東京国際展示場

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東京国際展示場(とうきょうこくさいてんじじょう)は、日本東京都江東区有明三丁目に所在し、株式会社東京ビッグサイトが運営するコンベンション・センター。運営会社名と同じ東京ビッグサイト (Tokyo Big Sight) の愛称で親しまれている。

東京国際展示場
東京国際展示場 会議棟
東京国際展示場の位置(東京都区部内)
東京国際展示場
情報
用途 展示施設
事業主体 株式会社東京ビッグサイト
敷地面積 265,751.63 m²
建築面積 159,815.76 m² (建蔽率60%)
延床面積 250,778.24 m² (容積率94%)
階数 会議棟:地上8階、地下1階
西展示棟:地上5階
東展示棟:地上3階、地下1階
東新展示棟:地上1階
竣工 1995年10月
開館開所 1996年4月
所在地 135-0063
東京都江東区有明3丁目-
座標 北緯35度37分48.57秒 東経139度47分37.47秒 / 北緯35.6301583度 東経139.7937417度 / 35.6301583; 139.7937417座標: 北緯35度37分48.57秒 東経139度47分37.47秒 / 北緯35.6301583度 東経139.7937417度 / 35.6301583; 139.7937417
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中央区晴海にあった東京国際見本市会場1996年平成8年)に移転し、現在の東京国際展示場となった。

建築面積は約16万m2、展示面積は約9.5万m2(仮設展示場含む)で、2018年現在、日本最大のコンベンション・センターである。しかし、日本国外のコンベンション・センターの展示面積と比較すると、世界で68番目、アジアでも16番目(いずれも2016年時点)と規模が小さく[1]、世界最大のコンベンション・センターとされるドイツハノーファー国際見本市会場(約50万m2)の5分の1以下の大きさである。このため、2020年東京オリンピックまでには総展示面積を10万m2規模に増築する計画が進められている(※後述)。

目次

施設編集

概要編集

東京国際展示場(俯瞰)
西展示棟(左)と会議棟(右)
東展示棟(奥)

会議棟、東展示棟、西展示棟からなり、会議棟は独特のデザインをしていることで有名である。また、敷地内の巨大彫刻『Saw, Sawing(切っている鋸)』(クレス・オルデンバーグ&クージェ・ファン・ブリュッヘン作)も有名である。

  • 住所:
    • 会議棟:東京都江東区有明三丁目11番1号
    • 西展示棟:同上
    • 東展示棟:東京都江東区有明三丁目10番1号
    • 東新展示棟:同上
  • 設計: 株式会社佐藤総合計画
  • 施工: 間組JV
  • 竣工: 1995年10月
  • 敷地面積: 26万5751.63 m2
  • 延床面積: 25万0775.24 m2
  • 総展示面積: 9万5420 m2 (東西合計、日本最大)
  • 総工費: 1985億円 (東新展示棟建設前、用地費除く)

各棟・施設編集

   
会議棟
東展示棟
 
西展示棟内 アトリウム
会議棟
東・西展示棟をつなぐ中心施設。高層部の逆三角形の形態でシンボル的存在となっている。2階の正面玄関・エントランスホールから外に伸びるペデストリアンデッキは、国際展示場正門駅と有明客船ターミナル、そして国際展示場駅方面への緑道に接続する。1,000人を収容する国際会議場や、大小22の会議室と、商業施設があり、東展示棟へ通じる北コンコースにはレストラン街がある。
東展示棟
90m×90mのホールが3つずつ、計6つの展示ホールがガレリアをはさんで向かい合っている。各3つのホールは間仕切りを取り払い、連結することができる。ガレリアの2階にはレストランが並んでいる。エントランスホールからはやや距離があり、連絡通路にはオートウォークが設置されている。
東新展示棟
2016年10月に稼働を開始した展示棟で、東3・6ホールと道路を挟んで接続している。地上1階建てで11,680m2の東7ホールと3,080 m2の東8ホールという大小2つのホールがあり、間にあるリンクスペースを組み合わせることで1つのホールとして使用可能となる。
西展示棟
1階と4階に2つずつ、計4つのホールがある。1階の各ホールはアトリウムを取り囲むようにL字型をしており、4階は2つのホールと屋上展示場が並ぶ。4階ホールへは1階アトリウムからのエスカレーターと2階エントランスホールからのエスカレーターが、4階屋上展示場へは外階段がある。1階には屋外展示場が隣接していたが、2015年より西拡張棟が建設されるため廃止された。
レストラン・ショップ
レストランは東展示棟ガレリア2階に5店舗、エントランスプラザから東展示棟に向かう北コンコースの1階に5店舗、西展示棟の2階から1階へ向かうエスカレーター脇に1店舗ある。会議棟内には8階に1店舗、西展示棟1階をでた会議棟真下にフードコートがあるほか、エントランスプラザとイベントプラザにカフェが各1店舗ある。
コンビニエンスストアはガレリアにファミリーマート、エントランスプラザにローソン、イベントプラザにセブン-イレブンが出店している。2003年のビッグサイト開業時はファミリーマートがイベントプラザ店、am/pmがエントランス店とガレリア店の2店という体制だったが、2010年にファミリーマートがエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併したのに伴い、am/pm2店舗がファミリーマートに転換したため、3店舗全てがファミリーマートに統一、2015年4月までこの状態が続いた。その後2015年6月5日からエントランス店がローソンに、同年7月27日からイベントプラザ店がセブン-イレブンにそれぞれ転換している。なお、ファミリーマートガレリア店は営業を継続している[2]
このほかエントランスホールには大型荷物の預かりや館内及び周辺施設のレストラン・自動販売機で使える専用プリペイドカードの販売、来場記念土産の販売を行っているサービスコーナー、コピーやレンタルPCスペース、データ出力や名刺作成などビジネスサポートを行うビジター&ビジネスセンターが配置されている。

催事編集

下記に示すような多様な催しが開催され、国内のコンベンション・センターとしては、催事件数、来場者数共に群を抜いて多い。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場として編集

2020年に開催される東京オリンピックパラリンピックでは当初、メインプレスセンター(MPC)・国際放送センター(IBC)、オリンピックのレスリングテコンドーフェンシング、パラリンピックのボッチャパワーリフティング、パラテコンドーの競技会場として当展示場を使用する予定であったため、これにあわせる形で招致計画の立候補ファイルでも、屋外展示場等がある西展示棟の南側に延べ床面積約44,000m2、3層階の新施設を増築するとしていた[5]。2014年6月17日の東京都議会で明らかにした拡張計画によると、屋外展示場がある西展示棟の南側に現行展示面積(2014年時点で約8万m2)の25%(約2万m2)程の広さの新棟を増築するとしており(工期や費用、建物の構造など詳細については今後詰める)[6]、早くて2017年度にも着工し、オリンピック前までの完成を見込んでいる。新棟はオリンピックの開催時、報道陣向けのプレスセンターとして活用し、大会終了後は展示場などに転用する計画としている[6][7]。また、2019年7月からオリンピック関連の一部占有が始まり、2020年7月 - 9月のオリンピック・パラリンピック開催中は全館が使用される見通しである。

しかし、IOCからの指摘があり、2015年6月のIOC理事会でオリンピックのレスリング・テコンドー・フェンシング、パラリンピックのボッチャ、パワーリフティング、パラテコンドーの競技会場を千葉市幕張メッセとすることが承認された。

一方で、大規模修繕や新展示棟建設工事、オリンピック開催等に伴い、展示棟の大部分が使用できなくなることから、その影響を最小限にするため、東展示場臨時駐車場の敷地に、延べ床面積約20,000m2、展示面積約16,000m2程度の仮設展示場の建設を行っている[8][9]。東京ビッグサイトが主体となって計画し、事業費は約100億円を見込み、デザインビルド方式で設計・施工業者を一括選定・発注し、2015年度に着工、2016年10月に完成し、運用を開始した。今後10年間程度の運用を予定している。

また、オリンピック期間前後には使用が出来なくなる事から、東京都はりんかい線東京テレポート駅近くの臨時駐車場として使用している都有地に展示面積約24,000m2の仮設展示場を建設する方針で、2019年4月から2020年11月までの運用を予定している[10][11][12]

交通機関編集

ビッグサイトカード編集

株式会社東京ビッグサイトの子会社の株式会社ビッグサイトサービスによりプリペイドカード「ビッグサイトカード」が発行されており、催事主催者によるノベルティなどとして利用されている。館内の飲食店・コンビニエンスストア・自動販売機の他、有明パークビル東京ベイ有明ワシントンホテルの一部店舗で利用可能。1000円券と3000円券の2種類あり、有効期間は6か月。

イメージキャラクター編集

2011年にパリで開かれたJAPAN EXPOにおいて、宣伝広報特命担当として東京ビッグサイトのイメージキャラクターが発表されている。2012年6月に名前の公募が行われ[13]、同年9月に1,130案の中から決定した[14]

七瀬葵がデザインした姉の「さいと みらい」と、いずみべるがデザインした妹の「さいと ゆめ」の2人で、いずれのキャラクターも会議棟の建物を模した髪飾りを身につけている。ビッグサイト内の売店ではこのキャラクターのオリジナルグッズを販売している。

エリア放送編集

東京ビッグサイトはエリア放送地上一般放送局の免許を取得し [15]、 フルセグおよびワンセグ放送を実施している。

構内に地上一般放送局3局が設置されている[16]

免許人 局名 呼出符号 物理チャンネル 周波数 空中線電力 ERP 業務区域
株式会社
東京ビッグサイト
東京ビッグサイトコンコースエリア放送 JOXZ3BG-AREA 35ch 605.142857MHz 10mW 9.3mW 有明3丁目
東京ビッグサイト構内
東京ビッグサイトガレリアエリア放送 JOXZ3BH-AREA 10mW 3.7mW
東京ビッグサイトイーストプロムナードエリア放送 JOXZ3BI-AREA 10mW 9.6mW

ギャラリー編集

近隣施設編集

脚注編集

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  1. ^ 展示会場面積 世界ランキング (PDF) (日本展示会協会 2016年のデータ)
  2. ^ 林健太 (2015年6月4日). “東京ビッグサイトのファミマ閉店! ローソンとセブン-イレブン開店でコンビニ三国志へ”. ねとらぼ. ITmedia. http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/04/news087.html 2016年12月18日閲覧。 
  3. ^ 東京ビッグサイトの利用実績 平成19年度 展示会等の開催状況 (PDF)”. 東京ビッグサイト (2008年4月30日). 2016年12月18日閲覧。
  4. ^ 東京ビッグサイト、開業以来のご来場者が1億人を突破! (PDF)”. 東京ビッグサイト (2007年7月20日). 2016年12月18日閲覧。
  5. ^ テーマ14 メディア (PDF)”. 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会. 2016年12月18日閲覧。
  6. ^ a b “東京ビッグサイト、展示面積25%増 五輪までに”. 日本経済新聞. (2014年6月18日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO72886880X10C14A6L72000/ 2015年2月23日閲覧。 
  7. ^ 平成26年第2回定例会 本会議録 第8号〔速報版〕”. 東京都議会 (2014年6月17日). 2016年12月18日閲覧。
  8. ^ “東京ビッグサイト、五輪にらみ仮設展示場 2万平方メートル100億円”. 日本経済新聞. (2014年10月29日). http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79003120Y4A021C1L83000/ 2016年12月18日閲覧。 
  9. ^ “佐藤総合と随契/東京都財務局の東京国際展示場基本設計”. 建設通信新聞. (2014年12月8日). オリジナル2014年12月11日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20141211091846/http://www.kensetsunews.com/?p=40422 2016年12月18日閲覧。 
  10. ^ 東京ビッグサイト、コミケなど救済策 19年に仮設施設,朝日新聞デジタル,2016年2月24日
  11. ^ ビッグサイトの代替仮設展示場 設置期間1年8カ月に延長,産経ニュース,2016年11月11日
  12. ^ 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に伴う東京ビッグサイトの利用制約への対応について,東京都産業労働局,2016年11月10日
  13. ^ “東京ビッグサイトのイメージキャラクターの名付け親になれるぞー!”. ITmedia. (2012年6月27日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1206/27/news029.html 2016年12月18日閲覧。 
  14. ^ 東京ビッグサイトイメージキャラクターの名前☆決定!!姉「さいと みらい」& 妹「さいと ゆめ」 (PDF)”. 東京ビッグサイト (2012年9月12日). 2016年12月18日閲覧。
  15. ^ 免許取得状況 エリア放送開発委員会(Internet Archiveのアーカイブ:2014年2月2日収集)
  16. ^ エリア放送を行う地上一般放送局の免許状況(詳細)関東総合通信局

関連項目編集

外部リンク編集