レフ・カチンスキ

ポーランド大統領

レフ・カチンスキポーランド語: Lech Aleksander Kaczyński [ˈlɛx alɛkˈsandɛr kaˈt͡ʂɨj̃skʲi] ( 音声ファイル)1949年6月18日 - 2010年4月10日)は、ポーランド政治家大統領。兄のヤロスワフと共に、一卵性双生児の政治家として知られる。2010年4月、カティンの森事件追悼70周年記念式典に出席するため搭乗していた大統領専用機の墜落事故により、同じく式典出席のため同行していた妻のマリアおよび多数の有力政府高官と共に死亡した。

レフ・カチンスキ
Lech Kaczyński


任期 2005年12月23日2010年4月10日

出生 (1949-06-18) 1949年6月18日
ポーランドの旗 ポーランド共和国ワルシャワ
死去 (2010-04-10) 2010年4月10日(60歳没)
ロシアの旗 ロシア
スモレンスク州スモレンスク
政党 法と正義
配偶者 マリア・カチンスカ
署名

略歴

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人物

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カチンスキ夫妻
 
ヴァヴェル大聖堂における埋葬式

ワルシャワ出身。父のライムンドはエンジニアで、1944年ワルシャワ蜂起の際は地下組織軍として戦った。母ヤドヴィガは言語学者。妻マリアとはグダンスク大学時代に知り合い、1女をもうけた。

ワルシャワ大学グダンスク大学の法学部を卒業し、法学博士の称号を持つ。

共産主義時代は連帯発足以前から、法律家の立場で労働者にその権利を説いた。アンジェイ・グヴィヤズダなどと共に連帯の発足に大きく関与し、共産主義崩壊とともに政治の表舞台へと出る。ワルシャワ市長就任後は高い政治手腕を見せ、ワルシャワ市民から高い人気を誇った。その後大統領に転身する。

趣味は歴史と哲学。子供時代、兄のヤロスワフと共に映画「月をぬすんだ双子」(1962年)に出演。レフはイヤツェック、ヤロスワフはプラツェックの役を演じた。

出典

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関連項目

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外部リンク

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公職
先代
アレクサンデル・クファシニェフスキ
  ポーランド共和国大統領
第三共和政第4代:2005年 - 2010年
次代
ブロニスワフ・コモロフスキ
(代行)
先代
ヴォイチェフ・コザク (pl)
  ワルシャワ市長
2002年 - 2005年
次代
ミロスワフ・コハルスキ (en)
(代行)
先代
イェジ・ブゼク
(代行)
  ポーランド共和国法務大臣
第9代:2000年 - 2001年
次代
スタニスワフ・イヴァニツキ (en)
先代
ヴァレリアン・パンコ (pl)
  ポーランド共和国
最高監督院議長

1992年 - 1995年
次代
ヤヌシュ・ヴォイチェホフスキ (en)