't That) Just Like Me」でレコード・デビュー[1]。全英25位という幸先の良いスタートを切った。だが、ラスボーンの技量に満足していなかったリチャーズはドラマーの交代を勧め、ラスボーンはロード・マネージャーに転向。新しいドラマーには、ヒックスの「ザ・ドルフィンズ」時代の僚友ボビー・エリオットが抜擢される。

ドラマーがエリオットに交代し、ホリーズは一気に加速を始める。11月に発表した3枚目のシングル「ステイ」が初の全英トップ・テン入りを果たし、翌64年1月に発売したファースト・アルバム『ステイ・ウィズ・ザ・ホリーズ』は、全英2位の大ヒットを記録する。この人気により、デビュー1年未満の新人バンドでありながら、3月にはNMEポールウィナーズ・コンサート出演の栄誉を勝ち取ることとなった。66年のシングル「バスストップ」[2]はホリーズにとって記念すべき一曲となった。「バスストップ」は全英5位、全米でも5位にまで昇る大ヒット曲となり、ホリーズの世界的な知名度を上昇させた[3]。「バスストップ」は21世紀に入ってからもラジオでオンエアされるなど、エバーグリーンの一曲となっている。

1967年6月、サイケデリック色の強いアルバム『エボリューション』を発表。シングルでは「キャリー・アン」、「キング・マイダス」(作詞作曲はグラハム・ナッシュ)などを発表。同年11月にはコンセプト・アルバム『バタフライ』を発表した。この件と、次のアルバムでボブ・ディランを取り上げることについて、時期尚早と難色を示したグラハム・ナッシュは1968年末に脱退。ナッシュは、ザ・バーズを脱退したデヴィッド・クロスビーバッファロー・スプリングフィールドスティーブン・スティルスと共にクロスビー、スティルス&ナッシュを結成した。後にニール・ヤングも加わり、CSN&Yとなった。なおナッシュ離脱前の1968年4月に、大手町のサンケイホール渋谷公会堂で来日公演を果たしている。

一方のホリーズは1969年2月スインギン・ブルージーンズテリー・シルヴェスターを加えシングル「ごめんねスザンヌ」を発表。また同年5月、アルバム『ホリーズ・シング・ディラン』を発表した。72年には「ロング・クール・ウーマン」(喪服の女)が全米でもヒットした[4]。さらにソフトロックの「安らぎの世界へ」[5](1974年)もヒットしている。

その後は、80年代にカムバック・ヒットを放ったのが目立つ程度だが、グループは音楽活動を継続し、ファンを喜ばせた。1996年、『Buddy Holly Tribute~Not Fade Away』に収録の『Peggy Sue Got Married』はバディ・ホリーのオリジナル音源にホリーズがコーラスと演奏を加えたものである。 このレコーディングの為にナッシュが一時的に復帰。

2010年ロックの殿堂入りを果たす。

メンバー編集

ディスコグラフィ編集

シングル編集

基本的にUKでのリリースに基づく。

  1. (Ain't That) Just Like Me / Hey What's Wrong With Me (1963)
  2. Searchin' / Whole World Over
  3. Stay / Now's The Time
  4. Just One Look / Keep Off That Friend of Mine (1964)
  5. Here I Go Again / Baby That's All
  6. We're Through / Come on Back
  7. Yes I Will / Nobody (1965)
  8. I'm Alive / You Know He Did
  9. Look Through Any Window / So Lonely
  10. If I Needed Someone / I've Got a Way of My Own
  11. I Can't Let Go / Running Through the Night (1966)
  12. Bus Stop / Don't Run And Hide
  13. After The Fox / The Fox-Trot (Side B not by the Hollies)
  14. Stop! Stop! Stop! / It's You
  15. On a Carousel / All the World Is Love (1967)
  16. Carrie Anne / Signs That Will Never Change
  17. King Midas in Reverse / Everything Is Sunshine
  18. Jennifer Eccles / Open Up Your Eyes (1968)
  19. Listen to Me / Do the Best You Can
  20. Sorry Suzanne / Not That Way at All (1969)
  21. He Ain't Heavy, He's My Brother / 'Cos You Like to Love Me
  22. I Can't Tell the Bottom From the Top / Mad Professor Blyth (1970)
  23. Gasoline Alley Bred / Dandelion Wine
  24. Hey Willy / Row the Boat Together (1971)
  25. Long Cool Woman in a Black Dress / Cable Car (1972)
  26. The Baby / Oh Granny
  27. Magic Woman Touch / Indian Girl
  28. The Day That Curly Billy Shot Down Crazy Sam Mcgee / Born a Man (1973)
  29. The Air That I Breathe / No More Riders (1974)
  30. Son of a Rotten Gambler / Layin' to the Music
  31. I'm Down / Hello Lady Goodbye
  32. Sandy (4th Of July, Asbury Park) / Second Hand Hang-Ups (1975)
  33. Boulder to Birmingham / Crocodile Woman (1976)
  34. Star / Love Is the Thing
  35. Daddy Don't Mind / C'mon
  36. Wiggle That Wotsit / Corrine
  37. Hello to Romance / 48 Hour Parole (1977)
  38. Amnesty / Crossfire
  39. Something to Live For / Song of the Sun (1979)
  40. Soldier's Song / Draggin' My Heels (1980)
  41. Heartbeat / Take Your Time
  42. Holliedaze / Holliepops (1981)
  43. Take My Love and Run / Driver
  44. Stop! In the Name of Love / Musical Pictures (1983)
  45. Too Many Hearts Get Broken / You're All Woman (1985)
  46. This Is It / You Gave Me Strength (1987)
  47. Reunion of the Heart / Too Many Hearts Get Broken
  48. He Ain't Heavy, He's My Brother / Carrie (1988, Reissue)
  49. Find Me a Family / No Rules (1989)
  50. Purple Rain / Naomi / Two Shadows (1990, On sale at concert venues only)
  51. The Woman I Love / Purple Rain (Live) (1993)
  52. Hope / Shine on Me (2005)
  53. So Damn Beautiful / Too Much Too Soon (2006)

アルバム編集

基本的にUKでのリリースに基づく。

  1. Stay with The Hollies (1964)
  2. In the Hollies Style (1964)
  3. Hollies (1965)
  4. Would You Believe? (1966)
  5. For Certain Because... (1966)
  6. Evolution (1967)
  7. Butterfly (1967)
  8. Hollies' Greatest (1968) (Compilation)
  9. Hollies Sing Dylan (1969)
  10. Hollies Sing Hollies (1969)
  11. Confessions of the Mind (1970)
  12. Distant Light (1971)
  13. Romany (1972)
  14. Out on the Road (1973, Released only in Germany)
  15. Hollies (1974)
  16. Another Night (1975)
  17. Write on (1976)
  18. Russian Roulette (1976)
  19. Hollies Live Hits (1977)
  20. 20 Golden Greats (1978, Compilation)
  21. A Crazy Steal (1978)
  22. 5317704 (1979)
  23. Buddy Holly (1980)
  24. What Goes Around (1983)
  25. The Long Road Home 1963-2003 (6CD Box) (2003)
  26. Staying Power (CD) (2006)

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ http://www.hollies.co.uk/
  2. ^ 作曲はグレアム・グールドマンである
  3. ^ http://www.hollies.co.uk/
  4. ^ http://www.hollies.co.uk/
  5. ^ アルバート・ハモンドの作曲作品

外部リンク編集