ロータスクラウン賞

ロータスクラウン賞
主催者	佐賀県競馬組合
競馬場	佐賀競馬場
創設	2004年8月29日
2024年の情報
距離	ダート1860m
格付け	重賞
賞金	1着賞金800万円;
出走条件	サラブレッド系3歳オープン、四国・九州所属
負担重量	定量（56kg、牝馬2kg減）
出典
	テンプレートを表示

ロータスクラウン賞とは佐賀県競馬組合が佐賀競馬場のダート1860mで施行する競馬の重賞競走である。正式名称は「スポーツ報知杯ロータスクラウン賞」。

概要編集

2003年までは九州菊花賞（1990年-2000年は佐賀菊花賞）の名称で2000mで行われていた^[2]が、ダービーグランプリへ向けての全国的な競走体系整備のために2004年に施行時期が変更され、ロータスクラウン賞に名称を変更、距離も1800mに短縮された。

2008年はダービーグランプリ休止に伴い、実施日が9月20日と約1ヶ月繰り下げられている。2010年はダービーグランプリが復活したため再び1着馬に優先出走権が付与されることになった。

2019年現在、佐賀競馬3歳三冠の最終戦に位置づけられている^[2]。

2016年、この年からスタートしたJBC協会協賛の「高知・佐賀スタリオンシリーズ」の対象競走となった（2023年まで）^[3]。対象となる種牡馬は、2019年インカンテーション、2020年レーヴミストラル、2021年フェノーメノ^[4]、2022年リーチザクラウン^[5]、2023年はビーチパトロール。

2017年に「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズが始まり、そのカテゴリーC競走に指定された(2022年・2023年はカテゴリーB)。本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金500万円が贈られる^[6]（2018年までは同300万円）。

2018年から2023年までは2000mで行われていたが、2024年より1860mに短縮されることになった。

2023年は「西部発刊25周年記念スポーツ報知杯ロータスクラウン賞」の名称で施行される。

条件・賞金等（2023年）編集

出走条件

サラブレッド系3歳、九州(佐賀)・四国（高知）所属^[1]。

佐賀城特別の優勝馬に優先出走権がある。

負担重量: 定量（56kg、牝馬2kg減）
賞金等: 賞金額は1着800万円、2着280万円、3着160万円、4着120万円、5着80万円^[7]。; 高知・佐賀スタリオンシリーズに指定されており、ビーチパトロールの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。

名前の由来編集

佐賀平野に咲く蓮の花がこのレースの由来になっている。なお、このレースは飛燕賞と共にレース名が一般公募された。

歴代優勝馬編集

九州菊花賞編集

回数	施行日	優勝馬	性齢	所属	タイム	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1990年 11月11日	スクオールワン	牝3	佐賀	2:13.4	古川哲也	池田及也	木稲安則
第2回	1991年 11月17日	トーエイパンザオー	牡3	佐賀	2:12.8	野元博実	徳吉光雄	松井政治
第3回	1992年 11月22日	ニシキトウカイ	牡3	佐賀	2:10.1	鮫島克也	鮫島勉	上村實
第4回	1993年 11月23日	タルマエロック	牝3	佐賀	2:09.8	北村欣也	西岡龍三	重松國建
第5回	1994年 11月20日	トミシュガー	牝3	佐賀	2:08.9	手島勝利	手島豊	光安敏美
第6回	1995年 11月19日	リンデンニシキ	牝3	佐賀	2:14.0	手島勝利	手島豊	林田サチエ
第7回	1996年11月17日	マツノカラー	牡3	佐賀	2:17.5	北村欣也	山田勇	廣松義則
第8回	1997年 11月24日	ササロッキー	牝3	佐賀	2:16.9	河津徳幸	徳吉義己	下津浦盛幸
第9回	1998年11月23日	タマノコウキ	牡3	佐賀	2:16.6	三小田幸人	的場信弘	松岡正二
第10回	1999年 11月14日	シゲノキューティー	牝3	佐賀	2:11.1	真島正徳	真島元徳	池上壽
第11回	2000年 11月12日	マツノセカイオー	牡3	佐賀	2:14.6	吉田順治	的場信弘	廣松金次
第12回	2001年 11月18日	キングカーペンター	牡3	佐賀	2:12.5	鮫島克也	鮫島勉	坂本忠教
第13回	2002年 11月3日	カシノオウサマ	牡3	佐賀	2:14.4	北村欣也	山田勇	柏木務
第14回	2003年 11月9日	オペラキッス	牡3	佐賀	2:12.8	北村欣也	山田勇	石橋佐紀子