中板橋駅

日本の東京都板橋区弥生町にある東武鉄道の駅

中板橋駅(なかいたばしえき)は、東京都板橋区弥生町にある、東武鉄道東上本線である。駅番号はTJ 05

中板橋駅
南口(2022年6月)
なかいたばし
Naka-itabashi
TJ 04 大山 (1.0 km)
(0.7 km) ときわ台 TJ 06
地図
所在地 東京都板橋区弥生町33-1
北緯35度45分22.5秒 東経139度41分40.5秒 / 北緯35.756250度 東経139.694583度 / 35.756250; 139.694583座標: 北緯35度45分22.5秒 東経139度41分40.5秒 / 北緯35.756250度 東経139.694583度 / 35.756250; 139.694583
駅番号 TJ05
所属事業者 東武鉄道
所属路線 東上本線
キロ程 4.0 km(池袋起点)
電報略号 ナイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
25,433人/日
-2022年-
開業年月日 1933年昭和8年)7月12日
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駅構造 編集

島式ホーム2面4線を有する地上駅

当初は1927年(昭和2年)に石神井川から水を引いた板橋遊泉園プール利用客のための夏季に営業する臨時駅として設置され、1933年(昭和8年)に常設化された。[1]

早朝・夜間と日中の一部の列車を除き、多くの普通列車が当駅で優等列車の待避を行う。なお、2021年のダイヤ現在日中時間帯に当駅で通過待避を行う列車は上りの全列車と下りの池袋を快速の直前に発車する成増行きが通過待ちを行う。

改札に通じる階段は池袋寄りのみに設置されている。

南口駅舎についてはバリアフリーに配慮した改装がなされ、ユニバーサルデザインの一環としての多機能トイレが設置されているほか、ホームと結ぶエレベーターは同駅舎からのみ利用可能である。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先[2]
1・2   東上線 下り 川越方面
3・4 上り 池袋方面

内側2線(2・3番線)が主本線、外側2線(1・4番線)が副本線である。

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員25,433人である[3]

近年の年度別1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1978年(昭和53年) 34,750
1990年(平成02年) 15,679 [* 1]
1991年(平成03年) 16,060 [* 2]
1992年(平成04年) 16,455 [* 3]
1993年(平成05年) 16,416 [* 4]
1994年(平成06年) 32,674 15,951 [* 5]
1995年(平成07年) 16,016 [* 6]
1996年(平成08年) 15,893 [* 7]
1997年(平成09年) 15,855 [* 8]
1998年(平成10年) 31,405 15,723 [* 9]
1999年(平成11年) 15,585 [* 10]
2000年(平成12年) 15,225 [* 11]
2001年(平成13年) [7] 27,878 13,929 [* 12]
2002年(平成14年) 27,512 13,781 [* 13]
2003年(平成15年) 27,093 13,607 [* 14]
2004年(平成16年) 26,730 13,415 [* 15]
2005年(平成17年) 26,364 13,223 [* 16]
2006年(平成18年) 27,136 13,562 [* 17]
2007年(平成19年) 27,170 13,610 [* 18]
2008年(平成20年) 27,343 13,758 [* 19]
2009年(平成21年) 27,081 13,680 [* 20]
2010年(平成22年) 26,784 13,540 [* 21]
2011年(平成23年) 25,978 13,126 [* 22]
2012年(平成24年) 26,527 13,395 [* 23]
2013年(平成25年) 27,093 13,680 [* 24]
2014年(平成26年) 26,961 13,617 [* 25]
2015年(平成27年) 27,607 13,959 [* 26]
2016年(平成28年) 27,777 14,071 [* 27]
2017年(平成29年) 28,527 14,455 [* 28]
2018年(平成30年) 29,136 14,759 [* 29]
2019年(令和元年) 29,052 14,719 [* 30]
2020年(令和02年) 22,493
2021年(令和03年) 23,617
2022年(令和04年) 25,433

駅周辺 編集

駅舎は池袋寄りの南北に設けられ、駅前の商店街など商業地域は駅東側に広がっている。駅のすぐ北には石神井川が流れており桜並木が美しい。さらに石神井川のすぐ北には環七通り(東京都道318号環状七号線)がある。また、川越街道上板橋宿の中宿が駅のそばにある。

周辺では、板橋区三大踊りの一つである「へそ踊り」が、1996年より毎年開催されている。

バス路線 編集

駅前に路線バスは乗り入れていないが、徒歩圏内に複数のバス停がある。

中板橋駅入口バス停(都営バス国際興業バス関東バス

仲町バス停(国際興業バス)[8]

駅名の由来 編集

川越街道の「上板橋宿」にある上板橋駅と、中山道の「下板橋宿」にある下板橋駅の中間に位置することから「中板橋駅」と名付けられた[9]。周辺地名の中板橋1957年(昭和32年)に新設されたもので、歴史上「中板橋」という名の宿場は存在しない。なお旧上板橋宿の宿場町の位置自体は上板橋駅よりも中板橋駅の方が最寄である。

隣の駅 編集

当駅とときわ台駅間の距離は700mで、東上線内では玉淀駅 - 寄居駅間の600mに次いで2番目に短い。[10]

東武鉄道
  東上本線
TJライナー・川越特急・快速急行・急行・準急
通過
普通
大山駅 (TJ 04) - 中板橋駅 (TJ 05) - ときわ台駅 (TJ 06)

脚注 編集

  1. ^ 板橋区公文書館のTwitterより
  2. ^ 中板橋駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  3. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  4. ^ 板橋区の統計 - 板橋区
  5. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  6. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  7. ^ 鉄道事業の概要 2.駅一覧”. 東武鉄道. 2003年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月12日閲覧。
  8. ^ 中板橋(乗り場・行き先一覧) - こくさいばす どっとこむ(国際興業)
  9. ^ 当時は上板橋 - 下板橋間に大山駅はあったが、下板橋よりであったため、中板橋の駅名は使えなかった。また、開業当時は大山 - 下板橋間にも金井窪という駅が存在したほか、ときわ台駅は開設されていなかった。
  10. ^ 金井窪駅戦時中に駅舎が焼失し1945年廃駅になるまでは下板橋駅 - 金井窪駅間の400mが最短であるため3番目に短かった

出典 編集

東京都統計年鑑

関連項目 編集

外部リンク 編集