内田有理

日本の女性モデル

内田有理(うちだ ゆり、1989年10月18日-)は、日本のモデル。2015年インターナショナル・クイーン・オブ・コーヒー優勝(日本代表として、またアジア諸国代表として初)。

うちだゆり
内田有理
プロフィール
生年月日 1989年10月18日
現年齢 34歳
出身地 香川県三豊市
血液型 A
公称サイズ(2013[1]時点)
身長 / 体重 171 cm / kg
スリーサイズ 84 - 62 - 88 cm
活動
ジャンル ファッション
モデル内容 一般
備考 2015年ミス・インターナショナル・クイーン・オブ・コーヒー
他の活動 お遍路
事務所 erg-Au[2]
モデル: テンプレート - カテゴリ

経歴 編集

1989年10月18日[3]、会社員の父と体育教師の母[4]のもと香川県三豊市に生まれる[5]。三豊市立大野小学校、三豊市観音寺市組合立三豊中学校、香川県立丸亀城西高等学校卒業[6]。小4から高3までバレーボールを習う[2]。 

2010年、関西外国語大学短期大学部卒業[7]

香川県で証券会社[8]とワクチン製造会社[1]に勤務。ワクチン製造会社在職中の2013年、ミス・ワールド日本代表のファイナリスト[1]ミス・ユニバース日本代表のファイナリスト[9]

その後大阪市に移り、ホテルに勤務[4]。在職中の2015年1月、コロンビアカルダス県マニサレス市で開催された第44回インターナショナル・クイーン・オブ・コーヒー(International Queen of Coffee)で優勝。水着審査では「ベストフェイス賞」も獲得[10]

2015年3月24日、三豊市役所を訪れ、横山忠始市長に受賞を報告。「三豊市特別表彰」として表彰状と記念品が授与される[5]。3月24日、香川県知事を表敬訪問[11]

2015年9月14日、著書『ミスインターナショナルクイーンオブコーヒー2015 南米の美女の中で私がグランプリになった理由』を出版(ギャラクシーブックス ISBN 978-4865705416)。

2015年9月28日-10月2日、全日本コーヒー協会は農林水産省北別館1階にてコーヒーの啓蒙とPRを兼ねた展示会を開催する。関係者としてテープカットに参加[12]

2015年9月30日-10月2日、東京ビッグサイトでスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ2015」 が開催される。コロンビアコーヒー生産者連合会はコーヒーにちなんだ川柳を募集、審査員として参加[13]

その後 編集

2016年、お遍路に挑戦中[3]。パートタイムでモデル活動を行う[8]

インターナショナル・クイーン・オブ・コーヒー 編集

毎年1月に10日間開催される「マニサレス祭」(主催:マニサレス市)のイベントの一つ。第1回は1957年[4]

地元産コーヒーのPRが目的で、審査の内容もそれに即したユニークなものとなっている。水着やイブニングガウンの審査のほか、ラテアートやカッピング(コーヒーのテイスティング。利きコーヒー[14][15])の技術、料理バトル(各国のミスたちはコーヒーを使ったレシピを考案し、実際に作る)などがある。その他、日々の生活態度も審査の対象となる。大会期間中(1週間)は毎日、何らかの審査やボランティア活動、パレード、イベントへの出席がある。常に写真を撮られ、テレビで生中継される。「ホテルの部屋にいる時間以外は、ずっとチェックされている」(内田の証言)[16]

出典 編集

  1. ^ a b c 内田 有理”. missworld.jp. 一般社団法人ミス・ワールド・ジャパン. 2016年4月30日閲覧。
  2. ^ a b 霜越春樹 (2015年6月29日). “心に咲く赤い情熱の花”. 大阪日日新聞 (大阪市) 
  3. ^ a b 内田有理 (2016年7月7日). “第82番札所 根香寺”. 煩悩お遍路女子ブログ. 2019年5月10日閲覧。
  4. ^ a b c 伊藤遥「日本人初コーヒークイーン」『毎日新聞』、2015年3月6日。
  5. ^ a b 内田有理さんが日本人初の快挙!ミス・インターナショナル・クイーン・オブ・コーヒーのグランプリに”. 三豊市 (2015年4月3日). 2019年5月10日閲覧。
  6. ^ ミスインターナショナル・クイーン・オブ・コーヒーグランプリ 内田有理さん来局”. 786 SUPER MEDIO. 株式会社エフエム香川 (2015年4月16日). 2019年4月23日閲覧。
  7. ^ 「世界のコーヒー女王 東洋人で初の栄冠」『THE GAIDAI』第277号、関西外国語大学、2015年4月1日、3頁。 
  8. ^ a b 代表・過去の実績”. intergo.weebly.com. 株式会社 Intergo. 2019年4月21日閲覧。
  9. ^ 2013ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト”. jiji.com. 株式会社時事通信社 (2012年12月5日). 2019年5月10日閲覧。
  10. ^ 東洋人初、内田有理さん、コーヒーの美人大会世界一に”. missosology.org (2015年1月12日). 2019年4月21日閲覧。
  11. ^ 知事週間スケジュール(2015年3月23日~29日)”. pref.kagawa.lg.jp. 香川県 (2015年3月20日). 2019年5月10日閲覧。
  12. ^ コーヒーの週(農林水産省)”. ajcra.org. 全日本コーヒー商工組合連合会 (2015年10月2日). 2019年5月10日閲覧。
  13. ^ 産地・故郷に因んだ「コーヒー川柳 」入選作品発表中”. エメラルドマウンテン公式サイト. Colombian Coffee Growers Federation (2015年9月2日). 2019年4月21日閲覧。
  14. ^ 成美堂出版編集部 編『珈琲の大事典』成美堂出版、2011年9月20日、190頁。ISBN 978-4-415-31127-2 
  15. ^ 山本加奈子『コーヒー語辞典』村澤智之(監修)、誠文堂新光社、2015年5月14日、69-70頁。ISBN 978-4-416-61597-3 
  16. ^ 冨田七々海 (2016年1月2日). “知られざるミスコン物語、人生を賭けて挑む途上国の美女たち”. ganas. 特定非営利活動法人開発メディア. 2019年4月21日閲覧。

外部リンク 編集