ムラマサ☆は、男女8人編成のスカバンドである。limited records所属。ポップでキュートな歌声や幅広い音楽性を持つ。2001年結成。2009年解散。2015年4月1日ボーカルのユミ・ベースのトシヒロ・テナーサックスのマサシは新たなスカバンド、エイリアンズを結成。

ムラマサ☆
出身地 日本の旗 日本
ジャンル スカ
J-POP
活動期間 2001年 - 2009年
レーベル limited records
avex entertainment
メンバー ユミ(ボーカル)
マサシ(テナーサックス
キムケイ(アルトサックス
ヤヨイ(トロンボーン
くりちゃん(トロンボーン
リョウタ(ギター
トシヒロ(ベース
はなやん(ドラム

メンバー 編集

概要 編集

ムラマサ☆というバンド名の「ムラマサ」の由来は、リーダーであるマサシの本名タムラマサシから、「☆」はユミが加入したときに姓名判断で「ムラマサ」だけだと画数が悪く、一画追加するために「キラキラしたイメージがあるから」ということで付けられた。

大阪出身のインディーズバンドではあったが、HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP[1]サマーソニック[2]HUNGOUT[3]めざましテレビ[4]MUSIC JAPAN[5]などの全国のTV・イベントにも出演していた。

他のバンドとも非常に親交があり、ガガガSP175RB-DASHニューロティカなどなど多くのバンドに愛されていた。 2000年頃からスカバンドが増える中、一番人気のバンドと言っていいほどCDセールス・ライブチケットが入手困難になる。

マンガやアニメが好きなメンバーが多く、みんなでドラゴンボールなどのDVDを見ている。特に人気があるのは新世紀エヴァンゲリオンで、バンド内にエヴァ部がある程である。[6]

2009年、自身初のベストアルバムが発売される3日前の2月1日、オフィシャルHPにて、「みなさんにムラマサ☆から『大事な』お知らせ」と題して、解散発表をした。解散の理由は、年月を経てそれぞれの夢へのベクトルが変わってしまった為と記載されている。しかし、解散後もメンバーは「仲間」であることには変わらないとも記載されていた。 解散後メンバーはそれぞれの道を歩み、トシヒロ・はなやん・りょうたは新ボーカルを加え、ミライライトとして活動する一方、ボーカルであったユミもTes.やソロなどの音楽活動を行っている。2015年4月、ユミ・マサシ・トシヒロを母体とし新バンド、エイリアンズを結成

解散ラストライブは彼らの地元大阪なんばHatchで2009年4月24日に行われた。

ライブ オープニングSEは必ずAQUAの「愛しのバービー・ガール」(BARBIE GIRL)が鳴りメンバーが登場し、ボーカルYUMIが最後に登場し、全員後ろ向きで整列し、音と同時に照明が焚かれてメンバーが照らされる。

激しい曲にあっては、モッシュあり、スカダンスあり、クラウドサーフが発生する。また、午前五時の汽車に乗りや、夢風鈴では、モッシュダイブが多すぎて注意が必要である。 ベースのトシヒロも演奏中、客席にダイブすることもあった。

小さな星では、フロントメンバーが手話をしながら歌うのが印象的である。

ファンのことを『ムラマサっ子』と称し多くのファンに応援されていた。

ムラマサ☆号 編集

ムラマサ☆号は、メンバーと楽器等の機材を乗せてツアーを回っていた車の名称。ツアー中は、漫画喫茶や激安ホテルなどに滞在していたが、車内泊することもしばしばだった[要出典]車内は土足厳禁で靴を忘れることもあった。助手席ジャンケン(通称JJ(「ジュースジャンケン」も同じことを示す))を行うこともある[要出典]

  • えっちゃん号・・・平成6年式トヨタ・ハイエース。SUMMER OF LOVEツアーからツアーをまわった。中古車であり走行距離は20万キロ。2006年8月3日に引退。[7]
  • 二代目えっちゃん号・・・型式CBA-TRH224W、ハイエースグランドキャビン。ノーブルパールトーニングII、パワースライドドア仕様。ツアー中高速道路を走行中ボルト数本が欠落し、JAFにロードサービスを受けた。[8]

ディスコグラフィー 編集

シングル 編集

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2005年2月9日 SUMMER OF LOVE LTDC-078 オリコン最高25位、登場回数17回
2nd 2006年3月8日 HECTIC!!!!!!!! LTDC-091 オリコン最高23位、登場回数9回
3rd 2007年2月14日 SELFISH GIRL!! LTDL-008/LTDC-098 オリコン最高19位、登場回数6回
4th 2007年5月8日 CAN'T SLEEP BUT... LTDC-099 オリコン最高26位、登場回数5回
5th 2007年12月19日 スターダスト LTDC-103 オリコン最高24位、登場回数6回
6th 2008年5月28日 SWINGING AVCA-26509 オリコン最高21位、登場回数6回

ミニアルバム 編集

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2005年8月3日 サクラ舞い散る夜は LTDC-081 オリコン最高29位、登場回数9回

フルアルバム 編集

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2006年5月10日 twinkle LTDC-092 オリコン最高9位、登場回数10回
2nd 2007年8月29日 Lifull LTDL-009/LTDC-100 オリコン最高13位、登場回数7回
3rd 2008年9月3日 WORLD LTDC-105 オリコン最高19位、登場回数5回
BEST 2009年2月4日 ムラマサ☆ BEST 初回盤LTDL-005
通常版LTDC-104
オリコン最高18位、登場回数5回
4th 2009年8月5日 STAR KNCA-11001 オリコン最高65位

DVD 編集

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2008年2月13日 9STARS -Lifull TOUR 2007- LTDB-003 オリコン最高29位、登場回数4回
2nd 2009年8月5日 9STARSII -LAST EIGHT TOUR- CAED-001 オリコン最高37位

参加作品 編集

発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2003年8月6日 空蝉サンプラー USI-002 空蝉音楽事務所
2004年7月28日 新 百鬼夜行 USI-008 百鬼夜行Recordings
2004年8月4日 ドナ丼2 DONA-34:初回限定生産どんぶり盤
DONA-35:通常盤
DONA DONA RECORDINGS
2004年10月6日 STYLE OF Limited #04 LTDC-071 LIMITED RECORDS
オリコン最高65位、登場回数7回
2005年1月20日 D★SELDOME 其の10 SELD-010 新星堂限定販売
2005年11月9日 STYLE OF Limited VITALIZE~BEST SELLECTION~ LTDC-088 LIMITED RECORDS
オリコン最高206位
2006年2月22日 STREET ROCK FILE THE BEST 3 TKCA-72953 徳間ジャパンコミュニケーションズ
2006年4月26日 smart~10th&200th Anniversary!~ LDKCD-170 LD&K
2007年4月18日 PARTY!! LTDC-101 LIMITED RECORDS
2008年8月20日 Hana*tunes~summer~ HFR-001 HEARTFULL RECORDS
2009年9月16日 女子うたフル ガールズロック フルスロットル PCCA-03010 ポニーキャニオン
2010年3月15日 春ロック PCCA-03140 ポニーキャニオン
2010年7月21日 夏ROCK PCCA-03226 ポニーキャニオン

タイアップ一覧 編集

使用年 曲名 タイアップ
2007年 CAN'T SLEEP BUT... NHK-FMミュージック・スクエア』2007年4・5月度オープニングテーマ
夢風鈴 岩手めんこいテレビBreak Point!』エンディングテーマ
スターダスト NTT DoCoMoSO905i」キャンペーンソング
2008年 SWINGING UHFアニメドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜』第1期オープニングテーマ
COME AGAIN 岩手朝日テレビラクティマプラス!!』オープニングテーマ
GLITTER!! 映画『ヒトリマケ』主題歌
ゆきだるま 関西テレビこどものうた』12月度マンスリーソング

ミュージックビデオ 編集

監督 曲名
末吉ノブ(末吉のぶ) 夢で逢えたら」「銀色の月」「午前五時の汽車に乗り」「夢風鈴」「SWINGING」「GLITTER!! (Movie Ver.)
末吉宣継 HECTIC!!!!!!!!」「CAN'T SLEEP BUT...」「SELFISH GIRL!!」
鈴木立樹 サクラ舞い散る夜は
本田義信 スターダスト
不明 SUMMER OF LOVE」「アネモネ

脚注 編集

  1. ^ 2006年5月22日
  2. ^ 2006年、大阪会場のみ
  3. ^ 2006年2月13日。この際インディーズ着うたランキング1位を獲得している
  4. ^ 2007年8月29日
  5. ^ 2007年10月20日。「夢風鈴」を披露。
  6. ^ [1]など、メンバーブログにたびたびエヴァ部の記述が登場する。
  7. ^ [2]
  8. ^ [3]

関連項目 編集

外部リンク 編集