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加藤 多一(かとう たいち、1934年6月1日 - )は、日本の児童文学作家

人物編集

北海道紋別郡滝上町生まれ[1]小樽市在住。北海道大学教育学部卒業。在学中に北大童話会「童話研究」創刊に参加する。札幌市役所に入庁し、広報課長、市民文化室長などを歴任。札幌芸術の森オープンの実務責任者となる。1986年に市役所を退職し、稚内北星学園短期大学教授に就任。1992年に退任する。

1976年に『白いエプロン白いヤギ』が日本童話会賞A賞、『ふぶきだ走れ』が第10回北海道新聞文学賞佳作を受賞し、童話作家としてデビュー。以後、主に北海道農村部を舞台とした児童小説を多く手がける。1985年『ふぶきの家のノンコ』で第1回北の児童文学賞、1986年『草原 ぼくと子っこ牛の大地』で第26回日本児童文学者協会賞1992年「遠くへいく川」で第22回赤い鳥文学賞1995年北海道文化賞受賞[2]。代表作『馬を洗って』は「戦争児童文学傑作選」にも収められている。

1981年には川村たかし那須正幹らとともに児童文学創作集団「亜空間」結成に参加。同タイトルの雑誌「亜空間」を創刊した。

著書編集

  • 『白いエプロン白いヤギ』国松登絵 偕成社 1976
  • 『ふぶきだ走れ 北海道の童話集』田村宏画 北海道新聞社 1976
  • 『ミス牧場は四年生』田村宏絵 偕成社 1977
  • 『原野にとぶ橇』佐藤忠良絵 偕成社 1978
  • 『おはよう白い馬』岩淵慶造岩崎書店 1979
  • 『夜空をかける青い馬』津田光郎画 佼成出版社 1980
  • 『さっちゃんのあおいてぶくろ』頓田室子絵 偕成社 1981
  • 『じてんしゃ特急、牧場行き』小坂茂絵 偕成社 1981
  • 『ともだちみつけた』奈良坂智子絵 講談社 1981
  • 『びんのむこうはあおいうみ』小坂茂絵 金の星社 1981
  • 『牧場のまどがこおる日』小坂茂絵 偕成社 1982
  • 『オンドリ飛べよ』鵜川五郎え 大日本図書 1984
  • 『ふぶきの家のノンコ』二部静世絵 岩崎書店 1984
  • 『草原 ぼくと子っこ牛の大地』長新太あかね書房 1985
  • 『風生まれる 幸来村物語』小坂茂絵 新日本出版社 1988
  • 『チロをさがして』大井戸百合子画 福武書店 1988
  • 『ふぶきだ走れ』かみやしん画 岩崎書店 1988
  • 『風うたう 幸来村物語』小坂茂絵 新日本出版社 1989
  • 『けむりの水』太田大八くもん出版 1989
  • 『北へ行く川』北海道新聞社 1990
  • 『おおい!ぼくのズボン』夏目尚吾え 新日本出版社 1991
  • 『遠くへいく川』中村悦子画 くもん出版 1991
  • 『きこえるきこえる ぽう神物語』内沢旬子文渓堂 1994
  • 『馬を洗って…』池田良二版画 童心社 1995
  • 『はるふぶき』小林豊絵 童心社 1999
  • 『牧場・風がゆくところ フォト北海道』北海道新聞社 2000
  • 『やぎさんへてがみ』長野ヒデ子絵 教育画劇 2000
  • 『北の川をめぐる九つの物語』北海道新聞社 2001
  • 『わらってごらんゆきだるま』宮本忠夫絵 新日本出版社 2002
  • 『水の川・加藤多一の世界』北海道新聞社 2004
  • 『ホシコ 星をもつ馬』早川重章絵 童心社 2006
  • 『子っこヤギのむこうに』くもん出版 2007
  • 『空に棲む』日本児童文学者協会北海道支部 2010 北海道児童文学シリーズ
  • 『まがり道』重岡静世絵 日本児童文学者協会北海道支部 2011 北海道児童文学シリーズ
  • 『赤い首輪のパロ フクシマにのこして』汐文社 2014
  • 『オオカミの声が聞こえる』地湧社 2014

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  1. ^ ウェブマガジン カムイミンタラ
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年