処女航海 (曲)

ハービー・ハンコックの楽曲

処女航海」(しょじょこうかい、原題:Maiden Voyage)は、アメリカ合衆国ジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコック1965年に発表した楽曲。ハンコックの代表作として知られ、uDscoverMusicのスタッフが2017年に選出した「ジャズ100年の歴史を彩る100曲」の一つとして挙げられている[2]

処女航海
ハービー・ハンコック楽曲
収録アルバム処女航海
リリース1965年
録音1965年3月17日
ニュージャージー州
ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1]
ジャンルジャズモード・ジャズ
時間7分59秒
レーベルブルーノート・レコード
作曲者ハービー・ハンコック
プロデュースアルフレッド・ライオン

背景編集

ハンコックが男性オーデコロンのコマーシャル用に作った曲が原型となっており、ハンコックの妹が曲を聴いて「voyage」という言葉を連想し、そこからタイトルが決まった[3]。ハンコックはマイルス・デイヴィスのアルバム『E.S.P.』(1965年1月録音)のセッションに参加した際、収録曲「81」でsus4コードを多用し、その経験から、この曲のバッキングのコードを全編ともsus4にした[4]

1965年3月11日に行われた1回目の録音のテープは残っておらず、同年3月17日、アルバム『処女航海』の他の曲と共に録音された[4]

その後の録音編集

1976年6月29日のニューヨーク公演におけるライヴ録音は、アルバム『ニューポートの追想』に収録された[5]。1978年には、チック・コリアとのピアノ・デュオによるツアーで本作がセットリスト入りしており、当時のライヴ音源はコロムビア・レコードのライヴ・アルバム『イン・コンサート』(1978年11月発売)[6]ポリドール・レコードのライヴ・アルバム『イン・コンサート (デュオ・ライヴ)』(1979年2月発売)[7]に収録された。また、ハンコックが1988年に発表したアルバム『パーフェクト・マシーン』には、新曲「Pバップ」とのメドレーによるリメイクが収録された[8]

カヴァー編集

脚注編集

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  1. ^ Herbie Hancock Discography”. Jazz Discography Project. 2022年2月13日閲覧。
  2. ^ ジャズ100年の歴史を彩る100曲”. uDiscoverMusic (2017年4月9日). 2022年2月13日閲覧。
  3. ^ 小川隆夫 『ブルーノートの真実』東京キララ社、2004年8月3日、505-506頁。ISBN 4-380-04206-5 
  4. ^ a b Maiden Voyage”. herbiehancock.com. 2022年2月13日閲覧。
  5. ^ V.S.O.P.”. herbiehancock.com. 2022年2月13日閲覧。
  6. ^ AN EVENING WITH…”. herbiehancock.com. 2022年2月13日閲覧。
  7. ^ COREA/HANCOCK”. herbiehancock.com. 2022年2月13日閲覧。
  8. ^ Perfect Machine”. herbiehancock.com. 2022年2月13日閲覧。
  9. ^ Huey, Steve. “Happenings - Bobby Hutcherson”. AllMusic. 2022年2月13日閲覧。
  10. ^ Maiden Voyage - Ramsey Lewis | AllMusic
  11. ^ Eder, Bruce. “Befour - Brian Auger & Trinity”. AllMusic. 2022年2月13日閲覧。
  12. ^ Huey, Steve. “Alive! - Grant Green”. AllMusic. 2022年2月13日閲覧。
  13. ^ Maiden Voyage - Art Farmer | AllMusic
  14. ^ GRP All-Star Big Band - GRP All-Star Big Band | AllMusic
  15. ^ 国府弘子「ピアノ・タペストリー」”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年2月13日閲覧。
  16. ^ Through the Looking Glass - TOTO | AllMusic
  17. ^ Mood - Robert Glasper, Robert Glasper Trio | AllMusic
  18. ^ 処女航海 - オースティン・ペラルタ”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2022年2月13日閲覧。