原子力自動車

原子力を動力源とする自動車

原子力自動車(げんしりょくじどうしゃ)とは、動力に原子炉を利用する自動車

概要編集

1950年代末に各社から相次いで発表された。船舶航空機など様々な交通機関で原子力推進が研究されていた1950年代に検討されたものであったが、経済性や安全性など諸般の問題で実際に製作されたものはない。

1950年代頃、自動車の動力といえば内燃機関によるガソリン自動車ディーゼル自動車トロリーバスのような電力による電気自動車などがあった。当時は原子力には輝かしい未来があると信じられていた時代で原子力飛行機原子力機関車のように現在の感覚からすれば滑稽とも思えるような用途への適用が真剣に検討されていた時期であった。

そのような時代だったため、フォード車で提案されたフォード・ニュークレオン等の一連の原子力自動車の構想は当時としては特異な発想ではなかった。他にもクライスラー TV-8のような軍用車両への適用も検討されたが何れも実現には至らなかった。 やがて原子力の負の側面が顕在化すると提案されなくなった。2009年のシカゴオートショーでは、ゼネラルモーターズがトリウムパワーを搭載した「ワールド・トリウム燃料コンセプト」を発表した[1][2]

車種編集

フォード・ニュークレオン編集

1958年に発表された[3]

アーベル・シンメトリック編集

アーベル・シンメトリック(Arbel Symétric)は1958年に発表された[3]

シムカ・フルグル編集

シムカ・フルグル(Simca Fulgur)は1958年に発表された[3]

スチュードベーカー=パッカード・アストラル編集

スチュードベーカー=パッカード・アストラル(Studebaker-Packard Astral)は1957年に発表された[3]

フォード・シアトリティ XXI編集

フォード・シアトリティ XXI(Ford Seattle-ite XXI)は1962年に発表された[3]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集