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入船(いりふね)は、千葉県浦安市にある地名。現行行政地名は入船一丁目から入船六丁目。郵便番号は279-0012[2]

入船
新浦安駅 南口(2017年9月)
新浦安駅 南口(2017年9月)
入船の位置(千葉県内)
入船
入船
入船の位置
北緯35度38分58.33秒 東経139度54分49.2秒 / 北緯35.6495361度 東経139.913667度 / 35.6495361; 139.913667
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 浦安市
人口
2017年(平成29年)10月31日現在)[1]
 • 合計 9,693人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
279-0012[2]
市外局番 047[3]
ナンバープレート 習志野

概要 編集

第1期海面埋立事業によって作られた中町地区に位置する。つまり埋立地。地域内にJR京葉線新浦安駅があり、駅周辺は商業地域となっている。また、駅周辺の店舗はほとんどがSCに組み込まれており、パチンコ店のような遊興施設はなく、単独の路面店は戸建て住宅が集まる四丁目に集中している。

また、当地域がかつて海であったことを物語る名残りとして、三丁目に「待ち合わせのポンギ跡」という立札がある。ここは舟に乗る漁師らが仲間と待ち合わせたり、潮の流れが良くなるまで待機する場所として設けられた木杭が打たれた場所であった。

地域内にある民間タワーマンションを除く旧公団マンションは最も古いもので既に30年以上の建築日数が経っており、その他もわずか数年の差しかない。

一丁目に新浦安駅、新浦安駅前郵便局、新浦安駅ビルアトレMONA新浦安イオン新浦安店、新浦安駅前プラザマーレ、三井住友銀行浦安支店、千葉銀行新浦安支店、みずほ銀行新浦安支店、三丁目に浦安市立入船小学校浦安市立入船中学校がある。

東は明海日の出、西は美浜、南は境川を挟んで今川、北は東京湾と接している。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震で新浦安駅前は液状化現象に見舞われ、地域内はガス供給と下水道が停止した[4]。このため同年3月25日、東京電力による計画停電の対象外となった[5]

地価 編集

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日に公表された公示地価によれば、入船4-39-4の地点で27万1000円/m2となっている。[6]

沿革 編集

地名の由来 編集

かつて、当地が漁船の水路の入口にあたるところであったことから「入船」とした。

町名の変遷 編集

「入船」新設時

実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
入船 昭和46年8月2日 (地名なし)

住居表示施行時

実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
入船一丁目 昭和62年10月12日 入船
入船二丁目 入船
入船三丁目 入船
入船四丁目 入船
入船五丁目 入船
入船六丁目 入船

世帯数と人口 編集

2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
入船一丁目 415世帯 1,020人
入船二丁目 809世帯 1,952人
入船三丁目 671世帯 1,625人
入船四丁目 1,174世帯 2,094人
入船五丁目 340世帯 864人
入船六丁目 873世帯 2,138人
4,282世帯 9,693人

小・中学校の学区 編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校
入船一丁目 全域 浦安市立入船小学校 浦安市立入船中学校
入船二丁目 全域
入船三丁目 全域
入船四丁目 全域
入船五丁目 全域
入船六丁目 全域
  • かつて小学校は入船北小学校と入船南小学校の2校があったが、地域の子供人口の減少を反映して入船北小学校が廃校、入船南小学校が校名を変更し存続となった。

施設 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 住民基本台帳人口(字別)”. 浦安市 (2017年11月2日). 2017年11月15日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月15日閲覧。
  4. ^ 液状化の千葉浦安 地価暴落必至 日刊ゲンダイ
  5. ^ 計画停電浦安の半分除外「夜も片付けができる」”. 読売新聞 (2011年3月27日). 2011年3月27日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ 浦安市立小・中学校の通学区域”. 浦安市 (2014年4月23日). 2017年11月15日閲覧。