北千歳駐屯地
北海道にある陸上自衛隊の駐屯地
北千歳駐屯地(きたちとせちゅうとんち、JGSDF Camp Kita-Chitose)は、北海道千歳市北信濃724番地に所在し、第1特科団等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
北千歳駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 北海道千歳市北信濃724番地 |
座標 | 北緯42度49分36秒 東経141度37分35秒 / 北緯42.82667度 東経141.62639度座標: 北緯42度49分36秒 東経141度37分35秒 / 北緯42.82667度 東経141.62639度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第1特科団長 |
主要部隊 |
第71戦車連隊 第1特科団 |
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開設年 | 1952年 |
概要
編集駐屯地司令は、第1特科団長が兼ねる。最寄の演習場は、北海道大演習場(恵庭・千歳地区)。
1952年(昭和27年)12月に保安隊の千歳駐屯地として開設。1954年(昭和29年)7月に陸上自衛隊発足により陸上自衛隊千歳駐屯地となる。1954年(昭和29年)8月に東千歳駐屯地が開設されたため北千歳駐屯地に改称された。
地元千歳市民からの呼び名は「北部隊」。
沿革
編集保安隊千歳駐屯地
陸上自衛隊千歳駐屯地
陸上自衛隊北千歳駐屯地
- 1969年(昭和44年)3月25日:第125特科大隊(67式30型ロケット弾発射機装備)を新編。
- 1981年(昭和56年)3月25日:第71戦車連隊が新編。
- 1992年(平成 4年)3月27日:第1地対艦ミサイル連隊を第125特科大隊を廃止・改編し新編。
- 2000年(平成12年)3月28日:後方支援体制移行に伴う部隊新編。
駐屯部隊
編集北部方面隊隷下部隊
編集- 第1特科団
- 第1特科団本部
- 第1特科団本部中隊
- 第301観測中隊
- 第1特科群
- 第1地対艦ミサイル連隊
- 北千歳自動車教習所(団本部管轄)
- 第7師団
- 北部方面後方支援隊
- 第101特科直接支援大隊
- 第101特科直接支援大隊本部
- 第101特科直接支援大隊本部付隊
- 第1直接支援中隊
- 第3直接支援中隊
- 整備隊
- 第102弾薬大隊(コア部隊)
- 第102弾薬大隊本部
- 第102弾薬大隊本部付隊
- 第2弾薬中隊
- 第101特科直接支援大隊
- 北部方面会計隊
- 第323会計隊
- 北部方面システム通信群
- 第101基地システム通信大隊
- 第313基地通信中隊
- 北千歳派遣隊
- 第313基地通信中隊
- 第101基地システム通信大隊
- 北千歳駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
編集- 警務隊
- 北部方面警務隊
- 第122地区警務隊
- 北千歳連絡班
- 第122地区警務隊
- 北部方面警務隊
- 陸上自衛隊教育訓練研究本部
共同の機関
編集- 自衛隊札幌地方協力本部
- 千歳・恵庭地域援護センター
最寄の幹線交通
編集脚注
編集- ^ 千歳市と基地(平成21年度版)
- ^ “保安庁法施行令の一部を改正する政令(昭和27年12月1日政令第472号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2017年2月14日閲覧。
- ^ http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/84,6763,130,296,html
- ^ 朝雲新聞社編集局 編『波乱の半世紀 陸上自衛隊の50年』朝雲新聞社、2000年9月15日、250頁。ISBN 978-4750980157。
- ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
- ^ 自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)
- ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和29年8月9日政令第235号)
- ^ 北海道新聞2018年12月26日の記事
- ^ 陸上自衛隊 北千歳駐屯地 【公式】 [@kitachitose_STA] (2024年4月1日). "第1高射特科群第302高射中隊は、令和6年3月21日をもって東千歳駐屯地に移駐となりました。". X(旧Twitter)より2024年4月1日閲覧。
- ^ 陸自北千歳駐屯地 「第306地対艦ミサイル中隊」が新設2024年3月21日、産経新聞。2024年3月23日閲覧。
- ^ 防衛省人事発令(1佐職:令和2年3月26日)
外部リンク
編集- 陸上自衛隊 北千歳駐屯地 【公式】(@kitachitose_STA) - Twitter