万博記念公園自然文化園

万博記念公園自然文化園(ばんぱくきねんこうえんしぜんぶんかえん)は大阪府吹田市万博記念公園内にある自然公園及び総合公園1970年に行われた日本万国博覧会の跡地に作られた公園である。

万博記念公園自然文化園
太陽の広場
万博記念公園自然文化園の位置(大阪府内)
万博記念公園自然文化園
分類 自然公園総合公園
所在地
座標 北緯34度48分45.9秒 東経135度31分34.2秒 / 北緯34.812750度 東経135.526167度 / 34.812750; 135.526167座標: 北緯34度48分45.9秒 東経135度31分34.2秒 / 北緯34.812750度 東経135.526167度 / 34.812750; 135.526167
面積 985,000m2
設備・遊具 太陽の塔・自然観察学習館
ソラード・現代美術の森
お祭り広場
告示 1970年
テンプレートを表示
自然文化園西側の俯瞰
自然観察学習館
ソラード展望台
「東の広場」

自然文化園内には太陽の塔などがある。

管理・運営は大阪府[1]

概要 編集

1970年に行われた日本万国博覧会パビリオン撤去後に、残った跡地の処理が問題になった。

その後、土地再開発の為「自然文化園」が作られる事となり、岡本太郎作「太陽の塔」を中心に整備が進められた。

  • 敷地面積 - 985,000m2
  • 芝生面積 - 265,000m2

主な施設 編集

各施設は、日本庭園民俗学博物館より南に位置する。

太陽の塔 編集

1970年日本万国博覧会に合わせて岡本太郎により製作された「太陽の塔」はこの自然文化園のシンボルとなっている。

自然観察学習館 編集

自然観察学習館の活動には、自然の実習活動などがある。

ソラード 編集

空中観察路。森のの高さと同じ高さ(3 - 10メートル)に作られた観察道。下から見るのと違った視点で観察ができる。森の集音器、展望台などもある。しかし近年[いつ?]は樹木の成長により、木の上(林冠)を観察できる部分は少なくなった。

現代美術の森 編集

日本万国博覧会の開催から35周年を記念して、美術作品14点が展示されている。

お祭り広場 編集

日本万国博覧会が開催されていた当時の催し物会場跡地を「お祭り広場」として土地活用し、フリーマーケットなどが行われている。

緑地 編集

  • 太陽の広場 - 太陽の塔の前面の緑地
  • 上の広場
  • 下の広場
  • 東の広場

夢の池 編集

1970年の日本万国博覧会に合わせて日系アメリカ人イサム・ノグチにより宇宙の夢をテーマとして設計された噴水塔が「夢の池」という人工池内に設置されている(彗星〈メインの噴水塔〉、コロナ〈四角〉、星雲〈水色筒〉、惑星〈ドーナツ型〉、宇宙船〈半円〉)。博覧会終了後に出水機能を停止させて、モニュメントとして残されている。1985年より夢の池サイクルボートが利用できるようになった。施設の老朽化で池の水が渇水した為、2009年6月18日付で営業を休止して池の改修工事が行われた。2011年5月28日に営業再開。

利用案内 編集

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 長らく日本万国博覧会記念機構であったが、同機構の解散により2014年4月1日から大阪府が引き継いだ。

関連項目 編集

外部リンク 編集